
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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英国iFi-Audio社が開発したDC電源フィルターのベストセラー「iFi-Audio iPurifier DC」が2年4ヶ月ぶりにリファインされ、「iFi-Audio iPurifier DC2」となって発売されました。

主な変更点はメーカー発表によると、
●新しいパナソニック製のSP-Capポリマー・アルミニウム・キャパシターは、超低ESR(等価直列抵抗)を備え、より優れたノイズ低減性能を示し、従来以上に温度と周波数も安定
●新しい高精度MELF(Metal Electrode Leadless Face)抵抗器がより優れた正確性、安定性、信頼性、パルス負荷能力を実現
●新しいカスタム・オペアンプがさらなる超低ノイズと高速性を実現
●新しい銅合金シールドがより優れたEMI(電磁干渉)保護を実現
ようするに、
「内部の部品を見直して、ノイズ低減性能の正確さ、安定性、信頼性を向上しました」
ということです。
基本的なしくみや機能は変わらず、細部をリファインしたということですね。
さて、実際の製品はというと、

本体カラーがグレーからホワイトへと変わっていました。
従来から添付されていた5.5.×2.5mm、3.5×1.35mmアダプター&ケーブルに加えて、極性変換コードが同梱されるようになりました。
基本的にセンタープラスに対応していて、センターマイナスの機器をつなぐと、エラーランプで警告する仕様でしたが、それを解決するアダプターまで同梱したということです。
iFi-Audio社は相変わらす、ユーザー思いの製品内容ですね。
新旧モデルを並べると、

少し長くなっていました。

太さは変わらないようです。
さて、性能的にはどうなんでしょう?
そこで、タイムドメインスピーカーの中でも一番高解像なTIMEDOMAIN Lab i-Side SQ-13で、新旧モデルを聴き比べてみました。
とりあえず、デイブ・ホーランドの2009年ライブ音源を聴いてみると、いきなり冒頭の拍手やMCで違いが出ますね。
まずは、旧モデルiPurifier DCから。

何も付けない状態と比べると、やはり無音の静かさが印象的。
ベタベタ聴こえていた拍手が、くっきり聴こえます。
その分音粒一つ一つがくっきりするので、音量が少し上がったように感じます。
さて、新モデルiPurifier DC2に取り替えると、

取り替えた直後は、わずかにさらにスッキリするというか、透明度があがったような気がします。
が、絶対的にどのくらいよくなったかは言い表せないくらいの違いという印象。
では、旧モデルiPurifier DC+カッパー・インフィニート特製ファインメットフィルターを取り替えてみると、、、

そもそも拍手の音数が増えました〜。
さらに、MCのしゃべりの余韻が広くなり、ステージの奥行きが広がった印象です。
では、新モデルiPurifier DC2+ファインメットフィルターに取り替えると、、、

これも、取り替えた直後は、さらに音粒が少しくっきりするような印象ですが、それほど大きな差ではないかもしれません。
まとめると、
フィルターなし<<<<<<<<DC<DC2<<<<<DC+FMフィルター<DC2+FMフィルター
と言ったところでしょうか。
新旧モデルの違いよりは、ファインメットフィルターを上流に入れるか入れないかの方がはるかに大きな差のようです。
というわけで、カッパー・インフィニートとしては、引き続きファインメットフィルター付きの「FMケーブルセット」押しとなりますね。
●iFi-Audio iPurifier DC2 FMケーブルセット( )

タイムドメイン lightやmini、BauXar Marty101、Jupity301、IOデータ Soundgenic等のEIAJ#4プラグを使用している機器には、こちら。
●iFi-Audio iPurifier DC FM変換ケーブルセット

なお、すでにiPurifier DCをお使いの方が買い換える必要なないかと思います。
新型もそこそこ熱く(触れるけど熱目)なりますが、現在DC12V以上で使用していてかなり発熱が多めの場合、本体が大きくなって動作安定性を改良したというメーカーの説明からすると、買い足して取り替えてよいかもしれません。
外した旧モデルはより電圧の低い機器で再利用するなら、問題なく使えるかと思います。
また、モデルが切り替えとなりますので、以後の販売はiPurifier DC2となります。
試聴室にはデモ機がありますので、興味がある方は是非タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室をご利用ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たった2本のスピーカーで、立体的な音を再現できるタイムドメイン!
それは実際どんな音なのか?
タイムドメインスピーカー&チューニングモデルの試聴室!
「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」
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主な変更点はメーカー発表によると、
●新しいパナソニック製のSP-Capポリマー・アルミニウム・キャパシターは、超低ESR(等価直列抵抗)を備え、より優れたノイズ低減性能を示し、従来以上に温度と周波数も安定
●新しい高精度MELF(Metal Electrode Leadless Face)抵抗器がより優れた正確性、安定性、信頼性、パルス負荷能力を実現
●新しいカスタム・オペアンプがさらなる超低ノイズと高速性を実現
●新しい銅合金シールドがより優れたEMI(電磁干渉)保護を実現
ようするに、
「内部の部品を見直して、ノイズ低減性能の正確さ、安定性、信頼性を向上しました」
ということです。
基本的なしくみや機能は変わらず、細部をリファインしたということですね。
さて、実際の製品はというと、

本体カラーがグレーからホワイトへと変わっていました。
従来から添付されていた5.5.×2.5mm、3.5×1.35mmアダプター&ケーブルに加えて、極性変換コードが同梱されるようになりました。
基本的にセンタープラスに対応していて、センターマイナスの機器をつなぐと、エラーランプで警告する仕様でしたが、それを解決するアダプターまで同梱したということです。
iFi-Audio社は相変わらす、ユーザー思いの製品内容ですね。
新旧モデルを並べると、

少し長くなっていました。

太さは変わらないようです。
さて、性能的にはどうなんでしょう?
そこで、タイムドメインスピーカーの中でも一番高解像なTIMEDOMAIN Lab i-Side SQ-13で、新旧モデルを聴き比べてみました。
とりあえず、デイブ・ホーランドの2009年ライブ音源を聴いてみると、いきなり冒頭の拍手やMCで違いが出ますね。
まずは、旧モデルiPurifier DCから。

何も付けない状態と比べると、やはり無音の静かさが印象的。
ベタベタ聴こえていた拍手が、くっきり聴こえます。
その分音粒一つ一つがくっきりするので、音量が少し上がったように感じます。
さて、新モデルiPurifier DC2に取り替えると、

取り替えた直後は、わずかにさらにスッキリするというか、透明度があがったような気がします。
が、絶対的にどのくらいよくなったかは言い表せないくらいの違いという印象。
では、旧モデルiPurifier DC+カッパー・インフィニート特製ファインメットフィルターを取り替えてみると、、、

そもそも拍手の音数が増えました〜。
さらに、MCのしゃべりの余韻が広くなり、ステージの奥行きが広がった印象です。
では、新モデルiPurifier DC2+ファインメットフィルターに取り替えると、、、

これも、取り替えた直後は、さらに音粒が少しくっきりするような印象ですが、それほど大きな差ではないかもしれません。
まとめると、
フィルターなし<<<<<<<<DC<DC2<<<<<DC+FMフィルター<DC2+FMフィルター
と言ったところでしょうか。
新旧モデルの違いよりは、ファインメットフィルターを上流に入れるか入れないかの方がはるかに大きな差のようです。
というわけで、カッパー・インフィニートとしては、引き続きファインメットフィルター付きの「FMケーブルセット」押しとなりますね。
●iFi-Audio iPurifier DC2 FMケーブルセット( )

タイムドメイン lightやmini、BauXar Marty101、Jupity301、IOデータ Soundgenic等のEIAJ#4プラグを使用している機器には、こちら。
●iFi-Audio iPurifier DC FM変換ケーブルセット

なお、すでにiPurifier DCをお使いの方が買い換える必要なないかと思います。
新型もそこそこ熱く(触れるけど熱目)なりますが、現在DC12V以上で使用していてかなり発熱が多めの場合、本体が大きくなって動作安定性を改良したというメーカーの説明からすると、買い足して取り替えてよいかもしれません。
外した旧モデルはより電圧の低い機器で再利用するなら、問題なく使えるかと思います。
また、モデルが切り替えとなりますので、以後の販売はiPurifier DC2となります。
試聴室にはデモ機がありますので、興味がある方は是非タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室をご利用ください。
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