良 感 探 訪!
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プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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液晶テレビのエコな話
省エネイメージの強い液晶テレビ。
でも実際の電力消費量はブラウン管時代より増えています。

同じ画面サイズで買い替えれば確かに省エネになるのですが、実際メーカーも販売店もやたら大きな画面サイズに買い替えさせようとするものだから、消費電力の多い大画面を買う人が増えて、家庭の消費電力量は増えるばかりです。

また、メーカーが店頭での見栄えを重視して、必要以上に明るいバックライトを採用しているため、液晶テレビの消費電力が増える原因になっています。(詳しいしかけはこちらのページで解説しています。)

しかし、先日のCEATEC JAPAN 2008では、東芝、ソニー、日立などのブースで省エネ化をテーマにする展示がされていて、ようやく真摯なエコへの取り組みが液晶テレビの製品に反映され始めました。


まずは東芝の消費電力を24~34%削減する低消費電力テレビ。
photo200810_01.jpg

液晶パネルを構成しているフィルムの透明度を上げることにより、従来より弱いバックライトでも同じ画面の明るさを実現。32型で従来の117W→77Wに減らすことができたそうです。
実際のデモでは、明るい画像のときで80W前後(写真左)、暗い画面だと60W前後を示していました。また、写真中央の37型で100W前後、写真一番右の42型でも110W前後と、これなら消費電力やコンセント容量を気にしなくても使えるテレビになると思います。
発売は来年度になるそうですが、早く製品に反映してほしいところです。


でも、その一歩先を行くのがソニーです。
それは、ソニーの'08春モデルですでに発売されているKDL-32JE1。
photo200810_02.jpg

東芝と同様に、フィルムの透過率を改善することで、従来機KDL-32J1の134Wに対して、KDL-32JE1では、89Wを実現しています。
これは、既に買うことができる製品なので、身近にできるエコを考えている人は検討みてはいかがでしょうか。


そして、少し地味な展示でしたが、いいところを突いていたのが日立の展示です。
photo200810_03.jpg

これは、特に新製品のデモではなく、既に販売している機種に搭載されている機能説明のようでした。
写真の右画面はバックライトを最大の明るさで見続けた場合。
写真の左画面はバックライトの明るさをコントロールした場合。
そして写真上中央が消費電力の比率を示しています。

左の画面は確かに右の画面に比べると暗いですが、家庭で1台を見ている場合には問題ない映像です。
しかし、その消費電力はなんと48%(約半分)。

そう、液晶テレビは、今お使いのものでも画質設定や明るさ設定次第で、もっと消費電力を減らすことができるのです。


電気店の店頭では「ダイナミックモード」などと呼ばれている画質設定で、画面の明るさを最大にしてメリハリを強調した状態で展示されています。
店頭で他社より少しでも目立ち、素人にきれいと思わせるような設定がされています。
そして、このモードが工場出荷設定になっている製品もあります。

一方、メーカーの技術者や専門誌の評価で画質を語っているのは「標準モード」などと呼ばれる画質設定。この設定は、そのメーカーの技術者が過度に明るくなく、色や明るさ、メリハリのバランスを考えた、一番よいと思う状態です。
また、カタログの消費電力も標準モードでの値が記載されています。

さて、もし液晶テレビをお使いなら、たまには説明書を開いて、画質モードを確認してみることをおすすめします。
もしダイナミックモードなどバックライトが明るい設定になっていたら、カタログ値よりも多くの消費電力を使わされている場合があります。
すなわち、これを標準モードに設定するだけでエコを実行できることになります。

さらに、自分の我慢できるところまで、明るさをぎりぎりに落として使えば、もっとエコな使いかたができると思います。

よく店員さんに「大画面を買っても数時間~数日で慣れてしまうから大丈夫。だから1サイズ大きいものを買ったほうがいい。」と勧められると思います。
でも、もし数時間~数日で慣れてしまうのなら、大画面の感動も数日で慣れてしまうし、現状相当の画面サイズを買っても数日で慣れてしまうでしょう。まして、画面の明るさを少し落したくらい、すぐに慣れてしまうことと思います。
しかし、もし消費電力の大きい状態で慣らされてしまったら、ずっと余計な電気代を払い続けることになります。

また、メーカーでは「年間電気消費量」を強調する場合がありますが、それは地球環境ではなく個人的な家計の問題。
実際には電力のピーク消費時に破綻のないよう、電力会社が燃料を燃やして、使われる以上の電気を常に作っています。だから、本当に地球環境やエコを考えるなら、ピーク電力をいかに低くするか、消費電力量をいかに平準化するかが重要です。

だから、一般家庭においても、同じ機能なら少しでも消費電力の低い「良感な製品」を消費者が選んで行くことが温暖化時代の「エコなしぐさ」と思います。
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2008.10.05(Sun)  良感な話COMMENT(0)TRACKBACK(0)TOP
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