良 感 探 訪!
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プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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自然な音で録れるエノキダケマイク「モバイルタイムドメインマイク Gufo F」


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NITTY GRITTY model2.5Fiを試聴室に導入!
かねてからタイムドメイン社由井啓之氏が推奨していたレコードクリーニングマシン”NITTY GRITTY”

そのセミオートマティックモデル”model 2.5Fi”をついにタイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室に導入しました。

ニッティ・グリッティ model2.5Fi

ニッティ・グリッティはアメリカのレコード用品メーカーで、かつては機能や木の仕上げ違いのモデルがいくつかありました。
現在は、2011年頃発売の”model 1"と”model2.5Fi"の2モデルのみが販売されています。

ベーシックモデルの”model1”は、手動でクリーニングを行うもので定価15万円(税込)くらい。
セミオートマチックモデルの"model2.5Fi”は、レコード盤の回転を電動で行うもので定価25万円(税込)くらいするものです。
値段が値段だけに、なかなか導入するふんぎりがつきませんでしたが、ついにこの度未使用新品を入手することができました。

タイムドメイン社の由井啓之氏が推奨する理由は、いろいろなレコードクリーナーを試した結果、レコードプレス時の剥離剤(原盤からビニール盤を剥がしやすくするための薬剤)が綺麗に取り除けるのが、このクリーナーということでした。

一般的なレコードクリーナーというと、スプレー式だったり、薬剤をつけて拭き取るタイプだったり、超音波で汚れを落とすマシンであったり、様々なタイプがあります。
しかし、
 「剥離剤は溶かさないと落ちない」
 「溶かしても拭いただけだと薬剤がレコード溝に残る」

振動させるだけではダメだし、薬剤で溶かすだけでもダメ!

ということで、両方の要件を満たすのが、バキューム式で剥離剤を解かせるクリーナー液を使用する「NITTY GRITTY」ということになるようです。

のっけから、アナログレコードの奥深さ全開です!

さて、待望の「ニッティ・グリッティ モデル2.5Fi」が届きました。

ニッティ・グリッティ

ハコでかい!

レコードプレーヤーが2段重なったような大きさで、置き場所ピンチ!

ニッティ・グリッティ

箱を開けると、取扱説明書と付属品。

日本輸入代理店「(株)ノア」の正規輸入品なので、日本語説明書が付属しています。

ただし、ネット上では8ozのハーフボトルクリーニング液添付となっていましたが、開けてみると4ozのクォーターボトルでした。
クリーニング液はちょっと寂しいですね。

ニッティ・グリッティ

他の付属品は、クリーニング用ブラシが2種類と、クリーニングの廃液トレイとシンプル。

さて、本体は。。

ニッティ・グリッティ

取り出すと、奥行きがそれほどないので、置き場所は大丈夫のようです。

外観はレトロそのもの。

操作ノブや回転部品など、昭和中期な感じです。

ニッティ・グリッティ

クリーニングマシンの上面には、左からスピンドル&回転台、ベルベットブラシ、キャプスタン(ローラー)、スイッチ、クリーニング液投入口&クリーニング液ポンプがついています。

セミオートマティックということで、回転台が回るものと思いきや、実際にレコード盤を回すのはキャプスタン部分で、レコード縁にキャプスタンのゴムローラーが当たることで回しています。

スイッチは奥側へ倒すとキャプスタンが回転し、手前側に倒すとキャプスタン回転とともにバキュームでクリーニング液を吸い込みます。

このバキュームがまた昭和な掃除機の音、もしくは小中学校の黒板消しを掃除する機械のような音。

懐かしいですが、結構うるさいです。

これは、深夜には使いづらいかもしれません。

まあ、一度剥離剤を取り除いてしまえば、繰り返す必要はないので、昼間に作業すればいいだけの話ですけどね。

ニッティ・グリッティ
さて、試しに一枚クリーニングをしてみましょう。


右側のクリーニング液タンクの投入口キャップを開けて、クリーニング液を入れます。

これがどのくらい入れるものだかがわからない。

ポンプで漕いで、クリーニング液がリップ部に出るまでには、4ozボトルの半分くらい入れることになりました。

ニッティ・グリッティ

クリーニング液のポンプを押すと、リップ部からクリーニング液が出て、レコード盤の下面に液が広がると言う仕掛けです。

説明書によると、2回転で10回くらい押すとのこと。

ニッティ・グリッティ

実際はもう少し押さないと、液が十分回らないような気もしますが、慣れかもしれません。

クリーニングするレコード盤をスピンドルにはめると、こうなります。
ニッティ・グリッティ

これでは、レコード盤がキャプスタンの上に乗って、キャプスタンの回転がうまく伝わりません??
ニッティ・グリッティ

細かい説明は書いてないのですが、キャプスタンのゴムローラーには溝があります。

キャプスタンを手で押すと、容易に右へ動くので、ゴムローラーの溝をレコードの縁にはめると、うまく駆動できました。
ニッティ・グリッティ

この緩さがいいですね〜〜。

スイッチを奥に倒してレコード盤を回しながら、クリーニング液のポンプを何回か押すと、、

ニッティ・グリッティ

見難いですが、レコードの裏面の溝に液が染み込んでいます。

何周かレコードを回したあと、今度はスイッチを手前側に倒すと、バキュームがオンになり、底面のクリーニング液が綺麗に無くなります。説明書では3周回すようにとのこと。

実際にも3周〜4周くらいで綺麗に液がなくなるので、それ以上回す必要はなさそうです。


さて、実際の効果は如何に??

そこで、試聴室の下記の機材で比較試聴をしてみました。

レコードプレーヤー:audio-technica ステレオターンテーブルシステム ブラック AT-PL300 BK
ターンテーブルシート:ターンテーブル制振シート”Altostrato”+十円玉
アンプ:真空管アンプセットiFi-Audio Retro STEREO 50
スピーカー:SHIROKUMA midTower トカンテ
電源フィルター:iFi-Audio iPurifier AC KIセット

※アナログ再生時は、電源に非常に敏感なので、弊社ではiFi-Audio iPurifier ACを必ず使用することを推奨しています。


各再生は、ビデオカメラにモバイルタイムドメインマイク GUFO Fを接続して映像に残し、後で聴き直せるようにしてみました。


ニッティ・グリッティ
まずは、カール・リヒターがパイプオルガンを演奏している「トッカータとフーガ」をクリーニングしてみました。

この盤は、1954年に録音された演奏を、1981年にキングレコードから再販売されたもの。
レコード盤面自体は、多少擦り傷がある程度で、主にはホコリがついている程度の状態の良いものです。


まずは、クリーニング前に試聴。
ニッティ・グリッティ

多少ホコリによるプチプチノイズが気になりました。

そこで、一般的なクリーナー剤&ブラシで拭いてみました。
 

再度試聴すると、プチプチノイズは少なくなりますが、音質には特に変化を感じません。

いよいよニッティ・グリッティでA面だけクリーニング。

ニッティ・グリッティ

ホコリが綺麗に取れてピカピカです。

しかしながら、溝の中がどうなったかは、目視ではわかりません。

改めて試聴すると。。。

おお、いきなり違う。。。。

パイプオルガンの余韻が聞こえてきて、演奏会場のホールの広さ感が一気に増えました。

そして、特に低音側の倍音が豊かになり、パイプオルガンらしい音圧感が出てくるではないですか!

改めてビデオを再生して聴くと、クリーニング前には音階的な音で響きがほとんどな買ったのに対し、クリーニング後では一音一音の余韻が増えていることがわかります。
カール・リヒターの1954年演奏とのことで期待して買ったレコードでしたが、パイプオルガンとしてはしょぼい音しか出ずで、ハズレ盤と思ってあまり聴いていませんでした。

クリーニングでこんなに変わるとはね〜!!

これは評価を誤るところでした!

改めてクリーニングしていないB面を聴いてみると、やはり余韻にブレーキがかかった糞づまり感が否めません。

いや〜、導入してよかった「ニッティ・グリッティ」!

このあと違うジャンルでも、検証をしていこうと思います。



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