良 感 探 訪!
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2021.08 □  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 
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ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。


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ライブPA用デジタルアンプの試行錯誤!
タイムドメインスピーカーに適したアンプとしては、タイムドメイン社のYA2やTA1000,タイムドメインラボ社のSQA-130があり、家庭での試聴用としては十分なパワーがあります。
しかし、ライブのPA用としてタイムドメインスピーカーを使用する場合、会場の大きさや会場の雰囲気によってはパワー不足気味。
そのため、これまでライブPA用アンプとしてMcAUDI社のM502やM602を推奨してきました。
20210801-Damp02.jpg
残念ながら、M602は生産終了、M502も生産試行品が極わずかしかなく、次なるアンプを模索中です。

そこで、今回手軽で癖のつきにくいデジタルアンプとして試すことにしたのが、FX-AUDIO社製のFX-AUDIO- FX-502JFX-AUDIO FX-1002J+


選んだ理由は、50Wクラスの出力かつ小さな筐体であること。

音的には、大きな筐体は音質の足を引っ張る大きな要素なので、コンパクトの方が可能性があるわけです。

実際に製品を見ると、
20210801-Damp03.jpg

なんと、スポンジ足!

これは、筐体が台から浮いているということで、さらに期待は高まります。

また、何より小さな筐体は、ライブへ運ぶのも設置するのもとても楽になるのが魅力です。

FX-AUDIOのアンプは、ACアダプターが付属しないので、別途用意する必要があります。

とりあえず用意したのが、24V4Aと24V3A、そして15V3.5AのiPower Elite。
  20210801-Damp05.jpg

FX-502Jは12〜24V、FX-1002J+は19〜32Vが指定となっていますが、高出力なだけにアンプの実力を出すには24V以上があった方が良さそうです。

FX-502Jの方は、McAUDI M502と同じ50W+50W(4Ω〜16Ω)の出力の一般的なD級アンプとなります。

20210801-Damp04.jpgFX-1002J+の方は、最大160W+160W(4Ω〜16Ω)。この出力は底面のスイッチで切り替えることができ、実質的には約10W+10W、40W+40W、80W+80W、160W+160Wのアンプとして使用することができます。

これなら、過入力を避けつつ使用できそうです。
実際には160Wも使いませんので、10Wと40Wアンプとしてテストしています。

そしてもうひとつ!

最大に違いがカップリングコンデンサレスアンプであること。

カップリングコンデンサとは、スピーカー出力回路につけているコンデンサーで、スピーカーに不要な電流が流れるのを回避してくれる安全回路です。

しかしながら、スピーカーの出力信号線につながっているため、音の信号も若干剃ってしまい、音が劣化する原因にもなっているものです。ただ、大抵のアンプには必要悪として付いているものです。

FX-1002J+では、独自のアクティブDCサーボ回路でスピーカーを保護することで、カップリングコンデンサの無い出力回路を実現しています。

さて、いよいよ試聴!

まずはFX-502Jから。

音的にはクセがなく、素直な音と言えるかと思います。

15VのACアダプターでは、低域が細い感じがありますが、24VのACアダプターに換えると、低域の細さも気にならなくなり、過不足ない音となりました。

ただし、ボリューム0でもホワイトノイズが若干乗るのが欠点。

McAUDI M502ではボリューム0にすると全く無音になるので、家庭使用としてはちょっと懸念有りとなります。
ただ、ライブ現場の機材だらけの環境では全く気にならないレベルなので、ライブPA用としては問題ないかと思われます。

続いて、FX-1002J+の試聴。

こちらは、鮮烈に曇りが取れた音が印象的!

やはりカップリングコンデンサは無い方がよいことがわかります。
こちらも15Vではか細い部分があるのに対し、24VACアダプターでは痩せた印象はなくなりました。

出力も40Wで十分な音。

ただし、アンプのICのせいか、カップリングレスのせいかはわかりませんが、ホワイトノイズがFX-502Jよりだいぶ大きいのが難点です。
また、クリアな回路だけに、他の機器のノイズにも敏感なようで、iFi-AudioのiPurifierシリーズとは相性が悪く、ノイズキャンセリング電源は使えないのも難点です。
もっとシンプルな機器構成の部屋ではデジタルノイズ的な欠点は出ませんでしたので、一般的か家庭環境では問題ないかと思われますが、弊社試聴室のように音響機器が多数ある環境では厳しい結果となりました。

これは、カップリングレスの効果が大きかっただけに、意外なところでNGが出てしまいました。

因みに出力を10W+10Wに落としてみても、ホワイトノイズの大きさは変わらず!

忠実度の高いタイムドメインスピーカーの家庭用再生環境としては、ちょっと使えない感じです。

ライブPA用としては、使えなくもないですが、タイムドメインスピーカーを使おうとするアコースティック楽器のアーティストの方々がOKをくれるかは微妙なところです。

というわけで、両機種とも家庭用タイムドメインスピーカーの再生環境としては推奨できませんが、FX-502Jの方はライブPA用のアンプとしてなら、なんとか使えそうという結果となりました。


では、FX-1002J+の使い道は無いものか??

で、試したのが、由井啓之氏が初めて作ったスピーカー”SL-1”風サブウーファー用アンプ。

20210801-Damp06.jpg

このSL-1的なサブウーファーは、スピーカーユニットでは圧の元を作るだけで、音は前面の音も背後の音も消してしまう方向なので、ホワイトノイズレベルの音は、全く気になりません。

これなら使えるかと思われましたが、、、、

やはり他の機器からのデジタルノイズは若干乗ってしまいました。

サブウーファー試作機のようなスリット式のローパスフィルターだと通常の音も若干漏れてしまうのですが、SL-1の様にパッシブラジエーターで普通の音を完全遮断して圧だけを使う方式だと、アラは聴こえないかもしれません。

SL-1風サブウーファーではアンプの駆動力が必要で、5W+5Wでは不足気味なため、FX-1002J+の駆動力は魅力であります。

はてさて、ホワイトノイズの無くクセもないアンプはないものか???


ふと考えて思いついたのが、そう”YA-2”なら!

20210801-Damp07.jpg

YA-2は、タイムドメインYoshii9 Mk2の標準アンプです。

FX-1002J+の10W+10Wモードでもサブウーファーをそこそこ駆動できていたので、YA-2の12W+12Wなら期待できます。

で、試聴してみると、行けました!

普段Yoshii9 Mk2としては使うことない出力ですが、サブウーファーの駆動力としては12W+12Wの出力が音質とパワーを兼ね備える有効なものとなりました。

SL-1風サブウーファーが完成したら、Yoshii9 Mk2 ジェネローソ+サブウーファー+TA1000で、

アンプを交換して使えば、Yoshii9の音+極低音の最強のタッグになるでしょう!

早くSL-1風サブウーファーを商品として成立させたいところです。
それまでにTA1000が残ってないかもしれませんが。。。

試聴について、お問い合わせください。

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DT-02をパワーアップするの巻!


20210701_DT02_02.jpg
先日ボディを新調したDT-02バギー!

実際にスカイホビーのオフロードコースを走らせると、どう頑張ってジャンプしない!

この圧倒的なパワー不足はなんなのだろうか?

DT-02の仕様を見ると、ピニオンギヤを19Tに変えるぐらいで、ギヤ比を上げる余地もない。

ということは、モーター自体の最高回転数を上げるしかないということか!!


ブラシレスモーターにすれば、いろいろな物がありますが、ちょっと高価!

まだまだオフロードがヘタッピなので、とりあえずは気軽に買えるブラシモーターから選んでみました。

まず思いつくのは、「タミヤ OPパーツ OP.929 ダートチューンモーター (27T) 53929

名前からして、オフロード向けのようです。
しかしスペックを見てみると、17,000rpm/7.2V、37.24mN・m。
高回転というよりは、トルク重視なモーターのようです。


ならば、高回転型で探すと、タミヤ OPパーツ OP.930 スーパーストックBZモーター (23T) 53930
このモーターの仕様は、26,500rpm(7.2V)、49mN・m(7.2V) とかなり強力!
しかも、モーターの埃除けフィルターまで付いていて、オフロードには良さそうです。
しかしそれだけ強力ということは、食う電気も大きいわけで、強力なESCが必要になってきます。

また、いろいろ調べたところ、入門向けのDT-02シャーシでは、色々と耐えられないみたい。


それで、程々というところで選んだのが、タミヤ HOP-UP OPTIONS OP-68 RS-540スポーツチューン
こちらの仕様は、18,300rpm(7.2V時) 、350gf・cm(34.32mN・m)
標準の540Jモーターが14500rpm(7.2V時)、255gf・cm(25.0mN・m)ですから、回転数が2割ほどアップで、トルクもアップです。

そして、もう一つスポーツチューンにした理由が、手持ちのESCのうちTBLE-02Sが使えること。
20210801_DT02_01.jpg

スポーツチューンモーターは巻数23Tというモーターで、数字が少なければ少ないほど大電流が流れてパワーが出るようになっています。その分、ESCが電流を供給できなくてはいけないので、高容量のESCが必須となってきます。

本来ならば、TBLE-03Sや
20210801_DT02_02.jpg

TBLE-04SRを使うべきところですが。。。
20210801_DT02_03.jpg

本来25T以上のTBLE-02Sに「スポーツチューンおよび25T以上のブラシモーター」となっています。
20210801_DT02_04.jpg

わざわざ、スポーツチューンモーターだけ使えると。。。。

これなら、ツーリングカーがステップアップして余っているTBLE-02Sが活用できるというわけです。

というわけで、スポーツチューンモーターと19Tのピニオンギヤを買い揃えて参りました。
20210801_DT02_05.jpg

ツーリングカー用の19Tピニオンギヤは持っていたのですが、このDT-02用は08ピニオンといって種類が違うのです。
因みにツーリングカー用は06ピニオン、F1カーやハイエンドクラスでは48ピニオンというより細かい歯のものが使われています。

スポーツチューンモーターを開封!
20210801_DT02_06.jpg
以前は黒い筐体だったのですが、今は普通の銀缶にステッカー!

でも、配線の線材がちょっとしなやかで高級感が漂う、、、、気がする、

そして、モーター、ピニオンを交換ついでにギヤボックスやベアリングもリフレッシュ。

ESCも取り替えて、一通り設定しなおして完成です。

20210801_DT02_07.jpg

さて、どんな走りを見せてくれるか。

それは、次回のオフロードコースまでのお預けです。

20210801_DT02_08.jpg


速く走らせたい!!


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