
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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アナログオーディオフェア2018で発表となったアナログプレーヤー『TIEN TT5」が、ついに2018年9月1日発売となりました。

TIEN TT5の元になったモデルが「TIEN TT3 +Viroa 10inch」
TT3は、1kgのプラッターを3モーターで3点駆動するというアナログプレーヤーです。
3方向から軸を回すことにより、軸に余計なストレスが一切かからないという、世界中のプレーヤーを知り尽くした開発者ティエン氏ならではのアイディアが詰まっています。
またトーンアーム Viora 10inchにも独特のマグネット・ダンピング機構が採用され、いかに針が最適に溝から情報を得るかを考え尽くされたアナログプレーヤーです。
これだけの内容を税込810,000円(税別750,000円)で実現したコストパフォーマンスの高いアナログプレーヤーです。
PHILE WEB:ティエンのアナログプレーヤー「TT3」 - 合理性を突き詰め実現したサウンドを聴く (1/2)
そして、そのTT3の下にスパイクインシュレーター付きのトルクコントロールユニットをセットすることで、より最適なアナログ再生を目指したのが、「TIEN TT5」です。

ターンテーブルのトルクコントロールをするというアイディアは、ティエン氏がレコードスタンパーの製作過程の違いで、駆動トルクにより音が変わることに気づき、最適な駆動トルクで再生することで、レコードに刻まれた情報をより多く再生するために考案したものです。

一般的なダイレクトドライブ方式が1.5〜2.5kgf/cm、ベルトドライブ方式が0.55kgf/cmなのに対し、TT3でも3モーター合計で0.18kgf/cmと、格段に低いトルクで駆動しています。
TT5では、駆動トルクをさらに3段階に切り替えを実現しています。
そのレコードで最適な駆動トルクを選択することで、針の余計な振動や乱れが減ってフラットな走行を実現し、レコード盤の溝に刻まれて情報が、より正確に拾えるようになるとのことです。
「余計なことをしない」という考え方は、タイムドメインスピーカーとも共通する部分です。
トルク設定の目安は下記の通り。
●片面の収録時間が20分を超えるレコード => 中または低トルク
●DMM技術によるレコード => 中または低トルク
●標準的な収録時間のレコード => 高トルク
●オーディオファイル向けレコード => 高トルク
アナログオーディオウェア2018では、実際に同じアナログレコードを駆動トルク設定違いで聴きました。
音質が劇的に変わるというより、余計なストレスで歪んでいた音が解放されて、より自然により生々しくなる感じでした。
TopWingカートリッジ朱雀もしくは青龍の性能も相まって、これまで体験したことがないような圧倒的な情報量と繊細さを堪能できることでしょう。
これは、スピーカーやアンプ、DACでも共通する「純度が高くなったときの変化」ですね!
これをたとえば1.5kgf/cmのトルクでぐいぐい引きづったら、それは音が全く違ってくるでしょう!!
さて、アナログレコードをとことん考え抜いたTIEN TT5は、税込1,674,000円(税別1,550,000)。
通常、弊社ではこの価格帯のラインナップしていないのですが、このTIEN TT5の内容を考えると実にコストパフォーマンスの高い製品ということで、敢えてラインナップに加えている次第です。
もし高級アナログプレーヤーを試しても納得できなかった、良いと思い込もうとして疲れた方には、その最終回答として、一度じっくり聴いてみることをお勧めします。

TIEN TT5の元になったモデルが「TIEN TT3 +Viroa 10inch」
TT3は、1kgのプラッターを3モーターで3点駆動するというアナログプレーヤーです。
3方向から軸を回すことにより、軸に余計なストレスが一切かからないという、世界中のプレーヤーを知り尽くした開発者ティエン氏ならではのアイディアが詰まっています。
またトーンアーム Viora 10inchにも独特のマグネット・ダンピング機構が採用され、いかに針が最適に溝から情報を得るかを考え尽くされたアナログプレーヤーです。
これだけの内容を税込810,000円(税別750,000円)で実現したコストパフォーマンスの高いアナログプレーヤーです。
PHILE WEB:ティエンのアナログプレーヤー「TT3」 - 合理性を突き詰め実現したサウンドを聴く (1/2)
そして、そのTT3の下にスパイクインシュレーター付きのトルクコントロールユニットをセットすることで、より最適なアナログ再生を目指したのが、「TIEN TT5」です。

ターンテーブルのトルクコントロールをするというアイディアは、ティエン氏がレコードスタンパーの製作過程の違いで、駆動トルクにより音が変わることに気づき、最適な駆動トルクで再生することで、レコードに刻まれた情報をより多く再生するために考案したものです。

一般的なダイレクトドライブ方式が1.5〜2.5kgf/cm、ベルトドライブ方式が0.55kgf/cmなのに対し、TT3でも3モーター合計で0.18kgf/cmと、格段に低いトルクで駆動しています。
TT5では、駆動トルクをさらに3段階に切り替えを実現しています。
そのレコードで最適な駆動トルクを選択することで、針の余計な振動や乱れが減ってフラットな走行を実現し、レコード盤の溝に刻まれて情報が、より正確に拾えるようになるとのことです。
「余計なことをしない」という考え方は、タイムドメインスピーカーとも共通する部分です。
トルク設定の目安は下記の通り。
●片面の収録時間が20分を超えるレコード => 中または低トルク
●DMM技術によるレコード => 中または低トルク
●標準的な収録時間のレコード => 高トルク
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アナログオーディオウェア2018では、実際に同じアナログレコードを駆動トルク設定違いで聴きました。
音質が劇的に変わるというより、余計なストレスで歪んでいた音が解放されて、より自然により生々しくなる感じでした。
TopWingカートリッジ朱雀もしくは青龍の性能も相まって、これまで体験したことがないような圧倒的な情報量と繊細さを堪能できることでしょう。
これは、スピーカーやアンプ、DACでも共通する「純度が高くなったときの変化」ですね!
これをたとえば1.5kgf/cmのトルクでぐいぐい引きづったら、それは音が全く違ってくるでしょう!!
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通常、弊社ではこの価格帯のラインナップしていないのですが、このTIEN TT5の内容を考えると実にコストパフォーマンスの高い製品ということで、敢えてラインナップに加えている次第です。
もし高級アナログプレーヤーを試しても納得できなかった、良いと思い込もうとして疲れた方には、その最終回答として、一度じっくり聴いてみることをお勧めします。
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