
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
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このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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タミヤ M08シャーシを買ってから1年半。
操って楽しいとの話で増車したのですが、確かに楽しい。
単によく走るというのではなく、車を操る難しさも含めて楽しめる感じ。
実際、ステアリングと駆動輪が別れているというのは、わかりやすいかもしれません。
でも、遠隔操作のラジコンは、そう単純な話でもなく、結構ドライバーの力量が要求されます。
最初に組み合わせたのが、ワーゲンバス。
前までは四輪駆動のMF-01Xシャーシに乗せていたボディです。
M08に載せることで、より実車に近い、後輪駆動車となります。
実際その動きは楽しいのですが、、、
この背高ボディはこけやすい!
四輪駆動シャーシだと、前輪を曲げて駆動すると自分で起き上がれることもあるのですが、
駆動輪がステアしない後輪だけだと、まず100%起き上がれないのです。
周りの方に迷惑かけたり、お手数かけて助けていただいたり。
見た目の愛嬌で勘弁していただいている状態。
そのため、ワーゲンバス用のM08は、「いかにコケないか」という足回りセッティングにしていました。
コケるというのは、外側のタイヤが踏ん張っているわけで。
だから、リヤが先に流れる仕様にすれば、コケる前にスピンして止まるわけです。
運転は難しくなりますが、いずれにしろ背高ボディは荷重移動を相当意識したコーナリングが必要なので、攻略するのもまた一興。
すっかり慣れて楽しんでいました。
その次に載せたのが、FK7シビックハッチバックボディ。

このボディは S寸(210mm)ホイールベースなので、さらにスピンし易い仕様。
さらに、屋根にカメラ乗っけて高重心。
でもワーゲンバスで培った足回りは、コケることなく楽しめました。
しかし、転機になったのが、タミグラ参加です。

タミヤグランプリのMスポーツクラスに参加するには、タミヤ製ボディが必要です。
しかもタイムを競うのですから、ワーゲンバスでは不利過ぎる。
そこで、一番背が低くて、空気抵抗少なそうなロータスヨーロッパボディを新調して参加しました。
今度はM寸(225mm)の低いボディですから、コケるのとは正反対で楽ちんです。
ボディ載せ替えて単独で走る分には問題ないのですが、リヤグリップはぎりぎりを保ってRを大きくとって曲がっている状態。
レースに出てみると、ちょっと後ろから触れられただけで、激速スピンしてしまいました。
1レースで3回くらいはスピンしていたと思います。
まあ、遅いから、、、
ど突かれるんですけどね。
なるべく周回遅れで迷惑かからないよう譲っていたつもりですが、待ち切れないんでしょう。
結果は予想通りの予選落ち。
そして、いくらなんでも、もっとまともなM08にしなきゃいかんと思い直しました。
M08シャーシをしばらく眺める。。

まずは、ラジコンならではのコーナンリング三重苦をなんとかしなければなりません。
一番単純な話は、ラジコンの後輪駆動は、前輪ブレーキが無いこと。
自転車の前輪ブレーキが壊れて、後輪ブレーキだけで乗ったらかなり緊張の連続ですよね!
ラジコンのブレーキは、モーターの回生ブレーキなので駆動輪しかかりません。
しかも、減速時は前のめり。
そう、荷重が抜けた駆動輪にブレーキが効くという状態です。
そしてM08特有な問題が、重いモーターが後輪より前にあること。
さらに、加速時は後輪を押さえる方向にモーター反力がかかってグリップを増しているので、減速時はそのモーター反力が抜ける!
コーナー侵入の減速時には、常にこの三重苦状態なわけです。
まあ、実際には同じM08でタミグラレースを戦ってAメイン決勝に行っている方もおられますので、解決方法はあるはず。
しかし、M08の運転技量あっての足回りという気もします。
そこで、まずはM08シャーシを理解することから始めてみました。
まずは、フロントサスペンションの動きを動画でメモ。
ボディに荷重がかかったときに、タイヤのキャンバーが増す方向。
実際コーナリング中にロールした場合は、タイヤが正立を保ってタイヤの設置面積を減らさないようにする方向です。
これは、サスアームの上側と下側の寸法比で軌跡が決まるので、サスアーム上側のタイロッドで調整可能です。
次はリヤサス周りの動きを動画でメモ。
リヤサスも荷重でキャンバーが増やす方向で、タイヤの設置面積が減らないように頑張ります。
ただ、後ろから見ていると、ロールがバッテリーケースの路面接触で規制されてしまうのが気になります。
M08はバッテリーを横向きマウントですから、車高が低いとバッテリーの長さがネックになってしまいますね。
次はシャーシたわみの動画メモ。
動画ではわかりにくいですが、実際に触っていると、モーターのある区間が柔らかく、シャーシとリヤサスセクション間でたわんでいます。
これは、モーター上のM08 モーターブリッジを入れれば、解消できると思います。


しかし、そこはラジコンの世界。
このたわみも二次的なサスペンション特性と考えれば、硬い方がセッティングが難しくなるかもしれません。
前半分は、ホイールベース調整のスライド部分が重なっていて剛性が高そうです。
ただ、ホイールベースをL寸(239mm)仕様にすると、前側も柔らかさが変わってくるので、また前後バランスに影響ありそうです。
もうひとつ、シャーシねじれの動きメモ。
さあ、これは難しい。
バッテリーマウント部の空洞でねじり剛性が落ちて、グニュグニュ動いています。
だから、バッテリーにスポンジ挟んでしっかりマウントすると、シャーシ特性自体が別物になってしまいそうです。
また、モーターとリヤサスの付け根でシャーシがくびれているのもきになりますね。
正に応力集中ポイント&ねじれ方向のモーメントミニマムポイントになってしまいます。
ただ、この逃げ特性はバネでは出せない粘りなので、スタビライザーと思えば、硬くしない方がよい気もします。
というわけで、思考が散らかりきったところで、今日のブレインストーミングはここまで。
なかなかやりごたえあるシャーシです。
果たして、皆さんのように上手く走れる日は来るのでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
立体的な音を再現できるタイムドメインスピーカーや、
iFi-Audioによる高純度再生の世界
実際どんな音なのか試聴できる「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」
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実際、ステアリングと駆動輪が別れているというのは、わかりやすいかもしれません。
でも、遠隔操作のラジコンは、そう単純な話でもなく、結構ドライバーの力量が要求されます。

前までは四輪駆動のMF-01Xシャーシに乗せていたボディです。
M08に載せることで、より実車に近い、後輪駆動車となります。
実際その動きは楽しいのですが、、、
この背高ボディはこけやすい!
四輪駆動シャーシだと、前輪を曲げて駆動すると自分で起き上がれることもあるのですが、
駆動輪がステアしない後輪だけだと、まず100%起き上がれないのです。
周りの方に迷惑かけたり、お手数かけて助けていただいたり。
見た目の愛嬌で勘弁していただいている状態。
そのため、ワーゲンバス用のM08は、「いかにコケないか」という足回りセッティングにしていました。
コケるというのは、外側のタイヤが踏ん張っているわけで。
だから、リヤが先に流れる仕様にすれば、コケる前にスピンして止まるわけです。
運転は難しくなりますが、いずれにしろ背高ボディは荷重移動を相当意識したコーナリングが必要なので、攻略するのもまた一興。
すっかり慣れて楽しんでいました。
その次に載せたのが、FK7シビックハッチバックボディ。

このボディは S寸(210mm)ホイールベースなので、さらにスピンし易い仕様。
さらに、屋根にカメラ乗っけて高重心。
でもワーゲンバスで培った足回りは、コケることなく楽しめました。
しかし、転機になったのが、タミグラ参加です。

タミヤグランプリのMスポーツクラスに参加するには、タミヤ製ボディが必要です。
しかもタイムを競うのですから、ワーゲンバスでは不利過ぎる。
そこで、一番背が低くて、空気抵抗少なそうなロータスヨーロッパボディを新調して参加しました。
今度はM寸(225mm)の低いボディですから、コケるのとは正反対で楽ちんです。
ボディ載せ替えて単独で走る分には問題ないのですが、リヤグリップはぎりぎりを保ってRを大きくとって曲がっている状態。
レースに出てみると、ちょっと後ろから触れられただけで、激速スピンしてしまいました。
1レースで3回くらいはスピンしていたと思います。
まあ、遅いから、、、
ど突かれるんですけどね。
なるべく周回遅れで迷惑かからないよう譲っていたつもりですが、待ち切れないんでしょう。
結果は予想通りの予選落ち。
そして、いくらなんでも、もっとまともなM08にしなきゃいかんと思い直しました。
M08シャーシをしばらく眺める。。

まずは、ラジコンならではのコーナンリング三重苦をなんとかしなければなりません。
一番単純な話は、ラジコンの後輪駆動は、前輪ブレーキが無いこと。
自転車の前輪ブレーキが壊れて、後輪ブレーキだけで乗ったらかなり緊張の連続ですよね!
ラジコンのブレーキは、モーターの回生ブレーキなので駆動輪しかかりません。
しかも、減速時は前のめり。
そう、荷重が抜けた駆動輪にブレーキが効くという状態です。
そしてM08特有な問題が、重いモーターが後輪より前にあること。
さらに、加速時は後輪を押さえる方向にモーター反力がかかってグリップを増しているので、減速時はそのモーター反力が抜ける!
コーナー侵入の減速時には、常にこの三重苦状態なわけです。
まあ、実際には同じM08でタミグラレースを戦ってAメイン決勝に行っている方もおられますので、解決方法はあるはず。
しかし、M08の運転技量あっての足回りという気もします。
そこで、まずはM08シャーシを理解することから始めてみました。
まずは、フロントサスペンションの動きを動画でメモ。
ボディに荷重がかかったときに、タイヤのキャンバーが増す方向。
実際コーナリング中にロールした場合は、タイヤが正立を保ってタイヤの設置面積を減らさないようにする方向です。
これは、サスアームの上側と下側の寸法比で軌跡が決まるので、サスアーム上側のタイロッドで調整可能です。
次はリヤサス周りの動きを動画でメモ。
リヤサスも荷重でキャンバーが増やす方向で、タイヤの設置面積が減らないように頑張ります。
ただ、後ろから見ていると、ロールがバッテリーケースの路面接触で規制されてしまうのが気になります。
M08はバッテリーを横向きマウントですから、車高が低いとバッテリーの長さがネックになってしまいますね。
次はシャーシたわみの動画メモ。
動画ではわかりにくいですが、実際に触っていると、モーターのある区間が柔らかく、シャーシとリヤサスセクション間でたわんでいます。
これは、モーター上のM08 モーターブリッジを入れれば、解消できると思います。
しかし、そこはラジコンの世界。
このたわみも二次的なサスペンション特性と考えれば、硬い方がセッティングが難しくなるかもしれません。
前半分は、ホイールベース調整のスライド部分が重なっていて剛性が高そうです。
ただ、ホイールベースをL寸(239mm)仕様にすると、前側も柔らかさが変わってくるので、また前後バランスに影響ありそうです。
もうひとつ、シャーシねじれの動きメモ。
さあ、これは難しい。
バッテリーマウント部の空洞でねじり剛性が落ちて、グニュグニュ動いています。
だから、バッテリーにスポンジ挟んでしっかりマウントすると、シャーシ特性自体が別物になってしまいそうです。
また、モーターとリヤサスの付け根でシャーシがくびれているのもきになりますね。
正に応力集中ポイント&ねじれ方向のモーメントミニマムポイントになってしまいます。
ただ、この逃げ特性はバネでは出せない粘りなので、スタビライザーと思えば、硬くしない方がよい気もします。
というわけで、思考が散らかりきったところで、今日のブレインストーミングはここまで。
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2022年9月18日、中野サンプラザで開催された「秋のヘッドフォン祭2022」に参加してきました。

このイベントは、多くのヘッドフォン関連メーカーが参加して毎回大賑わい!
しかし、最近はコロナ禍対応で事前登録制で参加人数が制限されていて、なかなか参加すらできないイベントです。
ところが今回は、会場内のバーゲンセールが無いとのことで、1500人に参加枠が余っているとのこと。
申し込みも間に合い、急遽参加してみることにしました。
と言っても、ヘッドフォンにはほとんど興味が無い人。
なぜ参加するかというと、XI AUDIOとiFi-Audioから新製品が発売になるとのことで、折角ですから実機を聴きに行きました。

当日は、台風直前の嵐。
なんとか雨雲の切れ間を会場に到着しました。
しかし参加中にも大雨洪水警報が次々と発表され、しまいには地下鉄線路が冠水という、荒れた日となりました。
さてお目当ては、XI AUDIO(イレブンオーディオ)のR-2R式DAC「XI AUDIO K-DAC」

全面にはボリュームつまみがひとつ。
そして、背面にはXLRバランス出力も見受けられます。

それもそのはず、「XI AUDIO K-DAC」は、XI AUDIOの上位機種「Sagra DAC」と同じDAC回路と入出力端子をそのまま受け継いでいるとのこと。
しかし、価格は税込242,000円とSagraDACの半額以下となりました。
その大きな違いは電源!
SagraDACでは、9系統もの電源回路を搭載していましたが、K-DACでは電源部分を新たに開発してスイッチイング回路化して、コンパクト化とコストダウンを実現しました。
スイッチイング式とは言え、XI AUDIOのシャオ氏が手がけるものですから妥協がありません。
ΔΣ式のDACチップを使わないR-2R式DACをもっと広く多くの人に使ってもらいたいとの想いで、今回製品化に至ったそうです。
そのため、メイン回路や入出力仕様もそのまま継承しているとのこと。

実機の試聴は、ネット配信音源をK-DAC→ヘッドフォンアンプFormuraS経由で聴くセットになっていました。
しかし試聴はいつもの音源でやりたいもの。
そこで、Lotoo PAW 6000のデジタル出力をK-DACに入れて試聴してみました。
出てくる音は、やはり独特の自然な音!
デジタル臭く無いというと、ちょっと大雑把な表現ですが、DACチップを通すと僅かに感じる“角”が無い感じです。
そして、今回プリアンプとしてボリュームを備えたり、デジタルフィルターを切り替えられ、それらを操作するリモコンも付属するという、使い勝手も盛り込まれました。
半額以下になったとは言え、DACとしては高価な「XI AUDIO K-DAC」ですが、DACチップの音に物足りなさを感じている方の回答として、安価な製品になると思います。
続いては、iFi-Audioの新製品!

「iFi-Audio NEO stream」が発表されました。
NEOシリーズの2作目は、WiFiもしくはLAN経由の音楽ストリームサービスに対応したDAC!
ストリーミングは、Tidal、Spotify、Roon、AirPlay、DLNA/UnPnP、NAA他に対応。

RCAと4.4mmバランス出力の他、XLR出力、デジタル出力にも対応し、ストリーマーのミドルクラスとなります。

筐体は、NEO iDSDと共通ですが、内部回路は一部簡略化されているところもあるとのことで、当日はNEO Streamからデジタル出力し、NEO iDSDのDACで聴くという構成になっていました。
こちらは、ネット配信サービスのデモ機とのことで、いつもの音源は聴くことができませんでした。
いくつかメジャーな曲を聴いた範囲では、ネット配信故の荒さ等は一切無く、単にNEO iDSDの音がしていた感じです。
Bluetoothではなく、LAN通信を使うとのことで、ネット配信はかなりハイクオリティの音源を楽しめます。
ネット配信の膨大な音源を楽しみたい方には、音質と価格を良質した手軽な一台になるかもしれません。
発売は近々とのことでした。無線機器になるため、その辺の認証待ちになるかもしれません。
正式発売が楽しみな一台です。
さて、会場には数え切れない程のヘッドフォンで埋め尽くされていますが、他に注目の製品が無く、用事はここまで。
でも折角なので、野村ケンジ氏と角田郁夫氏の「アナログレコードをヘッドホンで気軽に楽しむ」を拝聴してきました。

「ヘッドフォンで」というのはあまりなかった気がしますが、両方の秘蔵版が紹介され、それぞれのこだわり話をお聞かせいただきました。
当日の様子は、いずれYouTubeチャンネル「ノムケンLab」で公開されるようなことをおっしゃっていましたので、興味ある方はどうぞ。
さて、久しぶりのXI AUDIO新製品「K-DAC」
かなり有望なモデルなので、カッパーインフィニートではデモ機を借りてもう少しじっくりと試してみようかと検討中です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
会場の高さ、広さを再現するタイムドメインスピーカーは
ライブ配信やライブ・ビューイングに最適!
自宅の音楽再生環境をグレードアップして、音楽も映画も
愉しむ生活に!
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このイベントは、多くのヘッドフォン関連メーカーが参加して毎回大賑わい!
しかし、最近はコロナ禍対応で事前登録制で参加人数が制限されていて、なかなか参加すらできないイベントです。
ところが今回は、会場内のバーゲンセールが無いとのことで、1500人に参加枠が余っているとのこと。
申し込みも間に合い、急遽参加してみることにしました。
と言っても、ヘッドフォンにはほとんど興味が無い人。
なぜ参加するかというと、XI AUDIOとiFi-Audioから新製品が発売になるとのことで、折角ですから実機を聴きに行きました。

当日は、台風直前の嵐。
なんとか雨雲の切れ間を会場に到着しました。
しかし参加中にも大雨洪水警報が次々と発表され、しまいには地下鉄線路が冠水という、荒れた日となりました。
さてお目当ては、XI AUDIO(イレブンオーディオ)のR-2R式DAC「XI AUDIO K-DAC」

全面にはボリュームつまみがひとつ。
そして、背面にはXLRバランス出力も見受けられます。

それもそのはず、「XI AUDIO K-DAC」は、XI AUDIOの上位機種「Sagra DAC」と同じDAC回路と入出力端子をそのまま受け継いでいるとのこと。
しかし、価格は税込242,000円とSagraDACの半額以下となりました。
その大きな違いは電源!
SagraDACでは、9系統もの電源回路を搭載していましたが、K-DACでは電源部分を新たに開発してスイッチイング回路化して、コンパクト化とコストダウンを実現しました。
スイッチイング式とは言え、XI AUDIOのシャオ氏が手がけるものですから妥協がありません。
ΔΣ式のDACチップを使わないR-2R式DACをもっと広く多くの人に使ってもらいたいとの想いで、今回製品化に至ったそうです。
そのため、メイン回路や入出力仕様もそのまま継承しているとのこと。

実機の試聴は、ネット配信音源をK-DAC→ヘッドフォンアンプFormuraS経由で聴くセットになっていました。
しかし試聴はいつもの音源でやりたいもの。
そこで、Lotoo PAW 6000のデジタル出力をK-DACに入れて試聴してみました。
出てくる音は、やはり独特の自然な音!
デジタル臭く無いというと、ちょっと大雑把な表現ですが、DACチップを通すと僅かに感じる“角”が無い感じです。
そして、今回プリアンプとしてボリュームを備えたり、デジタルフィルターを切り替えられ、それらを操作するリモコンも付属するという、使い勝手も盛り込まれました。
半額以下になったとは言え、DACとしては高価な「XI AUDIO K-DAC」ですが、DACチップの音に物足りなさを感じている方の回答として、安価な製品になると思います。
続いては、iFi-Audioの新製品!

「iFi-Audio NEO stream」が発表されました。
NEOシリーズの2作目は、WiFiもしくはLAN経由の音楽ストリームサービスに対応したDAC!
ストリーミングは、Tidal、Spotify、Roon、AirPlay、DLNA/UnPnP、NAA他に対応。

RCAと4.4mmバランス出力の他、XLR出力、デジタル出力にも対応し、ストリーマーのミドルクラスとなります。

筐体は、NEO iDSDと共通ですが、内部回路は一部簡略化されているところもあるとのことで、当日はNEO Streamからデジタル出力し、NEO iDSDのDACで聴くという構成になっていました。
こちらは、ネット配信サービスのデモ機とのことで、いつもの音源は聴くことができませんでした。
いくつかメジャーな曲を聴いた範囲では、ネット配信故の荒さ等は一切無く、単にNEO iDSDの音がしていた感じです。
Bluetoothではなく、LAN通信を使うとのことで、ネット配信はかなりハイクオリティの音源を楽しめます。
ネット配信の膨大な音源を楽しみたい方には、音質と価格を良質した手軽な一台になるかもしれません。
発売は近々とのことでした。無線機器になるため、その辺の認証待ちになるかもしれません。
正式発売が楽しみな一台です。
さて、会場には数え切れない程のヘッドフォンで埋め尽くされていますが、他に注目の製品が無く、用事はここまで。
でも折角なので、野村ケンジ氏と角田郁夫氏の「アナログレコードをヘッドホンで気軽に楽しむ」を拝聴してきました。

「ヘッドフォンで」というのはあまりなかった気がしますが、両方の秘蔵版が紹介され、それぞれのこだわり話をお聞かせいただきました。
当日の様子は、いずれYouTubeチャンネル「ノムケンLab」で公開されるようなことをおっしゃっていましたので、興味ある方はどうぞ。
さて、久しぶりのXI AUDIO新製品「K-DAC」
かなり有望なモデルなので、カッパーインフィニートではデモ機を借りてもう少しじっくりと試してみようかと検討中です。
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