良 感 探 訪!
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プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。


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新型プリウスを見てきました
東京・池袋のアムラックスで新型プリウスを見てきました。


その個人的な印象をインサイトと比較してみました。

まずは、外観ですが、旧型より少し太った印象。

旧型プリウスは単純な面構成のデザインでしたが、新型プリウスはやたら凝ったラインのデザインです。ボディサイドの弱逆ぞりは、最後の「セリカ」のデザインを思い出させます。

しかし、その凝ったデザインが災いして、「なんと映り込みが汚い車なんでしょう」というのが第1印象でした。ボディサイドに通った弱逆ぞりラインとはテイストの違うブリスター調のホイールアーチデザインなので、それが重なるリアフェンダー(後輪の上)部分はきれいに景色が映り込むことはないでしょう。
デザインの完成度は断然インサイトの方が優れているというのが感想です。

まあ、わざとデザインの完成度を低くして、新型を発売したときに旧型が古くさくみえるようにしている従来からのトヨタ手法には、則っているともいえますが...。

車をデザインで選ぶ人は要チェックです。


次に室内ですが、あっさりしててさびしい~。
photo200906_02.jpg
でも、久しぶりにトヨタ車の新型としては質感が上がった印象です。
新しいシボパターンも落ち着いていて安っぽさはありません。
プラスチックパネル類も若干メタリックが入っていて、落ち着いた中級セダンの雰囲気が出ています。
この辺は、インサイトの内装よりワンランク上な感じです。

いざ電源を入れると、奥行感のあるディスプレイが点灯し、寂しさは一掃。
これまた、多彩な情報を落ち着いた雰囲気で表示してくれます。
でも、ちょっと真面目過ぎな感じ。

一目で直感的にわかるというより、説明をよく読めばきちんと情報が表示されているという感じ。
決してできは悪くないのですが、インサイトのインパネのような眠っていた意識を覚ますようなワクワク感は感じませんでした。


photo200906_03.jpg
展示車はGグレード以上ばかり。
話題の205万円であるLグレードは一台だけしか展示してありませんでした。
205万円は広告塔で、実際は売れないだろうという意識が見え見えです。


さて、さぞかし寂しい装備なのかと思いきや、オーディオレスの蓋が寂しい程度。
それ程チープな印象はありませんでした。

真っ先にコストダウンされそうなサンバイザーにも、ミラーカバー連動の照明が運席、助手席共についていて、Lグレードでも「抜かせていただきましたぁ~!」という感じはありません。

見た目の違いとしては、シートの表皮が多少安っぽくなる(Gグレードはいい印象なので相対的に)、フォグランプ、リアワイパー、トノカバー、ナビ&オーディオがないといったところでしょうか。
しかし、トノカバーとラジオくらいは欲しい所なので、実際には205万円というわけにはいかなそうです。


タイヤは185/65R15と若干細くなるので、燃費を求めてプリウスを買うなら、LグレードやSグレードの方が正しい選択と言えるかもしれません。

ちなみに、燃費を求める人の場合は、ツーリングセレクション系(215/45R17)は避けるべき。
幅広タイヤ&重い大径ホイールは、燃費思考と矛盾した選択になると思います。


さて新型プリウスとインサイトの違い。
室内でのポイントは、リア席の居住性です。
新型プリウスは、頭周りに余裕があり、旧型プリウスよりも広くなっているようです。
対して、インサイトのリア席は頭周りに余裕がありません。実質的には、主に2名乗車か、大人2名+子供など背の低い人といったところになりますので、もし大人が3人以上乗る機会が多いなら、新型プリウスの方が良いでしょう。

もう一つのポイントは、フロントドアの三角窓。
旧型プリウスでは、運転席から全く見えず、巨大な死角エリアがフロントピラーに隠れていました。
新型プリウスでは、若干努力した痕跡はありますが、ほとんど見えず、フロントガラスやサイドガラスと景色が繋がる程は見えません。
普段ステップワゴンを運転しているせいもありますが、ちょっと死角が大き過ぎて運転するのは恐い感じでした。

この辺は、インサイトの方が実用的。
インサイトにしてもオデッセイにしても、最近のホンダ車は実質的な運転し易さの改善効果が出ていると思います。


photo200906_01.jpg

さて、新型プリウスとインサイトのどちらを選ぶか?

燃費はカタログ上プリウスが勝っていますが、トータルコスト(車両価格+8年間位の燃料費など)ではインサイトの方がお得と言われています。

この2台を選ぶ分かれ目は、意外にハイブリッド性能ではなく、デザインや面白さ、若々しさ、上級感、もしくは実用的な居住性といったところになるのではないでしょうか。

車は置物やオブジェではありません。
是非実車を見に行って、操作したり、必ず試乗してから決めることをおすすめします。

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2009.06.03(Wed)  HONDACOMMENT(0)TRACKBACK(0)TOP
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