良 感 探 訪!
FC2ブログ
2010.06 □  123456789101112131415161718192021222324252627282930 
プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
ブログランキング
にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器へ
耳より情報
自然な音で録れるエノキダケマイク「モバイルタイムドメインマイク Gufo F」


2017/4/18〜21にTOWER RECORD ONLINEでポイント12倍セール開催!!

タイムドメインとNautilasの違い
箱を響かせずに、スピーカーの音だけを聴くというタイムドメインの考え方。

それに似ているスピーカーとして、イギリスはB&W社のNautilasというスピーカーがあります。

BWnautilas.jpegなんとも奇抜な形状のスピーカー。

でも、B&W社ホームページの「真実のサウンド」というページを読んで、ちょっとびっくり。

言っていることは正にその通り。

タイムドメインが目指している生音空間と、ほとんど同じではないですか!

このNautilasというスピーカーも、スピーカー背面の音は音を濁す音であるという考え方に基づき、徹底的に吸収消音を図るため、このような形状になったようです。

丁度、miniTune_T-Loop2.jpgTIMEDOMAIN miniを4つ重ねたような独特な形状をしています。

この卵型の前面は、スピーカー以外のバッフル面から共振音が出てしまうことを避けるため、「平面」を作らないことからきた形状で、TIMEDOMAIN mini/lightや富士通テン社のECLIPSE TDシリーズも同じ考え方です。

そして、細く延びたシッポは、スピーカー背面の音を反射させずに吸収するための形状。
アンモナイトのような渦巻きも30cmという大口径スピーカーの背面音を吸収すべく、距離を稼ぐためにできた必然的形状と思われます。

yoshii9.jpg
ある意味TIMEDOMAIN社のYoshii9よりも徹底していますね。

Yoshii9では、下からでる音を吸収し切れていないため、床に毛足の長い絨毯などを敷くことを、開発者の由井啓之氏は推奨しています。


しかし、Nautilasの仕様を見ていると疑問点が...。

このスピーカーはネットワーク(4つのスピーカーのバランスを決めるもの)が別売りとのことです。
システム次第では、スピーカーの他にモノラルアンプが8つ並べることになる。

ユーザーに自由を与えた親切と取る人がいるかもしれませんが、技術屋的直感からすると、メーカーの技術者が「これっ」というバランスを見つけられず、ついにその解をユーザーの好みに委ねてしまったという感じです。

確かに、これだけ耳の肥えた技術者が作ったピュアなスピーカーユニットが4つも付いていたら、そのユニットの距離の差による微妙な音のズレが気になって、その耳の良さ故にベストなバランスが見つけられないかもしれません。


そして、このピュアな技術×迷走が、タイムドメインとの違いというか、いかにも従来オーディオ理論らしい迷走に思えます。

この迷走を、従来理論自体をリセットして乗り越えたのが由井啓之氏が作ったYoshii9。

4wayスピーカーの僅かな取り付け位置の差ですが、空気を伝わる音の特性として、距離は遅れの原因になります。
そして、音のずれは、音のボケ(極端なことを言うとカラオケのエコー)になります。

その結論として行き着いた所が、Yoshii9のフルレンジ(スピーカー1個)ということだったのではないでしょうか!

また、由井氏自身が最初に作ったタイムドメインスピーカー「グランセプター(GS-1)」は、そのピュアな音と引換に、強烈なリスニングポジションの狭さがあったそうです。

きっと、Nautilasもそのピュアなユニットからして、強烈にリスニングポジションが狭いのではないでしょうか?
(実際聴いたことはないので、あくまでも推測です。)

そして、それをも由井氏の閃きで乗り越えたのがYoshii9。

スピーカーを上に向けることで、部屋中をリスニングポジションになり、部屋に生音空間が満ちる感じです。

でも、その空間の中に音像(=奏者がどこで弾いているのか)がクリアにわかるところが、ただの無志向性スピーカーとの違いです。


まだ、Yoshii9の方が2歩以上先をすすんでいるようですね。

ちなみに、B&W社のNautilasは1155万円、TIMEDOMAIN Yoshii9は31万5千円です。


さて、B&W社ホームページの「真実のサウンド」に挙げられている音源を探してみたら、こんなのがありました。

グレン・グールドが素早い手の動きで奏でるゴルトベルク変奏曲の演奏現場に居合わせたいと思ったことがありますか?

1955年録音だそうで、若かりしグレン・グールドの音の違いが聴こえるでしょうか?
ちなみに、タイムドメインスピーカーだとスタジオ録音のマイクを通した会話が聴こえますが、録音状態の悪さかシャーノイズが終始かぶって聴こえます。(アンプ&BOZEに切り替えると、ノイズは気にならない程度になりますが)

ウィーン・フィルハーモニーが演奏するワーグナーの「ニーベルングの指輪」を全身で味わって見たいと思いませんか?

1964年のレコーディング・メイキング・映像9部作です。
こんな時代にメイキング・ビデオを録っていたなんてね。
これには、正に収録現場の音が入っています。
(まあ、YouTubeの音源ですから、過度な期待は禁物ですが)


従来オーディオを突き詰めると、ほとんど陥る「迷走」状態。
やればやるほど、変えれば変える程、組み合わせが増えて、結論が遠くなってしまいます。

タイムドメインが目指しているのは原音の忠実再生。
そして、その飛び越えたところを、「新大陸」と例えられる感じが良くわかります。


↓同じテーマの人気ブログはこちら↓
にほんブログ村 PC家電ブログ 家電・AV機器へ  TREview

【TREview】ならあなたも上位にランクイン!
スポンサーサイト



月別アーカイブ
ブログ内検索
カウンター
ネット便利リンク集
ネット通販サイト比較表


ビックカメラ.com

Top