
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
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このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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先日完成したmyウクレレ。

遠目で眺めながら、反省しきりです。
そこで、「もし次につくるなら」と仮定してウクレレ製作の反省点をまとめてみました。
(1) 仕上がりにこだわるならヤスリ掛けが勝負!
塗装やクリア&バフがけで艶は出るのですが、凸凹をうめるような単位ではありません。
もし仕上がりの滑らかな面を求めるなら、紙やすりの#400,#600,#1000あたりでいかにきれいにするかが分かれ目となるでしょう。
と言っても、どこまでやれば良いのか、素人にはよくわかりません。(そのときは)
一つの見方として、木目に捕われず、灯りを写り込ませて斜めからみて、光がその番手なりに滑らかに写り込むことが目安になると思います。
正面からでは木目でよくわからなくても、斜めから灯りにかざすと磨き残しがよくわかりますので、その磨きムラをしつこく磨くのが勝利への道となるでしょう。
こうすると、#1000あたりでかなりきれいな面になると思います。
(2) ブリッジをいつ付けるか?
面を磨くのも、塗装するのも、一番厄介だったのが、前面のブリッジ付近。
これが無ければ、表も裏もかなりキレイに磨けたでしょう。
できれば塗装後に貼り付けたいくらいです。少なくとも、下地の磨きが納得いくまで滑らかになってから貼り付けた方が良かったと思います。
(3) ブリッジの高さは納得いくまで削る!
説明書でも書かれていましたが、ブリッジの高さは弦高に直結するので、納得行く高さになるまで削るべきでしょう。
ブリッジの素材が始めは7mmくらいありました。弦高3mmを目指して、約3mmを削り取りましたが、仕上がってみると、弦高がネックの上から下までほぼ均一になり、これまで触れたギター系では一番弾きやすいものとなりました。この点は、今回こだわってよかった勝ち星となりました。
(4) ボンドの貼り付けは丁寧に!
ネックと本体や本体とブリッジを貼り付けるときに、説明書では「木工用ボンドをたっぷりと」のように書かれていましたが、実際塗装すると、見事に弾いて色ムラの原因となりました。
一回ついてしまうと、そんな隅っこをキレイに剥がすことはできず、本体の板厚からしてそんなに力も入れられません。
結論として、いかにはみ出さないようにキレイにボンドを盛るかにつきると思いました。
(5) 塗料は慎重に選択すべき!
今回、「環境にやさしいニス」「小さい子が舐めても安心」なる謳い文句で家庭の木工用ニスを採用しましたが、塗ってビックリ、油性ニスでした。(筆洗いも溶剤が必須と後で気づいた次第です。)
そのため、木への染み込みが浅く、塗りムラや磨き剥がれの原因となりました。
木への塗装は、スプレーの顔料塗料が無難ですが、木目を活かすなら、染料系の木を染めるニスの方が向いているように思います。表面のつや出しは最後にクリアをかければなんとでもなるでしょう。
(6) 塗装は根気よくタレを防止!
今回は塗料で意表をつかれたのもありますが、初回で残ってしまったタレは最後まで消せませんでした。色を付けることばかりを気にして塗ってしまったのが敗因かと思っています。
実際仕上げてみると、多少の色ムラよりタレの方がよっぽど強烈な明暗で残ってしまいます。
だから、多少塗料が乾き始めてタレなくなるまで、しつこく筆で伸ばした方が早道でした。最後の塗装やその後のクリアでは実践できましたが、初回&2回目で残ったタレは結局消えなかったのが痛恨の想いです。
さて、こんな反省点だらけのウクレレ製作でしたが、できあがってみれば、あばたもエクボのかわいいウクレレです。表面の艶にこだわったせいかはわかりませんが、弦がこなれてきたら結構いい音が出てきました。
3500円のキット代よりははるかに高い塗料代がかかりますが、その辺の安物ウクレレよりは価値ある一台になるのではないかと思います。
(もちろん、本格的なプロの仕上げのウクレレ方が見た目も音も良いのは明白ですが...)
これからウクレレ製作に挑戦される方は、これらの反省点を参考に、素敵なウクレレを作ってください。
優雅に本革をまとったスピーカー!!
上質な外観から再生されるのは、
上質な音像が広がる高解像音空間!
「BauXarMarty 101 Limited Edition」新登場!!
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遠目で眺めながら、反省しきりです。
そこで、「もし次につくるなら」と仮定してウクレレ製作の反省点をまとめてみました。
(1) 仕上がりにこだわるならヤスリ掛けが勝負!
塗装やクリア&バフがけで艶は出るのですが、凸凹をうめるような単位ではありません。
もし仕上がりの滑らかな面を求めるなら、紙やすりの#400,#600,#1000あたりでいかにきれいにするかが分かれ目となるでしょう。
と言っても、どこまでやれば良いのか、素人にはよくわかりません。(そのときは)
一つの見方として、木目に捕われず、灯りを写り込ませて斜めからみて、光がその番手なりに滑らかに写り込むことが目安になると思います。
正面からでは木目でよくわからなくても、斜めから灯りにかざすと磨き残しがよくわかりますので、その磨きムラをしつこく磨くのが勝利への道となるでしょう。
こうすると、#1000あたりでかなりきれいな面になると思います。
(2) ブリッジをいつ付けるか?
面を磨くのも、塗装するのも、一番厄介だったのが、前面のブリッジ付近。
これが無ければ、表も裏もかなりキレイに磨けたでしょう。
できれば塗装後に貼り付けたいくらいです。少なくとも、下地の磨きが納得いくまで滑らかになってから貼り付けた方が良かったと思います。
(3) ブリッジの高さは納得いくまで削る!
説明書でも書かれていましたが、ブリッジの高さは弦高に直結するので、納得行く高さになるまで削るべきでしょう。
ブリッジの素材が始めは7mmくらいありました。弦高3mmを目指して、約3mmを削り取りましたが、仕上がってみると、弦高がネックの上から下までほぼ均一になり、これまで触れたギター系では一番弾きやすいものとなりました。この点は、今回こだわってよかった勝ち星となりました。
(4) ボンドの貼り付けは丁寧に!
ネックと本体や本体とブリッジを貼り付けるときに、説明書では「木工用ボンドをたっぷりと」のように書かれていましたが、実際塗装すると、見事に弾いて色ムラの原因となりました。
一回ついてしまうと、そんな隅っこをキレイに剥がすことはできず、本体の板厚からしてそんなに力も入れられません。
結論として、いかにはみ出さないようにキレイにボンドを盛るかにつきると思いました。
(5) 塗料は慎重に選択すべき!
今回、「環境にやさしいニス」「小さい子が舐めても安心」なる謳い文句で家庭の木工用ニスを採用しましたが、塗ってビックリ、油性ニスでした。(筆洗いも溶剤が必須と後で気づいた次第です。)
そのため、木への染み込みが浅く、塗りムラや磨き剥がれの原因となりました。
木への塗装は、スプレーの顔料塗料が無難ですが、木目を活かすなら、染料系の木を染めるニスの方が向いているように思います。表面のつや出しは最後にクリアをかければなんとでもなるでしょう。
(6) 塗装は根気よくタレを防止!
今回は塗料で意表をつかれたのもありますが、初回で残ってしまったタレは最後まで消せませんでした。色を付けることばかりを気にして塗ってしまったのが敗因かと思っています。
実際仕上げてみると、多少の色ムラよりタレの方がよっぽど強烈な明暗で残ってしまいます。
だから、多少塗料が乾き始めてタレなくなるまで、しつこく筆で伸ばした方が早道でした。最後の塗装やその後のクリアでは実践できましたが、初回&2回目で残ったタレは結局消えなかったのが痛恨の想いです。
さて、こんな反省点だらけのウクレレ製作でしたが、できあがってみれば、あばたもエクボのかわいいウクレレです。表面の艶にこだわったせいかはわかりませんが、弦がこなれてきたら結構いい音が出てきました。
3500円のキット代よりははるかに高い塗料代がかかりますが、その辺の安物ウクレレよりは価値ある一台になるのではないかと思います。
(もちろん、本格的なプロの仕上げのウクレレ方が見た目も音も良いのは明白ですが...)
これからウクレレ製作に挑戦される方は、これらの反省点を参考に、素敵なウクレレを作ってください。

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