良 感 探 訪!
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2018.12 □  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 
プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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iFi-Audio製DACの新ファームフェア、5.30Cがリリース
ネイティブ再生を重視しているオーディオメーカー”iFi-Audio”
そのiFi-AudioブランドのDACには、デジタル・フィルターに”BitPerfect」モードを備えていたり、DSDをDSDデータのまま処理しているBurrBrown製のDACチップを採用していたりと、「何も足さない、何も引かない」を理想とするタイムドメインスピーカーと相性の良い製品が多く発売されています。

その中でも、iFi-Audio micro iDSD BLiFi-Audio micro iDAC2 は、今では数少ないNOSDAC再生可能なDACとして貴重な存在となっています。

発売から4年が経過するmicro iDSDですが、2018年3月にリリースされたファームウェアver.5.30によるMQA対応に続いて、2018年11月にリリースされたファームウェアver.5.30Cにより、新開発のデジタルフィルター「GTO(Gibbs Transient Optimised)」に対応しました。

GTO(Gibbs Transient Optimised)とは、デジタルフィルター処理によるプリリンギング(音が出る前から本来ない音が加わる現象)を、人間が感知できる限界以下の0.72ミリ秒に抑えたとのこと。
これにより、プリリンギングで付帯していた音を滲みを感じることのないデジタル・フィルターを実現しました。
iFi-Audio公式ブログより(上段:Non-oversampling Transient response、下段:Organic- Digital Filter AMR DP-777)
5302.jpg

そこで、早速試聴室のmicro iDSDのファームウェアをver.5.30Cにアップデートしてみました。

まずは、アップデートしたいDACをパソコン本体にUSB接続して認識させておきましょう。

アップデーターは、iFi-Audioのダウンロードページから入手できます。

ここでは、Mac版でアップデートしています。
ダウンロードしたファイルを開くと、圧縮ファイルが解凍されてディスクイメージファイルができます。
20181101_ifi_01.png

これをダブルクリック!

すると、たぶんエラー画面が表示されます。

20181101_ifi_02.png

[OK]ボタンを押して解除したら、「システム環境設定」の「セキュリティとプラバシー」を開きます。

20181101_ifi_03.png

そうすると、今起動に失敗したアプリの名前が表示されているので、ファイル名を確認して[このまま開く]ボタンを押すと、アップデートが始まります。
20181101_ifi_04.png


完了すると、「Firmware Upgrade Successful」が表示されて完了です。

20181101_ifi_06.png

ではでは、実際に聴いてみましょう。
主な比較対象は、ファームウェアver.5.20版との違いとなります。

試聴はチェロの豊かな楽器本体の響きや、演奏会場の天井の高さがわかるこの音源。


最新の「GTOフィルター」は「Minimum Phase」モードと置き換えとなります。

一般的なデジタルフィルター「Standard」モードと比べると。。。

??
あまり違いがわからない??

と、ふとランプをみると384kHzモードになっているようです。

よくよくリリースページを読むと、ver5.30以上では、PCMはすべて532.8/384kHzへアップサンプリングされてからデジタルフィルター処理をしているとのこと。。。。

これでは、音の良し悪しはわかりませんね。

タイムドメインスピーカー+NOSDACでは、現場の情報が豊かに聞こえてきますが、アップサンプリングした音楽データはそういった微細な情報がすべて吹き飛んでしまい、NOSもオーバーサンプリングもありません。

最新のGTOフィルターを期待したのですが、意外な結果となりました。


気を取り直して、2Lのハイレゾサンプル音源ページからダウンロードしたPCM352.8kHzの音源で聴き比べ!

20181101_ifi_07.png

フィルターがStandardモードでは、ピントが甘い音なのに対して、

GTOモード(352.8kH再生時はNOSDAC)にすることで、付帯音が大幅に減ってなかなか自然な余韻が残るようになったようです。

改めて旧ファームウェアのMinimum Phaseモードを聴くと、Minimum Phaseモードですら盛大に付帯音が乗っていたことがわかります。

というわけで、「最新のGTOフィルターで聴きたい」「MQA再生がしたい」という方は、是非ver.5.30Cにアップデートしてみてはいかがでしょうか。
デジタルフィルターであっても比較的すっきりとした音でPCMが楽しめると思います。
そして、MQA音源で可聴域より上の音が加わることで増える余韻や楽器らしさを、2LのMQA352.8kHzサンプル音源で聴き比べてみてください。


また、「MQA音源はしばらく関係ないよ」とか、「タイムドメインスピーカーでNOSDAC再生を楽しみたい」という方なら、ファームウェアはver.5.20で止めていた方が良いようです。
PCM再生で余計なアップサンプリングを回避することで、情報を捨てることなく、タイムドメインスピーカーで立体的な音を楽しめるでしょう。

より詳しい話や実際に聴いてみたい方は、タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室にお問い合わせてみてください。





★★★ 追記 ★★★
iFi-Audio製DAC用の最新ファームウェア5.30Cについて、開発者であるトルステン博士の説明が下記ブログに記載されていました。
Music TO GO!:
2018年11月15日:iFI Audio製品の新デジタルフィルターGTOについて(5.3c)

トルステン博士の見解を要約すると、
(1)PCM再生においては、常にGTOフィルターが動作している(フィルター切り替えは無効)
(2)PCM352.8/384kHzでは、GTOフィルターはかからず、フィルターなし(NOS)再生となる。
(3)MQA再生時は、GTOフィルターはかからず、フィルターなし(NOS)再生となる。
(4)DSD再生時は、従来通りデジタルフィルタースイッチが機能する。

試聴してデジタルフィルタースイッチのStandardとMinimum Phaseの違いを感じなかったのは、こういうことだったようですね。
352.8kHzについての感想も、GTOについてではなく、NOSDACの音に対する感想になりますので、訂正致します。


ソースの信号をそのまま処理するiFi-Audioのポリシーが素敵だったのですが、ちょっと方向性が変わってきたのかな?

とりあえずネイティブ再生を重視するなら「ver. 5.20」までにしておくのが無難なようです。
ファームウェアをダウンロードして、戻すことは可能です。

MQA音源を再生したいなら、最新の「5.30C」にアップデートが最良となります。


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