良 感 探 訪!
fc2ブログ
2024.02 □  1234567891011121314151617181920212223242526272829 
プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。


※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
ブログランキング
にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器へ
耳より情報
自然な音で録れるエノキダケマイク「モバイルタイムドメインマイク Gufo F」

一番お得なふるさと納税!










TopWingカートリッジ“朱雀”の聴き比べ試聴レビュー
Kappa Infinitoタイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室に導入した「topWingカートリッジ"朱雀"

20231203_TT_suzaku_01.jpg

topWingカートリッジ"朱雀”は、税込110万円と、かなり高価なカートリッジになります。

ただ、朱雀にはアナログ再生に掛ける熱い方達が「溝の情報を最短距離で電気に変える」という理想を形にした純日本製の画期的なカートリッジとも言え、価格にビビらずにまず聴いてみてほしい力作です。

その実力は如何にということで、他のカートリッジと聴き比べ、その違いをまとめてみました。

20231204_TT_suzaku_11.jpg試聴環境は、雑司が谷試聴室で一番音域が広くなるmidTower トカンテ( https://www.kunitec.co.jp/ki/ki_tune_toccante.html )+TDウーファーzeppo( https://www.kunitec.co.jp/ki/ki_tune_TDWzeppo.html )。

何しろ入っている音を再現できない音の出口では、カートリッジの再生能力は判定できないですからね。

聴こえないスピーカーで音源や上流機器の良し悪しを語ったところで、それはだた機器との相性でしかない。

さらになるべくロスの少なくする選択として外付けのフォノイコライザーを使用し、カートリッジ以外の再生環境を純度の高い状態で試聴を行っています。


20231204_TT_suzaku_12.jpg
今回試聴したカートリッジは、audiotechnica AT-PL300付属のATN3600L、DENON DP-400付属のMM型カートリッジ「DSN-85」、オーディオテクニカのVM型カートリッジ「AT-VM95EN」、たまたまお借りしていたテクダイヤ社のMCカートリッジ「 Dianix Σ1000」、そしてTopWing社のコアレスフラックス方式カートリッジ「朱雀」の5種類となります。




20231202_TT_dp400_18.jpg試聴レコードは、アイザック・スターン&フィラデルフィア管弦楽団の「チャイコフスキー バイオリン協奏曲」

1961年頃のレコードです。

日本コロンビア製で「録音特性◀︎RIAA▶︎」との表記があり、実際聴いてもRIAAが妥当なところでしょう。

特別由緒はない、数百円のレコードですが、情報リッチなバイオリン演奏は試聴盤しては、重用しています。

ただ、A面のメンデルスゾーン「バイオリン協奏曲」にはキズが入っているのが残念なところ。

なので、じっくり試聴するときは、B面のチャイコフスキー「バイオリン協奏曲」となります。


20231204_TT_suzaku_17.jpgまずは、旧プレーヤーオーディオテクニカ AT-PL300で聴いてみます。

VM型カートリッジATN3600Lを採用しているAT-PL300では、解像感があり、弦楽器の表現が楽しめる音です。

タイムドメインスピーカー的にも、十分楽しめるプレーヤー&カートリッジと思います。

しかしながら、テンポが僅かに速い分、ちょっとせわしなく弾いているようで、落ち着かないところがあります。

これは、プレーヤーの個体差になるので、比較しなければ気にならない人もいるし、根気よくピッタリ調整できれば問題にならないでしょう。



20231204_TT_suzaku_13.jpg次に、DENON DP-400と標準装備のカートリッジ「DSN-85」での試聴。

MM型カートリッジでは、奥行きがなくペタッとした音階を辿るような音に感じます。

また、全体的にピントが甘いような情報が少ない音と感じました。

楽譜的には音楽を聴くことができますが、解像感が無くバイオリン本来の音色や表現は寂しい限りです。

これでは、純度の高いタイムドメインスピーカーでは役不足のようです。


20231204_TT_suzaku_14.jpg続いて、DP-400のカートリッジをVM型カートリッジのAT-VM95ENに交換しての試聴です。
VM型カートリッジになると、途端にクリアで情報量の多い音になりました。
バイオリンの弓のぎざぎざを感じるようなメリハリ有る音で、奏者の表現も感じやすくなります。

はやりここまで来ないとタイムドメインスピーカーの高解像な忠実音は生きてこないでしょうね。


20231204_TT_suzaku_15.jpg今度は、MC型カートリッジの「Dianix Σ1000」に交換するとともに、外付けのフォノイコライザーもMCモードに変更します。

ただ、少し出力が弱いので、アンプのボリュームを若干アップしました。

さて、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴くと。。。

なんてことでしょう!

なんと滑らかな音!

これは細かい音が平均化された滑らかでは無く、解像度が一桁も二桁も細かくなったような緻密な滑らかさ!

MC型カートリッジはこんなにも違うのかぁ〜。

それともDianix Σ1000だからか?

奏者の指使いや込めた気持ちが見えてくるようです。

このDianix Σ1000は、テクダイヤ社が1980年頃に製造・販売していたカートリッジ。

ダイヤモンド加工や精密加工を本業とするテクダイヤ社の技術で開発されたMC型カートリッジです。

一番の特徴は針交換が可能なMC型カートリッジとのことで、10年も経たずにカートリッジ製造から撤退してしまいましたが、技術のエッセンスはドイツのClearaudio社に引き継がれているそうです。


20231204_TT_suzaku_16.jpgそれでは、いよいよTopWingカートリッジ"朱雀”の試聴。

朱雀は、針圧を推奨値の1.75gにセットしています。

朱雀の音は、Σ1000と同じく、とても解像度の高い音。

バイオリン奏者の弓使いや演奏の勢いが見えてくるような感じです。

コアレスストレートフラックス方式のカートリッジが想像以上に有利なのでしょうかね。

ただ、朱雀の価格を考えると、そんなに差がない印象でもありました。

それだけ、Σ1000が良いところ行っているということか。。。


ところが、ここで朱雀開発者から一つ貴重なアドバイスが入電。。。

どうやら、アンチスケーティングを0にした方がより音が良くなるとのこと。

そこでやってみると、、、
20231204_TT_suzaku_18.jpg

おお〜〜。

一気に硬さが無くなり、ごくごく自然な音に!

そして、奏者の気配や息の温かさのようなものが伝わって、生々しさが断然アップ!

これは、DACなどでも純度が最高潮に上がったときに聴こえてくる感覚。

これが朱雀の実力か!!


今回試したカートリッジはいずれも色付けが少なく、楽器本来の音色を再生するタイプでしたが、やはり朱雀のアンチスケーティング0設定が、全てにおいて一番生々しい音に感じました。

その音は、「すご〜い」というものではなく、ただただ自然でいつまでも聴いていたくなる音。

色付けしないというのはこういうことなんですよ。

色付けしないタイムドメインスピーカー&アンプとは、相性バッチリです!


topWingカートリッジ"朱雀”は、レコードのレトロな音を聴くためのカートリッジではありません。

5〜60年前のレコードであっても、先週録音したかのような生々しい当時の演奏の音を聴くためのカートリッジです。

言わば、音のタイムマシーン。

時代は流れ、すでにこの世に居ない方も多い古いレコードでも、演奏者の存在感、息遣い、勢いを感じることができる。

レコードには音楽だけでなく、現場のそういった情報まで刻み込まれているわけです。

古いレコードの名演奏を多くコレクションされている方には、この時代を超えて聴こえる本人たちの情報は、110万円という対価に見合うものかもしれません。

アナログレコードをこよなく愛する方々には、是非一度聴いていただきたい音です。

雑司が谷試聴室では、DP-400+TopWingカートリッジ朱雀の状態で、タイムドメインスピーカーをご試聴いただけます。

もちろん、持ち込みレコードによる試聴も大歓迎です。

アナログレコード再生がお好きな方、朱雀が気になっている方は、是非「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」をご予約ください。

たっぷりと時間をとってご試聴いただけます。


【関連記事】
アナログプレーヤー“DENON DP-400”導入記!

TopWingカートリッジ“朱雀”の導入記

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
わずか8cmのウーファーで6Hzまでの低い音まで再生する
TDウーファーがあれば、バスドラやシンセのビートも、
古楽器の音色も、映画の迫力シーンも、一気に改善!

Yoshii9をはじめとした各種タイムドメインスピーカーを
アップグレードして音楽も映画も上質な音で豊かな人生に!

実際どんな音なのか?
試聴は「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↓同じテーマの人気ブログはこちら↓
にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器へ
スポンサーサイト



コメント

 管理者にだけ表示を許可する
   
月別アーカイブ
ブログ内検索
カウンター
ネット便利リンク集
ネット通販サイト比較表





エディオン -公式通販サイト-

Kojima.net(コジマネット)【PC・携帯共通】

ビックカメラ.com

Top