
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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先日、Kappa Infinitoタイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室のアナログプレーヤーを買い替えました。
audio-technica AT-PL300 BK


この機種は、ターンテーブルがアルミダイキャスト製なのが、AT-PL30との大きな違いです。

そこで、カッパー・インフィニートオリジナルのターンテーブル制振シート”Altostarato(アルトストラト)"をターンテーブルの違いも含めて再検証してみました。
使用機器は、midTower トカンテ + 真空管アンプiFi-Audio Retro STEREO 50です。
真空管アンプとアナログレコードを聴く前提として、電源フィルターiFi-Audio iPurifier ACも使用しています。

新旧のターンテーブルは、サイズは一緒ですが、重さはプラスチックが約230gに対して、アルミダイキャストは、
約490gと2倍以上重いものです。剛性もアルミ製の方がかっちりしています。
ただし、アルミ製を叩くと若干余韻がなってしまうのが、欠点となります。

タイムドメイン的にはプラスチック製の方が良いとも言われていますが、今回アルミ製ターンテーブルを選んだ理由が、ターンテーブル自体の歪みと回転ムラでした。
ちなみに、プラ製ターンテーブル使用時のカートリッジの動きはこんな感じでした。
アルミダイキャスト製ターンテーブルだとこんな感じ。
いずれも数百円の中古LPレコードですから、レコード盤自体のソリもあるのですが、ターンテーブル自体の歪みで、カートリッジが大きく上下していました。
アルミ製ターンテーブルでは、そんな簡単に反ったりしませんので、レコードのソリのみとなり、狙い通り針の上下動は最小限となりました。
また、33.3rpmが意外に安定していなかった旧型プレーヤーでは、演奏の音程が変わったと感じる程の誤差があり、試聴には不向きと判断した次第です。
実際にAT-PL300の回転を測ると毎分0.1秒の誤差で、旧型の毎分1.5秒前後より大幅に改善されました。
しかしながら、このターンテーブルの音は回避しなければなりません。
そこで、タイムドメイン社由井啓之氏推奨のティッシュ+10円玉を参考に、アルトストラトの使い方で出る違いを比較してみました。
試聴に使ったレコードはエラ・フィッツジェラルドの「Sings」。
Ella Fitzgerald Sings the Rodgers & Hart Song Book [12 inch Analog]

これは、1975年UK盤のようです。
中古で400円くらいだったでしょうか。
発売は1975年ですが、(P)1956となっているので、原盤は1956年のモノラル録音かと思われます。
1956年は、Verveレーベルが立ち上がった当初の作品ということになりますね。
まずは、AT-LP300標準のゴムシートでの試聴。

モノラル盤なのはわかっていますが、どうも音が右と左から聴こえてきます。
一般的なオーディオの2等辺三角の頂点をリスニングポイントとする考え方では、「当然でしょ?」って思うかもしれませんが。。。。。
タイムドメイン的には、何か間違っています。
モノラル録音でも、正しく再生できれば、真ん中の少し奥に立って歌っていると感じるはずですから。
ゴムシートは、根本的にダメという意味がよくわかりました。
次に、ゴムシートをターンテーブルから取り外して、アルトストラトを2枚敷いてみました。

同じ曲をかけると、今度は正面の真ん中から声が聴こえてきます。
イコライザーカーブをRIAAからいろいろ変えてみましたが、どうやらコロンビアカーブが一番人間らしい声に感じます。
ただし、全般的に何か歪んでいるような??
やはり、アルミの音が回避仕切れていないようです。
それでは、由井氏推奨の10円玉を3つアルトストラトの上に乗っけてみます。
これで、ティッシュの上に10円玉と同じような状態になると思います。
アルトストラト2枚なので、だいぶ分厚いティッシュとなりますが。。。

さすが由井氏推奨の対策だけあって、歪み感が取れました。
ただ、なぜかこのパターンだと、イコライザーカーブがコロンビアカーブよりも標準カーブの方がしっくりきます。
そこで、アルトストラト1枚の上に10円玉を3枚置き、さらにその上にアルトストラトを1枚置いてみました。

これで、同じ曲を聴くと。。。
コロンビアカーブにしたときに、一番人間らしさが出ているように聴こえました。
タイムリーに掲載されたPHILE WEBの最新記事「1954年以降はRIAAカーブ」は本当か? ― 「記録」と「聴感」から探るEQカーブの真意を参考にMGMカーブもしくはAESカーブに近い設定(TRE:+1、BASS:+3)にしてみると、、、、
なるほど、このイコライザーカーブとの比較だと、アルトストラト2枚の上に十円玉3枚置きが一番人らしく聴こえてきます。
ちなみに、タイムドメイン的な判断基準は、単に中音がぁ、高音がぁ、ということでなく、
「その歌い手が一番人っぽく声の暖かさが感じられるか?」
「歌い手や演奏家の奥行きや距離感、厚み感など、立体的な整合性が感じられるか?」
を基準としています。
というのは、録音当時の本当の歌声は知る由もなく、途中の録音機やミキシング、カッティングにより色々と(もしくは意図的に)補正されている場合もあるわけで、なかなか1枚1枚本当のところはわからないと思います。
そういう検証を一足飛びにして、結果として一番自然な人間らしい整合性の取れた音をヨシとしています。
さて、ではプラ製ターンテーブルではどうでしょうか?
実は、AT-PL300系では意外に簡単にターンテーブルを交換できます。
ターンテーブルの窓からモーターの軸が見える状態にしたら、ベルトを上から外します。

そうすると、ターンテーブル側にベルトが1周張り付いた状態で取り外すことができます。

このベルトをプラ製ターンテーブルの裏側へ同じように取り付け、ターンテーブルの位置にかぶせてから、窓からモーターの軸に引っ掛けてやれば、ターンテーブル交換完了です。
くれぐれもベルトがねじれた状態にならないように作業してください。
同様に標準のゴムシートを置いて試聴すると。

やはりアルミ製ターンテーブルと同様に、右と左から音が聴こえてきました。
ゴムシートを外してアルトストラトを2枚敷きにすると、

音が正面から聴こえますね。
イコライザーカーブは、MGMカーブ相当が一番しっくりきて、歌声が生き生きして、奥行きも感じられます。
では、さらに10円玉を置くと。。。

それほど差はないようです。
やはり、イコライザーカーブはMGMカーブ相当が一番しっくりきます。
最後に、アルトストラト1枚の上に10円玉3枚、さらにアルトストラトにすると、

これも、アルトストラト2枚敷きだけと、あまり違いがわかりません。
結論としては、、、、
AT-PL30やPionnerモデル、AIWAモデル等プラ製ターンテーブルを搭載している機種では、
>ゴムシートを外し、アルトストラト2枚敷き
AT-PL300等、アルミダイキャスト製ターンテーブルを搭載している機種では、
>ゴムシートを外し、アルトストラト2枚敷きの上に10円玉3枚
というのが、ベストな使い方でした。
アナログレコード本来の音を楽しみたい方は、アルトストラトの活用例として、参考にしてみてください。
なお、古いクラシックやジャズのレコードも、正しい音で聴かなければ、その良さは半分以下しか味わえないでしょう。
と言っても、イコライザーカーブが切り替えられるフォノイコライザーは高価なモデルが多いのが、現状です。
今回の試聴レビューで使用したiFi-Audio Retro STEREO 50は、6種類のイコライザーカーブを切り替えられるフォノイコライザーを内蔵している真空管アンプ。さらにDSD512(22.6MHz)まで対応したDSD DACやBluetooth接続まで対応しているので、割安ではあります。

一番リーズナブルなイコライザカーブを切り替えられるフォノイコライザーは、iFi-Audio micro iPhone 2 KIセットとなります。
クラシックの良録音というと古いレコードや名演シリーズが多くなってくると思いますので、本来の演奏を楽しみならば、正しい音で聴けるフォノイコライザーは必須と思いますので、是非用意することをお勧めします。

なお、アナログレコードでのタイムドメインスピーカー試聴は、「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」にて可能です。
試聴希望日時を試聴問い合わせフォームからお問い合わせください。
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この機種は、ターンテーブルがアルミダイキャスト製なのが、AT-PL30との大きな違いです。

そこで、カッパー・インフィニートオリジナルのターンテーブル制振シート”Altostarato(アルトストラト)"をターンテーブルの違いも含めて再検証してみました。
使用機器は、midTower トカンテ + 真空管アンプiFi-Audio Retro STEREO 50です。
真空管アンプとアナログレコードを聴く前提として、電源フィルターiFi-Audio iPurifier ACも使用しています。

新旧のターンテーブルは、サイズは一緒ですが、重さはプラスチックが約230gに対して、アルミダイキャストは、
約490gと2倍以上重いものです。剛性もアルミ製の方がかっちりしています。
ただし、アルミ製を叩くと若干余韻がなってしまうのが、欠点となります。

タイムドメイン的にはプラスチック製の方が良いとも言われていますが、今回アルミ製ターンテーブルを選んだ理由が、ターンテーブル自体の歪みと回転ムラでした。
ちなみに、プラ製ターンテーブル使用時のカートリッジの動きはこんな感じでした。
アルミダイキャスト製ターンテーブルだとこんな感じ。
いずれも数百円の中古LPレコードですから、レコード盤自体のソリもあるのですが、ターンテーブル自体の歪みで、カートリッジが大きく上下していました。
アルミ製ターンテーブルでは、そんな簡単に反ったりしませんので、レコードのソリのみとなり、狙い通り針の上下動は最小限となりました。
また、33.3rpmが意外に安定していなかった旧型プレーヤーでは、演奏の音程が変わったと感じる程の誤差があり、試聴には不向きと判断した次第です。
実際にAT-PL300の回転を測ると毎分0.1秒の誤差で、旧型の毎分1.5秒前後より大幅に改善されました。
しかしながら、このターンテーブルの音は回避しなければなりません。
そこで、タイムドメイン社由井啓之氏推奨のティッシュ+10円玉を参考に、アルトストラトの使い方で出る違いを比較してみました。
試聴に使ったレコードはエラ・フィッツジェラルドの「Sings」。
Ella Fitzgerald Sings the Rodgers & Hart Song Book [12 inch Analog]

これは、1975年UK盤のようです。
中古で400円くらいだったでしょうか。
発売は1975年ですが、(P)1956となっているので、原盤は1956年のモノラル録音かと思われます。
1956年は、Verveレーベルが立ち上がった当初の作品ということになりますね。
まずは、AT-LP300標準のゴムシートでの試聴。

モノラル盤なのはわかっていますが、どうも音が右と左から聴こえてきます。
一般的なオーディオの2等辺三角の頂点をリスニングポイントとする考え方では、「当然でしょ?」って思うかもしれませんが。。。。。
タイムドメイン的には、何か間違っています。
モノラル録音でも、正しく再生できれば、真ん中の少し奥に立って歌っていると感じるはずですから。
ゴムシートは、根本的にダメという意味がよくわかりました。
次に、ゴムシートをターンテーブルから取り外して、アルトストラトを2枚敷いてみました。

同じ曲をかけると、今度は正面の真ん中から声が聴こえてきます。
イコライザーカーブをRIAAからいろいろ変えてみましたが、どうやらコロンビアカーブが一番人間らしい声に感じます。
ただし、全般的に何か歪んでいるような??
やはり、アルミの音が回避仕切れていないようです。
それでは、由井氏推奨の10円玉を3つアルトストラトの上に乗っけてみます。
これで、ティッシュの上に10円玉と同じような状態になると思います。
アルトストラト2枚なので、だいぶ分厚いティッシュとなりますが。。。

さすが由井氏推奨の対策だけあって、歪み感が取れました。
ただ、なぜかこのパターンだと、イコライザーカーブがコロンビアカーブよりも標準カーブの方がしっくりきます。
そこで、アルトストラト1枚の上に10円玉を3枚置き、さらにその上にアルトストラトを1枚置いてみました。

これで、同じ曲を聴くと。。。
コロンビアカーブにしたときに、一番人間らしさが出ているように聴こえました。
タイムリーに掲載されたPHILE WEBの最新記事「1954年以降はRIAAカーブ」は本当か? ― 「記録」と「聴感」から探るEQカーブの真意を参考にMGMカーブもしくはAESカーブに近い設定(TRE:+1、BASS:+3)にしてみると、、、、
なるほど、このイコライザーカーブとの比較だと、アルトストラト2枚の上に十円玉3枚置きが一番人らしく聴こえてきます。
ちなみに、タイムドメイン的な判断基準は、単に中音がぁ、高音がぁ、ということでなく、
「その歌い手が一番人っぽく声の暖かさが感じられるか?」
「歌い手や演奏家の奥行きや距離感、厚み感など、立体的な整合性が感じられるか?」
を基準としています。
というのは、録音当時の本当の歌声は知る由もなく、途中の録音機やミキシング、カッティングにより色々と(もしくは意図的に)補正されている場合もあるわけで、なかなか1枚1枚本当のところはわからないと思います。
そういう検証を一足飛びにして、結果として一番自然な人間らしい整合性の取れた音をヨシとしています。
さて、ではプラ製ターンテーブルではどうでしょうか?
実は、AT-PL300系では意外に簡単にターンテーブルを交換できます。
ターンテーブルの窓からモーターの軸が見える状態にしたら、ベルトを上から外します。

そうすると、ターンテーブル側にベルトが1周張り付いた状態で取り外すことができます。

このベルトをプラ製ターンテーブルの裏側へ同じように取り付け、ターンテーブルの位置にかぶせてから、窓からモーターの軸に引っ掛けてやれば、ターンテーブル交換完了です。
くれぐれもベルトがねじれた状態にならないように作業してください。
同様に標準のゴムシートを置いて試聴すると。

やはりアルミ製ターンテーブルと同様に、右と左から音が聴こえてきました。
ゴムシートを外してアルトストラトを2枚敷きにすると、

音が正面から聴こえますね。
イコライザーカーブは、MGMカーブ相当が一番しっくりきて、歌声が生き生きして、奥行きも感じられます。
では、さらに10円玉を置くと。。。

それほど差はないようです。
やはり、イコライザーカーブはMGMカーブ相当が一番しっくりきます。
最後に、アルトストラト1枚の上に10円玉3枚、さらにアルトストラトにすると、

これも、アルトストラト2枚敷きだけと、あまり違いがわかりません。
結論としては、、、、
AT-PL30やPionnerモデル、AIWAモデル等プラ製ターンテーブルを搭載している機種では、
>ゴムシートを外し、アルトストラト2枚敷き
AT-PL300等、アルミダイキャスト製ターンテーブルを搭載している機種では、
>ゴムシートを外し、アルトストラト2枚敷きの上に10円玉3枚
というのが、ベストな使い方でした。
アナログレコード本来の音を楽しみたい方は、アルトストラトの活用例として、参考にしてみてください。
なお、古いクラシックやジャズのレコードも、正しい音で聴かなければ、その良さは半分以下しか味わえないでしょう。
と言っても、イコライザーカーブが切り替えられるフォノイコライザーは高価なモデルが多いのが、現状です。
今回の試聴レビューで使用したiFi-Audio Retro STEREO 50は、6種類のイコライザーカーブを切り替えられるフォノイコライザーを内蔵している真空管アンプ。さらにDSD512(22.6MHz)まで対応したDSD DACやBluetooth接続まで対応しているので、割安ではあります。

一番リーズナブルなイコライザカーブを切り替えられるフォノイコライザーは、iFi-Audio micro iPhone 2 KIセットとなります。
クラシックの良録音というと古いレコードや名演シリーズが多くなってくると思いますので、本来の演奏を楽しみならば、正しい音で聴けるフォノイコライザーは必須と思いますので、是非用意することをお勧めします。

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