
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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2022年9月16日に台湾のXI AUDIO(イレブンオーディオ)社から発売となった"K-DAC"。
通常のDACチップを使わないR-2R方式のPCM音源を主としたデジタル→アナログ変換器となります。
XI AUDIOから2019年に発売された"SagraDAC"の回路を継承しつつ、廉価化した弟モデルということで、カッパーインフィニート雑司が谷試聴室としては、じっくり試聴したい!
ということで、いの一番にデモ機を借り出し、試聴を行いましたので、そのレビューをまとめてみました。

まず手にしたときの第一印象は。。。
”小さくなった”

寸法的にはSagraDACと比べて縦横が一回り小さいくないなのですが、奥行きが40%短くなり、かなりコンパクトに感じます。
そして、SagraDACではディスプレイしかなかった正面に。K-DACではボリュームつまみが追加されています。
ボリュームの0点が11時の位置にあるのは、XI AUDIOの伝統ですね。
K-DACでは専用リモコンが付属しており、電源オン/オフの他、音量、ミュート、入力切り替え、デジタルフィルター切り替え、ディスプレイ照度の変更が行えます。
SagraDACでは、ピュアにDAC機能に徹していたのに対し、K-DACでは普段使いの使い勝手機能が付加されています。
さて背面を見ると。。。

こちらは、SagraDACとほとんど同じで端子がびっしり並んでいます。
よくよく見ると、RCA2端子が省略されていて、DC12V電源入力端子が追加されているのが差分となります。
"K-DAC"と"SagraDAC"の違いは、この電源部になります。
"SagraDAC"では、回路ブロックごとに9種類の電源を作り供給するという贅沢な電源部を持っていました。
音楽再生を突き詰めていくと、「電源の音を聴いているようなもの」という結論に行き当たりますから、イレブンオーディオ社マイケル・シャオ氏渾身の作である"SagraDAC”では、電源部にも一切の妥協が無かったわけです。
"K-DAC"では、より多くの人にR-2R方式の音を知って欲しいとのことで、電源部をスイッチイング回路で再構成することで、大幅な廉価化を実現しています。
スイッチング電源というと、安価なACアダプターを想像しますが、オーディオ用としてスイッチング電源を設計すると、いわゆるノイジーさは無く、かなり上質なものが作れることは、他のメーカー製DACやアンプでも多数例があります。
ただ、SagraDACの贅沢電源と比べれば改善の余地はあるということで、ユーザーが別の電源を利用できるように、DC12V入力端子が装備されているとのことです。
ではでは、そのK-DACを試聴して、その実力を確かめてみましょう。

試聴に当たっては、現在試聴室で最高純度となる機器を揃えました。
というのもDAC機器を評価する場合に、スピーカーに色がついていれば、そのスピーカーに限定した相性しかわかりません。
アンプも然り。
あくまでも相対的な評価であり、DACの実力が歪められて評価されてしまうことになります。
タイムドメインの考えは、生演奏が一番純な音。
それを如何に壊さずに再生できるか!
故にスピーカーもアンプも色付けせずに、原音をそのまま忠実に再現するのがベストとなります。
そこにクセのあるDACが入れば、そのクセがよくわかる。
純度の高いDACが入れば、より原音が生々しく聴こえてくる。
それが、タイムドメインスピーカーの醍醐味であり、より原音に近づくことが幸せにつながるかと思います。
今回、スピーカーはi-Side+SQA-130と、TDウーファー+YA1を使用。
電源タップにはiPurifierACを装着し、DAC以外のノイズや付加音要素を極力排しています。
再生アプリはMacOSXのAudirvana3.5+で、比較対象DACは、micro iDSD signature KIフルセットのNOSDACモードとなります。
比較対象のNOSDACを聴いてから、KDACを聴くと、
予期せぬ自体が。。。。
何度交互に聴いても、同じ曲を聴き比べているとは思えないのです。
DACチップ同志の聴き比べなら、その微妙な違いがよくわかるのですが、、、
KDACとDACチップ機との聴き比べだと、その圧倒的な質感や情報量で比較基準を見失ってしまうわけです。
これは予想外というか、SagraDACを聴いたときよりもインパクトがあるかもしれません。
具体的に言うと、
★楽器の質感が豊か
★演奏者の実態感(奥行き感)が生々しくなる
★演奏現場の空気感・繊細な余韻の情報量が増す
例えば、冒頭のティンパニーやドラから始まるこの音源。
ティンパニーの音よりもドラの質感が断然変わってしまい、同じ曲に思えません。
その後の管楽器のハーモニーも断然豊かに聴こえます。
KDACからNOSDACに戻すと、あれだけ繊細な情報量が増えたと思って聴いていた音が、奥行きがずいぶん減ったように聴こえるようになってしまいます。
R-2Rは216個もの抵抗の組み合わせで、至ってアナログ的にデジタルをアナログ変換するだけあって、計算処理で切られてしまう部分が無く、その分情報量が大幅に増えた感じがします。
このように、断然情報量が違うK-DACですが、死角が無いわけではありません。
まず感じたのは、音の硬さ。
発売直後だけあって、デモ機もまだ熟れていない?
と思う方も多いでしょう。
しかし、弊社特性インシュレーター"Calma"を下に敷くと、断然痛い音が無くなり、さらに表現も当たり前な自然さになりました。
そう、筐体の縦振動が音の足を引っ張っているわけです。
この傾向は、SagraDACでも同じこと。
なので、弊社のSagraDAC KIセットはインシュレーター"Calma"のセット販売にしています。
そして、もう一つ。
念の為、弊社推奨USBケーブルに取り替えてみたら。
さらに、自然さが増してしまいました。
これをK-DAC付属のUSBケーブルに戻すと、やはり音が硬く感じてしまいます。
そして、注目の電源周りは、次の音源で試聴してみました。
ニコラス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団のスメタナ「Ma Vlast」第2曲「Viltava:Die Moldau」
KDAC付属の電源ケーブルで聴くと、冒頭の2本のフルートの掛け合いにちょっと違和感!
なぜか演奏がギクシャクしているように聴こえました。
そこで、電源ケーブルを手持ちの無メッキ銅端子ケーブルに変えると。
響きが少し増して、改善方向です。
ではと、電源をiPowerII 12Vに変えてみると、グッとよくなりました。
やはりスイッチング電源よりもノイズキャンセリング電源の方がよいということか?
しかし、楽器が増えてくると、まだもたつき感があるような?
K-DACの推奨DC電源が12Vの2A以上とのことなので、iPowerII 12V/1.8Aではちょっとパワー不足のようです。
そこで、ACアダプターを12V2Aのものに変えてiPurifierDC2+FMケーブルで聴きなおしてみました。
すると、冒頭のフルートの掛け合いも見事につながり違和感なし。
楽器が増えてきても、当たり前な演奏になりました。
じゃあ、DC電源一人勝ち?
では、秘蔵のテスト用電源ケーブルに変えると。。。
なんと、12V2A+iPurifierDC2と遜色無い音に!
フルートも違和感なくつながり、もたつき感もありません。
ですから、マイケル・シャオ氏作の内蔵スイッチング回路のポテンシャルは十分あるわけです。
ただ、電源ケーブルの影響を受けやすいのが扱い辛いところかもしれません。
そこで、弊社としては、基本セットとしてインシュレーター+推奨USBケーブルの”XI AUDIO K-DAC KIセット”と、推奨DC電源まで含めた"XI AUDIO K-DAC KIフルセット”をご用意しました。
音質改善できる電源ケーブルをお持ち方や、iPurifierDC2を使った電源駆動をお考えの方は、K-DACの実力を味わうのに最低限必要な"KIセット”をお選びください。
K-DACの能力を手軽に最良の状態で楽しみたいなら"KIフルセット”の方をどうぞ。
※KIセットは、弊社でK-DACをご購入の方だけの特別セットとなります。セットのみの販売はしておりません。
なお、この結果は、純度の高いスピーカーやアンプを使っている場合の感想・印象となります。
箱スピーカーやバスレフを効かせたスピーカー、色付けを楽しむアンプをお使いの方は、この違いはわからないか、別の色として付いてしまいますので、参考にならないかと思います。
R-2RはPCM方式の原理的なデジタル・アナログ変換回路なので、CD等のPCM音源に収録されている情報をとことん聴きたい方には、いろいろ今まで悶々としていたものに対して、「XI AUDIO K-DAC」が最終回答になるのでないでしょうか?
是非一度、タイムドメインスピーカーでK-DACを聴いていただきたいと思います。
また、「K-DAC」の電源に色々悩みたくなければ、「XI AUDIO SagraDAC KIセット」という選択もありでしょう!
さて、上記の試聴はYouTube音源で行った感想なのですが、実はスメタナ「Ma Vlast」第2曲「Viltava:Die Moldau」に関しては、元となるDVDを購入してあります。
これを直接再生してK-DACで試聴すると、、、
冒頭の演奏が始まる前の会場音が多分に入っているのですが、たぶん7人分の咳払いが聴こえてきました。
YouTube音源では最良状態でも6人分しかわからないので、この辺がYoutube圧縮によるロス分ということでしょうかね。
YouTube音源には確かに圧縮ロスがありますが、意外といいところまで情報が入っているようです。
これほどの違いが出るK-DACなので、雑司が谷試聴室ではK-DACの試聴機を導入することにしました。
買い貯めたCD音源の真価を味わいたい方、デジタル音源の限界を見極めたい方は、是非一度K-DACをご試聴ください。
試聴は事前予約制となっております。
雑司が谷試聴室申し込みフォームからお問い合わせください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会場の高さ、広さを再現するタイムドメインスピーカーは
ライブ配信やライブ・ビューイングに最適!
自宅の音楽再生環境をグレードアップして、音楽も映画も
愉しむ生活に!
実際どんな音なのか試聴できる「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↓同じテーマの人気ブログはこちら↓
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XI AUDIOから2019年に発売された"SagraDAC"の回路を継承しつつ、廉価化した弟モデルということで、カッパーインフィニート雑司が谷試聴室としては、じっくり試聴したい!
ということで、いの一番にデモ機を借り出し、試聴を行いましたので、そのレビューをまとめてみました。

まず手にしたときの第一印象は。。。
”小さくなった”

寸法的にはSagraDACと比べて縦横が一回り小さいくないなのですが、奥行きが40%短くなり、かなりコンパクトに感じます。
そして、SagraDACではディスプレイしかなかった正面に。K-DACではボリュームつまみが追加されています。
ボリュームの0点が11時の位置にあるのは、XI AUDIOの伝統ですね。
K-DACでは専用リモコンが付属しており、電源オン/オフの他、音量、ミュート、入力切り替え、デジタルフィルター切り替え、ディスプレイ照度の変更が行えます。
SagraDACでは、ピュアにDAC機能に徹していたのに対し、K-DACでは普段使いの使い勝手機能が付加されています。
さて背面を見ると。。。

こちらは、SagraDACとほとんど同じで端子がびっしり並んでいます。
よくよく見ると、RCA2端子が省略されていて、DC12V電源入力端子が追加されているのが差分となります。
"K-DAC"と"SagraDAC"の違いは、この電源部になります。
"SagraDAC"では、回路ブロックごとに9種類の電源を作り供給するという贅沢な電源部を持っていました。
音楽再生を突き詰めていくと、「電源の音を聴いているようなもの」という結論に行き当たりますから、イレブンオーディオ社マイケル・シャオ氏渾身の作である"SagraDAC”では、電源部にも一切の妥協が無かったわけです。
"K-DAC"では、より多くの人にR-2R方式の音を知って欲しいとのことで、電源部をスイッチイング回路で再構成することで、大幅な廉価化を実現しています。
スイッチング電源というと、安価なACアダプターを想像しますが、オーディオ用としてスイッチング電源を設計すると、いわゆるノイジーさは無く、かなり上質なものが作れることは、他のメーカー製DACやアンプでも多数例があります。
ただ、SagraDACの贅沢電源と比べれば改善の余地はあるということで、ユーザーが別の電源を利用できるように、DC12V入力端子が装備されているとのことです。
ではでは、そのK-DACを試聴して、その実力を確かめてみましょう。

試聴に当たっては、現在試聴室で最高純度となる機器を揃えました。

アンプも然り。
あくまでも相対的な評価であり、DACの実力が歪められて評価されてしまうことになります。
タイムドメインの考えは、生演奏が一番純な音。
それを如何に壊さずに再生できるか!
故にスピーカーもアンプも色付けせずに、原音をそのまま忠実に再現するのがベストとなります。
そこにクセのあるDACが入れば、そのクセがよくわかる。
純度の高いDACが入れば、より原音が生々しく聴こえてくる。
それが、タイムドメインスピーカーの醍醐味であり、より原音に近づくことが幸せにつながるかと思います。
今回、スピーカーはi-Side+SQA-130と、TDウーファー+YA1を使用。
電源タップにはiPurifierACを装着し、DAC以外のノイズや付加音要素を極力排しています。
再生アプリはMacOSXのAudirvana3.5+で、比較対象DACは、micro iDSD signature KIフルセットのNOSDACモードとなります。
比較対象のNOSDACを聴いてから、KDACを聴くと、
予期せぬ自体が。。。。
何度交互に聴いても、同じ曲を聴き比べているとは思えないのです。
DACチップ同志の聴き比べなら、その微妙な違いがよくわかるのですが、、、
KDACとDACチップ機との聴き比べだと、その圧倒的な質感や情報量で比較基準を見失ってしまうわけです。
これは予想外というか、SagraDACを聴いたときよりもインパクトがあるかもしれません。
具体的に言うと、
★楽器の質感が豊か
★演奏者の実態感(奥行き感)が生々しくなる
★演奏現場の空気感・繊細な余韻の情報量が増す
例えば、冒頭のティンパニーやドラから始まるこの音源。
ティンパニーの音よりもドラの質感が断然変わってしまい、同じ曲に思えません。
その後の管楽器のハーモニーも断然豊かに聴こえます。
KDACからNOSDACに戻すと、あれだけ繊細な情報量が増えたと思って聴いていた音が、奥行きがずいぶん減ったように聴こえるようになってしまいます。
R-2Rは216個もの抵抗の組み合わせで、至ってアナログ的にデジタルをアナログ変換するだけあって、計算処理で切られてしまう部分が無く、その分情報量が大幅に増えた感じがします。
このように、断然情報量が違うK-DACですが、死角が無いわけではありません。
まず感じたのは、音の硬さ。
発売直後だけあって、デモ機もまだ熟れていない?
と思う方も多いでしょう。
しかし、弊社特性インシュレーター"Calma"を下に敷くと、断然痛い音が無くなり、さらに表現も当たり前な自然さになりました。
そう、筐体の縦振動が音の足を引っ張っているわけです。
この傾向は、SagraDACでも同じこと。
なので、弊社のSagraDAC KIセットはインシュレーター"Calma"のセット販売にしています。
そして、もう一つ。
念の為、弊社推奨USBケーブルに取り替えてみたら。
さらに、自然さが増してしまいました。
これをK-DAC付属のUSBケーブルに戻すと、やはり音が硬く感じてしまいます。
そして、注目の電源周りは、次の音源で試聴してみました。
ニコラス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団のスメタナ「Ma Vlast」第2曲「Viltava:Die Moldau」
KDAC付属の電源ケーブルで聴くと、冒頭の2本のフルートの掛け合いにちょっと違和感!
なぜか演奏がギクシャクしているように聴こえました。
そこで、電源ケーブルを手持ちの無メッキ銅端子ケーブルに変えると。
響きが少し増して、改善方向です。
ではと、電源をiPowerII 12Vに変えてみると、グッとよくなりました。
やはりスイッチング電源よりもノイズキャンセリング電源の方がよいということか?
しかし、楽器が増えてくると、まだもたつき感があるような?
K-DACの推奨DC電源が12Vの2A以上とのことなので、iPowerII 12V/1.8Aではちょっとパワー不足のようです。
そこで、ACアダプターを12V2Aのものに変えてiPurifierDC2+FMケーブルで聴きなおしてみました。
すると、冒頭のフルートの掛け合いも見事につながり違和感なし。
楽器が増えてきても、当たり前な演奏になりました。
じゃあ、DC電源一人勝ち?
では、秘蔵のテスト用電源ケーブルに変えると。。。
なんと、12V2A+iPurifierDC2と遜色無い音に!
フルートも違和感なくつながり、もたつき感もありません。
ですから、マイケル・シャオ氏作の内蔵スイッチング回路のポテンシャルは十分あるわけです。
ただ、電源ケーブルの影響を受けやすいのが扱い辛いところかもしれません。
そこで、弊社としては、基本セットとしてインシュレーター+推奨USBケーブルの”XI AUDIO K-DAC KIセット”と、推奨DC電源まで含めた"XI AUDIO K-DAC KIフルセット”をご用意しました。
音質改善できる電源ケーブルをお持ち方や、iPurifierDC2を使った電源駆動をお考えの方は、K-DACの実力を味わうのに最低限必要な"KIセット”をお選びください。
K-DACの能力を手軽に最良の状態で楽しみたいなら"KIフルセット”の方をどうぞ。
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なお、この結果は、純度の高いスピーカーやアンプを使っている場合の感想・印象となります。
箱スピーカーやバスレフを効かせたスピーカー、色付けを楽しむアンプをお使いの方は、この違いはわからないか、別の色として付いてしまいますので、参考にならないかと思います。
R-2RはPCM方式の原理的なデジタル・アナログ変換回路なので、CD等のPCM音源に収録されている情報をとことん聴きたい方には、いろいろ今まで悶々としていたものに対して、「XI AUDIO K-DAC」が最終回答になるのでないでしょうか?
是非一度、タイムドメインスピーカーでK-DACを聴いていただきたいと思います。
また、「K-DAC」の電源に色々悩みたくなければ、「XI AUDIO SagraDAC KIセット」という選択もありでしょう!
さて、上記の試聴はYouTube音源で行った感想なのですが、実はスメタナ「Ma Vlast」第2曲「Viltava:Die Moldau」に関しては、元となるDVDを購入してあります。
これを直接再生してK-DACで試聴すると、、、
冒頭の演奏が始まる前の会場音が多分に入っているのですが、たぶん7人分の咳払いが聴こえてきました。
YouTube音源では最良状態でも6人分しかわからないので、この辺がYoutube圧縮によるロス分ということでしょうかね。
YouTube音源には確かに圧縮ロスがありますが、意外といいところまで情報が入っているようです。
これほどの違いが出るK-DACなので、雑司が谷試聴室ではK-DACの試聴機を導入することにしました。
買い貯めたCD音源の真価を味わいたい方、デジタル音源の限界を見極めたい方は、是非一度K-DACをご試聴ください。
試聴は事前予約制となっております。
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