良 感 探 訪!
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ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。


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タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室のアナログプレーヤー選び!
タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」では、これまでタイムドメイン社由井社長推奨の「オーディオテクニカのAT-PL30」というレコードプレーヤーを使ってきました。

20180104_LP00.jpg


ただ、これは中古品で製造からは15年以上経ったものでした。

最近、回転数が早い問題が出てきて調整したものの、安定せずについに動かなくなってしまいました。

また、プラッター(回転盤)の歪みや不安定さが気になっているところでした。


そこで、次期レコードプレーヤーの検討を開始!

これまで聴いた中で明確に良いのは、Tien Audio TT3 + TopWing カートリッジ 青龍なのわかっているのですが、、、

20180104_LP05.jpg

これは、合計140万円を超えるプレーヤー&カートリッジ。
高額ではありますが、その粋を詰め込んだコストパフォーマンスに、オーディオ評論家の野村ケンジさんも、たまらず自宅に導入されたレコードプレーヤーでもあります。
AV Watch:【プレイバック2017】気づけばトーンアームやラックまで、これぞアナログレコードの泥沼!? by 野村ケンジ-

情報量が多いと言われているレコード再生で、桁違いの情報量を引き出すプレーヤー&カートリッジなのが、最大の魅力。

ただ、現状では置き場が奥行き34cmの棚しかなく、到底140万円を置くには不釣り合いな環境です。

この特上機は将来の目標として、とりあえず棚に乗ることを優先した良音プレーヤー選びを考えます。


これまでAT-LP30を使い続けてきた肝は、カートリッジ周りの軽さ!

特に、歪みのあり、レコード盤の歪みも抑えられないAT-PL30では、溝に軽くついていけることが重要なようです。

そこでまず目に止まったのが、Project ESSENTIAL III


ベルトドライブのプレーヤーには、極軽量のOrtofon OM10(MM)カートリッジが標準搭載されています。

適合カートリッジ自重が3.0g~5.5gと、そもそも軽量なものしか付かない仕様です。

音的には試してみたいですね。

もう一つは、SPEC AP-30



こちらは、AT-PL30と同じ、ATN3600Lカートリッジを採用し、ダイレクトドライブ・ブラシレスDCモーター搭載に加えて±10%の回転速度調整が付いているところが魅力。また、78回転のSPにも対応しています。

速度調整重視なら万全なモデルです。

これも音を試してみたいですね。

でも、結局選択したのは、audio-technica AT-PL300 BKというAT-PL30の後継機。



この系統は、もともとAIWAのOEMで、DENONやPionner、SONYからも同じ筐体の仕様違いが発売されていました。

カートリッジもVM式で同じもののようです。

現在ではPionner PL-J2500がほぼAT-PL30そのままのプラスチック製プラッター機。

DENON DP-29F-Kが、アルミ製プラッターのAT-PL300と似ている仕様。


しかしながら、マニュアルのアップ/ダウン機能が省略されていて、オート専用なのがネックです。

結局、アルミ製プラッターでマニュアルアップ/ダウン機能も付く、audio-technica AT-PL300 BKということになりました。

実際に到着したAT-PL300 BK
20180104_LP01.jpg

プラッターを測ってみたら、AT-PL30のプラスチック製プラッターが丁度200gなのに対して、AT-PL300のアルミ製プラッターは490gと約2.5倍の重さがあります。
その分、慣性重量が大きくなりますので、ベルトドライブに加えてさらに回転ムラが少なくなる方向と思われます。

ベルトは当然新品が付いてくるわけですが、しなやかですね。

というかAT-PL30のベルトはとっくに交換時期を過ぎていたようです。

でも、滑って遅くなるのではなく、回転が早めなのが問題だったわけで、ベルトが滑っていたわけでもないのが不思議!

さて、回転を実測してみました。

20180104_LP02.jpg

使ったのは、オーディオ機器メーカーで定評のあるFEDLIXさんが作成したストロボパターンと、iPhoneアプリ「ストロボライト・タコメーター」。

そう、今時インバーターでもLEDでもない明かりが無いのですが、iPhoneのライトを使えて便利な時代です。

AT-PL300は、ネットだと、33 1/3回転では少し早め、45回転はほぼ正確との書き込みが多いですが、届いたAT-PL300を測定すると、33 1/3回転ではほぼぴったり、45回転はちょっと早めでした。
基本的にLPしかないので、33 1/3回転がほぼぴったりなのはラッキーな個体でした。

実際に33 1/3回転のタイムを実測すると、59秒91とほぼ目視測定の誤差範囲。

これで、課題の一つは克服できました。


さて、AT-PL300も万全ではありません。

それは由井社長が指摘しているアルミ製プラッターの音。

そこは、ティッシュを敷いてという対処方法ですが、Kappa Infinitoオリジナルのターンテーブル制振シート”Altostrato”で対応しました。

20180104_LP02.jpg

これでほぼ満足ではありますが、Kappa Infinitoオリジナルのインシュレーター"Calma”でプレーヤーを浮かせると、奥行き方向がより自然になり、さらに満足な音となりました。

20180104_LP04.jpg

アナログ再生は実に敏感ですね。

そういえば、もう一つアナログ再生で必須となりつつあるのが、iFi-Audio iPurifier AC

真空管アンプやアナログプレーヤーの少し詰まったような音は、決してレトロな音ではありません。

電源ノイズにより紗がかかっているだけで、電源ノイズ対策でストレスのない音が楽しめます。

真空管アンプやアナログプレーヤーは、iPurifier DCを通せないのが難点でしたが、iPurifier ACの登場で手軽に電源対策ができるようになりました。

やっと、復旧したタイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室のアナログ再生環境。

以前よりも回転精度がよくなって、よりアナログレコードの試聴環境がよくなったと思います。

アナログレコード+タイムドメインスピーカーの音を聴いてみたい方は、こちらの試聴問い合わせフォームからお問い合わせください。

空いていれば休日や夜も21時くらいまで試聴が可能です。平日の不在日もありますので、必ず事前に試聴可能日時をご確認ください。

ストレスフリーの音楽再生環境をご自宅でお楽しみいただけたらと思います。

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