良 感 探 訪!
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2019.05 □  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 
プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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Windows用音楽再生ソフト「MusicBee」試用記
20190501-musicbee00.png
PCオーディオで音楽再生をする場合、再生ソフトの良し悪しも音質に大きな影響を与えます。

一般にWindowsよりMacOSの方が音が良いとも言われますが、それはOSレベルの話。

確かにMacOSの方が音質に配慮した開発がされていると思いますが、OSである以上、必要な音をミキシングしてスピーカーから出力する前提で設計されており、音質は劣化しています。

音質にこだわるなら、OSの音とのミキシングを排除して再生する音楽再生ソフトの方が音質はよくなります。

そして、OSの音を排除する時点で、Windowsが音が悪いとも限らなくなります。


Windowsでは、Windows VISTA以降、「WASAPIモード」が搭載され、「WASAPI排他モード」を選択できる音楽再生ソフトでは、OSの音で劣化することのない音楽再生が可能です。


長年、このジャンルのソフトとして重用されてきたのが、「foober 2000」というフリーソフト。
20190501-musicbee02.png
様々なプラグインで機能拡張できるのが特徴で、WASAPI排他モードもDSD再生も、プラググイン等の機能拡張+設定で対応可能です。

その代わり、ちょっと設定が難しい。

機能拡張を入れて、パラメータを設定するような操作は、ちょっとプログラマーな雰囲気が漂います。


そこで、別の選択肢として最近話題の音楽再生ソフト「MusicBee」を試してみました。
20190501-musicbee01.png

この「MusicBee」もフリーソフト。

「WASAPI」や「ASIO」に標準で対応しており、「設定」メニューの「プレーヤー」画面で「WASAPI(Exclusive)」を選ぶことで、簡単に「WASAPI排他モード」再生が可能になります。


◆「MusicBee」のインストール
MusicBee」は、下記のサイトから無料でダウンロードができます。
  https://www.getmusicbee.com/downloads/
 
20190501-musicbee22.png

ダウンロードしたファイルを開いて、言語を選択するとインストール完了です。

MusicBee」は、WAV/MP3//FLAC/Ogg Vorbis/WMA形式に対応しています。

ただし、DRM(著作権保護)等の音楽データには対応していないようなので、ダウンロードで入手した音楽データの一部では、再生できない場合もあります。


◆「WASAPI排他モード」の設定

MusicBeeで再生モードに「WASAPI排他モード」を選択するには、「設定」メニューを開き、
20190501-musicbee04.png

「プレーヤー」タブの「出力」で「WASAPI(Exclusive)」を選択し、ウィンドウ下の「適用」ボタンをクリックします。
20190501-musicbee05.png

この設定で再生モードが切り替えられるので、いろいろなモードを切り替えて、聴き比べてみるのも面白いでしょう。


◆機能拡張でAppleの音楽データにも対応!

さて、「MusicBee」は、よくできた音楽再生ソフトですが、iTunesから乗り換えた場合には、「AAC」と「Apple Lossless(ALAC)」に対応していないのが、気になります。

「設定」メニューの「ファイルコンバータ」を見ると、エラーマークがついています。
20190501-musicbee06a.png
20190501-musicbee07a.png

これは、WindowsOSの「ProgramFiles」ー「MusicBee」ー「Cordec」フォルダに該当の機能拡張ファイルが見つからないというエラーになります。

なので、該当のファイルを入手して、このフォルダーにコピーすることで、「AAC」にも、「Apple Lossless(ALAC)」にも対応させることができます。

Apple lossless(ALAC)”.m4a"形式に対応させるには、下記のウェブサイトからファイルを入手します。

 https://ffmpeg.org/download.html

20190501-musicbee15.png

最近のPCならば、画面上の「DOWNLOAD」ボタンをクリックで、ダウンロードが始まります。

32bit版Windowsなどの場合は、画面左下のWindows横「Build」の文字をクリックすると、ダウンロードするバージョンを選ぶことができます。

ダウンロードしたファイルを解凍すると、フォルダにファイルが展開されます。

20190501-musicbee09.png
「ffmepeg 4.1.x~」ー「bin」フォルダ内の「ffmpeg.exe」を

WindowsOSの「ProgramFiles」ー「MusicBee」ー「Cordec」フォルダにコピーしてください。


続いて、AAC形式 “.aac"に対応させるためのファイルを、下記サイトからダウンロードします。
 https://www.videohelp.com/software/Nero-AAC-Codec


20190501-musicbee17.png

画面上側の紛らわしいリンクボタンではなく、

画面左下の「Download Nero AAC Cordec 1.5.4.0 Encoder」をクリックしてダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルを解凍すると、フォルダにファイルが展開されます。
20190501-musicbee10.png
「NeroAACCodec1.5.x~」ー「Win32」フォルダ内の「NeroAacEnc.exe」を

WindowsOSの「ProgramFiles」ー「MusicBee」ー「Cordec」フォルダにコピーしてください。

上記2つのファイルが準備できたら、MusicBeeを一旦終了して、再起動します。

プラグインファイルを認識してAACとApple lossless(ALAC)形式にも対応できるようになります。

「設定」メニューの「ファイルコンバータ」を見ると、エラーマークが消えています。
20190501-musicbee21.png
20190501-musicbee20.png


◆各再生モードの試聴

「MusicBee」の準備ができたところで、実際に試聴をしてみました。
試聴環境は、再生ソフトや設定以外を極力ピュアにした方が、再生ソフトの違いが出るため、USBDACとしてiFi-Audio micro iDSD KIセット、スピーカーはTIMEDOMAIN Lab i-Side SQ-13という構成で試聴しました。

iFi-Audio micro iDSDにはKIセットのインシュレーターと推奨ケーブルを使用し、FilterをBitperfectモード(NOSDAC)に設定することで、後工程の純度を上げ、再生ソフト&モードの違いをわかりやすくしています。

比較音源は、ロストロポービッチのバッハ「無伴奏チェロ」。

これで全てを語れるわけではありませんが、チェロの独奏というシンプルな音の発生源なので、演奏の音色や楽器の響き、演奏者の息遣いから、演奏現場の反響音や余韻がわかりやすい音源です。


まずは、比較対象のWindows Media Playerから。

チェロの演奏に対して、常に付帯音がまとわりついている印象ですね。
再生ソフト内部でのミキシング処理で音が崩れているのか?
変換処理で余韻が膨らんでしまっているのか?
いずれにしろ、本来音源に無い音がくわっている印象です。

続いては、MusicBeeの「DirectSound」で。

Windows Media Player=「DirectSound」なので、違いは再生ソフトの処理のみということになります。
MusicBeeでは、若干付帯音が大人しくなったような気がしますが、基本的にはずっと付帯音がまとわり続ける傾向では、あまり差はありません。


次にMusicBeeの「WASAPI(Exclusive)」で。

WASAPI排他モードにすると、一気に付帯音が無くなり、隠れていた微弱な音や余韻が聴こえてきました。

余韻が響く点では一緒じゃないかと思うかもしれませんが、いつでも機械的に余韻が膨らむのと、演奏の出音の都度、それなりに弱まって消えていく余韻では、余韻の質が全然違います。
余韻の質の違いは、TIMEDOMAIN Lab i-Side SQ-13で聴いてもらえば、すぐにわかるでしょう。

やはりWindowsOS標準の「DirectSound」を通してしまうと、音がかなり変形してしまうようです。


最後に、MusicBeeの「ASIO」で再生してみました。

「ASIO」はUSB DACの方が対応していないと聴くことができませんが、発売から4年経った今でも世界最先端レベルのスペックを誇るiFi-Audio micro iDSDだけあって、ASIO再生にも対応しています。

同じ曲を聴いてみると、それまで気づかなかった奏者の息遣いや、弾き終わりの余韻の長さ、余韻の揺らぎなど、俄然微細な情報量が増えたという印象です。


簡易な比較ではありますが、音の純度の高さという軸でくくると、「WASAPI排他モードにこだわる意味はある」ということと思います。

そして、もしUSB DACが「ASIO」に対応しているなら、是非「ASIO」での再生をお試しください。


なお、このレビューは色付けしないスピーカーであるタイムドメインスピーカーだから分かる部分が多々あります。

もし一般的な箱スピーカーや音色を付加するタイプのスピーカーをお使いの場合、スピーカーで加わる音の量の方が桁違い多いため、差がわかるのは気のせいかもしれません。
タイムドメインスピーカー他、スピーカーの背面の音を排除する構造のスピーカーでは、WASAPI排他モードもASIO再生にもこだわってみてください。


音質云々言う前提として、音の出口の純度が高くないと、上流の機器やソフトウェア、音源の良し悪しはわかりません。
(スピーカーの色付けに合うか合わないかはわかりますが、それで上流を絶対評価するのは危険でしょう。)

またネット上の情報も、実際に聴かずに音の良し悪しを比較することはできないと思います。
(未経験の音を想像で語ってもしかたありません。例えば、一度クリアで速い低音を聴いてしまうと、世の中で言っているいわゆる「重低音」は、上ずってボケた決して低く無い低音という認識になると思います。)

こうした純度の高い再生環境に興味がある方は、是非一度「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」をご利用ください。
休日でも事前のご予約でご試聴いただけます。

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