良 感 探 訪!
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プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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「トップガン マーヴェリック」でIMAXを初体験!
2022年5月27日に公開された「トップガン マーヴェリック」!
20220602_IMAX03.jpg

続編を期待されつつ、なかなか実現しなかったものが、36年の月日を経てついに公開となりました。

これは是非観たい!

でも見るなら、最寄りかつ国内で屈指の設備を誇るグランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観てみたい!

20220602_IMAX04.jpg

IMAXの実力は如何に!


ということで、グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXスクリーンで「トップガン マーヴェリック」を観賞してきました。

20220602_IMAX01.jpg

シネマサンシャイン池袋のスクリーン12は、最上階にあるスクリーン。

写真の上の方にある窓がスクリーンの入り口階で、そこから縦18.9mにもおよぶ国内最大級のスクリーンが設置されています。

映像方式はIMAX

1.43:1比のスクリーンに2台のレーザープロジェクターを使って投影!

4K映像をレーザー×2の強烈なコントラスト比で楽しめるというモノです。

音響は、DOLBY atomosと覇権を競い合っている12.1chサラウンドシステムでの上映です。

最新設備とあって、上映料金は通常料金1900円+700円。

さらに+1500円(700円ミールクーポン付)のプレミアムクラスと、+3000円(1200円ミールクーポン付)グランドクラスがありました。

座席はかなり傾斜しているので、どこに座っても前の人の頭が・・・てことは無いのが、最新の映画館ですね。

また水曜日のシネマサンシャインデイ(-700円)は皆狙っているようで、すでに真ん中のフラット席が満席。

とりあえず、前側の真ん中あたりの席を選んでみました。

座席から見上げた感じがこちら。

20220602_IMAX02.jpg

思ったよりも見上げる感じですね。

あと、意外だったのが、左右の画面の端が視界に入ること。

テレビが1.33:1(4:3)からフルHDの1.78:1(16:9)になったのは、左右の画面端が視界に入らなくなることで、臨場感・没入感が増すからという理由があるわけで。

フルHD画面も距離を離れて俯瞰して見てしまうと、ただの縦細画面。
本来の意味は台無しなんです。

IMAXの1.43:1は、スクリーン全体を俯瞰してしまうと、古い標準画面比に近く逆戻りしている感じる方もいるかと思います。


結局肝となるのが、左右の画面端が視野を越えかどうかなのですが、、、

スクリーンが壁面いっぱいではなく黒い縁部分があるので、俯瞰して見えてしまい、ただの縦長映画に見えてしまうか微妙なところ。

映画館ですから、スクリーンも音もすべて専門家が設計していると思うのですが、ちょっとどうかと。

本来はもう少し真ん中の席が映像としては見やすいと思うのですが、上の席に行けば行くほどスクリーンとの距離が離れますので、より俯瞰して見やすくなり、臨場感は減ってしまうかもしれませんね。


ただ、投射面積事態は広大なので、本編が始まる前の予告映像が激しいと、気分を悪くしてしまう人もいるかもしれません。

予告を20分近く見せられるので、今回は本編が始まるまでは目を瞑って眼力温存作戦としました。


本編が始まってからは多少激しいシーンでもストーリーがあるので、酔うようなことはなく。

やはり刺激的なシーンを集める予告編は、大画面で連続されると、ちょっと不快な感じですね。


さて、12.1chの方はと言うと、、、

如何にもスクリーンに中央SPと左右SP、真上SPの位置がわかる感じ。

サラウンドSPは、前寄りの席だと左右の壁全体が鳴っている感じで方向感を感じることはできず。

そして、サブウーファーは、ボワボワの低音で割れるギリギリの音量を「迫力だ」と言い代えている感じでした。

これは、荒修行となりそうです。

YouTubeにもあるIMAXのPV動画。



2chステレオ音源では、「ここから」という音の意味がわかりませんが、

さすがに映画館だと、「ここから」という音の意味がよくわかりました。

音の定位を表現するのに、その位置のスピーカーから鳴らしているわけで、方向感=スピーカーの位置x音量合成というわけです。


さてさて、本編を見た感想は。。。

一応ネタバレは無しということで、音的に気になったところをいくつか挙げますので、これから観る方はご参考に。


まずはオープニング。



前作と同じオープニングテーマから始まるわけですが。

タイムドメインスピーカーだと、リズムパターンのエコーが4重以上に聞こえるのですが、、、

映画館ではエコーが1回聞こえるかどうかと言った感じ。

弱いエコーや響きは、潰れて聴こえないようです。

この音を知らなければ、そのまま聴き流せばよいわけですが、、、

知っているとオープニングの発着シーンが始まるまでのワクワク感が全然違うので、悲しい限り。

早くブルーレイで見たいですね。

そして、セリフの方向感は、左、中央、右の切り替え式。

役者の位置とは合いませんが、そこは脳みそ補間が働いて意味はわかると言った感じです。

ただ、こういう補間思考が聴き疲れの原因になるわけです。

あとは、ひたすらサブウーファーのボワボワ音が辛かったです。


でも、ストーリーは良くて、お話に入り込めばなんとか乗り切れる。

CGを使わない戦闘機シーン、特に低空飛行ではど迫力の圧巻映像でした。

あのGに耐える表情は、なかなか演技じゃ撮れないのではないでしょうか?

前作での葛藤を織り交ぜつつ各々が乗り越えていくお話は、トム・クルーズが36年も構想を練った作品だけあって、なかなか見応えたっぷりの映画でした。

興味があれば、是非一度映画館でご覧になってみてください。

荒修行を乗り越えるお話の濃さはあると思います。


ただ、見終わった感想は「疲れた」!

映画館を出てきたぐったりでした。

ストーリーの良さで耐えられたものの、音響の荒修行は2時間が限界のようです。

上映時間は2時間20分とありましたが、そのうち20分は予告編が流れ続けるので、目を瞑って眼力温存作戦は正解だったようです。


もし次に見るなら、IMAXではなくて横長画面のスクリーンがいいかなと思います。


4DXscreenは、左右壁まで映像があり、没入感は半端ないことでしょう。

けれど椅子まで動くとなると、見た後のぐったり感も当選確実で、酔いやすい人は避けた方が良いかもしれません。


BESTIAスクリーンは、シネマスコープサイズが左右の画像端を感じずに没入感も十分かと思います。

DOLBY Atomosはまだ体験していないのでなんとも言えませんが。


また、グランドシネマサンシャイン池袋では、「轟音」上映というのもありました。

これは、疲れが増すこと確実だと思いますので、意味わからなければ避けておいた方が良いかもしれません。


個人的には昔から特にマークの付かない300人程度スクリーンで、ど真ん中を陣取って見るのが定石でしたが、今も無難かもしれませんね。

小さめのスクリーンの方がスクリーンまでが近くて視界に画像端が入らない確率が高く、かつ前の人の頭も邪魔しない確率が高いので、映画館で見るときは小さめスクリーンを選んでいました。


旧作であれば、ブルーレイ+タイムドメインスピーカーの映画鑑賞を是非一度ご体感いただきたいと思います。

たった2本のスピーカーでスクリーン上の役者の位置から聴こえる立体音再生環境は、考えずとも理解できる定位感が疲れ知らず。

さらに「映画を作る人たちは、ここまで作り込んでいるのか!」

というのがよくわかり、作品や演者に対する関心も増すことでしょう。




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6代目RP8ステップワゴン スパーダeHEVを見てきた
今年1月の情報公開から5ヶ月が経ち、、

やっとSTEPWGNの6代目がいつものディーラーに導入されました。

展示車は「STEPWGN SPADA eHEV FF」

20220601_STEPWGN6_01.jpg

いや〜、長かったですね。

対抗するTOYOTA NOAH /VOXYは1月下旬には発売され、そのデザインや新装備が話題となり、

最近は話題にもならなくなるくらい、長く待たされた気がします。

どっちが良いか?なんてYouTubeでも投稿が多かったですが、そもそもオラオラ路線踏襲と、新ジェネレーションのデザイン。

オラオラ好きはNOAH /VOXY一択だったのではないでしょうか。

2月くらいにSTEPWGNの展示車でも目にすれば、多少流れが変わったかもしれませんが、ちょっと間が空いてしまいましたね。


それはさておき、RP8 STEPWGNの実車を見た印象は?

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「シンプルで四角い箱」と言われてきたデザインですが、、、

実際に見ると、角が丁寧に削られ、豊かな表情のデザインじゃ無いですか!

初代STEPWGNの無骨なデザインをイメージしていましたが、6代目はなかなかクールなイケメンデザインと思いました。

窓肩で通っているラインは、シンプルなだけでなく、伸びやかで理知的な印象です。

これまでSTEPWGNの中ではオラオラ系だったSPADAですが、この理知的な顔にメッキが入ってもオラオラ的な嫌味は感じないですね。

20220601_STEPWGN6_05.jpg

リアもシンプルで真っ当なデザイン!

見ていて落ち着くというより、不安感が無いという印象!!

先代のワクワクドアは機能的には素晴らしいアイディアだし、もし買うなら付いてるやつだったのですが、、、

どうも、あの左右非対称なデザインが落ち着かなかった!

まあ4〜5年経った今では違和感ないですが、発売当初はリアデザインだけ残念でした。

そういうリアクションが女性にも多かったようで、販売が伸びない原因のひとつだったかもしれません。

いや、実際にワクワクゲートを使うとやめられない便利さがあるのですが。

リア窓下を黒ガーニッシュで一本通してくれればいいだけだと思うのですが、、、

ホンダデザインのちょっとチグハグ感が出てしまったような気もします。

無くなって寂しい気もありますが、全長が大きく伸びて、ワクワクゲートならギリギリ停められた我が家Pを大きくオーバーしてしまいましたので、今となっては無くても同じになってしまいましたけど。

20220601_STEPWGN6_06.jpg

そのリアゲートを開けると、長いリアゲートに続く長い天井!

そして遥か彼方のフロントスクリーン!!

フラットにしまえる3列目シートは、軽〜い操作で出し入れできて、完成度高いです。

そして6代目ではシートの厚みが増して、3列目がエマージェンシーシートではなく、長距離移動でも実用的なものになったようです。


以前乗っていたRG1ステップワゴンは、左右跳ね上げ式の3列目シートでした。

まあまあ重い操作ではありましたが、シートの厚みは手抜きなしだったので、8名乗車でのロングドライブも実用的でした。

それを知っていると、なかなか買い替えできずに14年も乗ってしまった次第。

RP8ステップワゴンの3列目は、座面が高くて見晴らしが良いことも相まって、快適に乗れるかと思います。

ステップワゴンの積載性は、初代から受け継ぐ美点。

RG1ステップワゴンでも、5人乗って、3列目畳んだところに、ファミリーテント&タープとキャンプ用具一式載せても、リアウィンドウをふさぐことがなかったくらいですから、全長の伸びたRP8はもっと積めることでしょう。

さて、運転席に乗り込むと。。
20220601_STEPWGN6_07.jpg

やはり水平基調のシンプルな面構成ですが、巧みに作り込まれたデザイン。

シビックのアミアミ吹き出し口と大型ナビモニターが、最新ホンダデザインの雰囲気を醸し出しています。

また、最近のフロントウィンドウを立てるデザイン基調は、ダッシュボードの広さ感が印象的。

冬は温室に?!

まあ夏は灼熱地獄になってしまいますが。(笑)

メーター類はハンドルの中ですね。

4代目RKステップワゴンの時は、メーターとハンドルに距離があったので、シートポジションとハンドルのテレスコピックとメーター視野がどうにもならず、全く乗る気にはならなかったのを覚えています。

メーター視野に拘束されずテレスコピック調整ができるRG1は、快適そのものでしたから。

今度のRP ステップワゴンはとりあえず違和感はなかったけど、これは試乗してみないとなんとも言えませんね。

20220601_STEPWGN6_08.jpg

SAPDAの室内は黒基調のみ。

オットマン付きのセカンドシートは高級感たっぷりです。

中寄せのロングスライドもスムーズで快適快適。

フロントシートの後ろにトレイが付いて、スライドドアには巻取の遮光スクリーンが付いて。

DIYでRG1を作り込んだ以上の内容が全部入りって感じです。

まあ、15年の歳月が過ぎてますけどね。

RG1でも3列目を最後端にして2列目下げると、結構リムジンでしたけど。

RPステップワゴンの2列目は、下げた上でオットマンまででてきて、リムジンそのもの。

リムジンというとセダンベースのイメージですが、実はリアシートがボディに張り付いていると、ボディ振動を直接拾って快適性が落ちるんです。

こういうワンボックスタイプのセカンドシートは、フロントシートと同様に完全自立しているから、快適性は有利なんです。

ただ、3列目になるとリアタイヤ直上になってしまうので、突き上げはドラミング等で、また不利になってしまうのですが。


そして、2列目を下げてリムジンにしたときの視界がこれ。

20220601_STEPWGN6_09.jpg

想像してみてください!

この3枚目の窓、顔の横に無骨なシートの裏面があったら、リムジン感台無しですね。!!

一気に荷室で寝てる感に苛まれてしまうのではないでしょうか?

だから、こういう使い方をしたい人には、NOAH /VOXYは問題外だと思うんですけど。

トヨタ様だから売れてしまうんですよね。

ワンボックスミニバンはこういう使い方だけじゃないから、自動車庫入れが魅力なら逆にNOAH/VOXY一択ということも言えるのですが。

技術は凄いと思うけど、そこまで必要とする人が、車を安全に運転・管理できるできるの?

ていう素朴な疑問が残るばかり。


さて、これまでYouTubeやニュース記事で見ていたよりも、格段に印象のよかったRPステップワゴン。

機会があれば、試乗してみたいものです。

全長が長くなり、全高も1850とのことで、走りはどの程度のものか、興味のあるところです。


ただ、AIRの試乗車が東京にはほとんどないのが残念なところ。

個人的には、この手の車は内装が明るい方が快適感・解放感(観光バス感)が全然よくなるので、AIRでオットマン付きとか選べるといいんですけどね。

こういう風にグレードで装備を制限してしまうのは頭の硬いトヨタ様的なホンダさん。

初代レガシィの頃、スバルはセダンとワゴンで装備を同じ扱いにしていましたが、

トヨタ様は「ワゴンはバンだからいいエンジンなんか要らんだろうという先入観」で、エンジンや内装グレードを一格落としてしまう。

だからトヨタのワゴンは結局トヨタのワゴンは成功しなかった。

これは技術ではなく、人の意識の問題だから、ホンダさんにはAIRとSPADAの扱いをもう一皮向いてもらえると、もっとお客さんに伝わると思うのですが。。。

とりあえず、試乗できる機会を楽しみにしています。

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