
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。


今日のニュースで、大阪府吹田市が新しい言葉を募集していたとのこと。(11月で募集は締め切り)
それは、「障害者」に代る言葉。
これは常々、私も思っていたことです。
元々は「身体障碍者」だったのが、当用漢字にないからとのご都合だけで「身体障害者」になり、最近は身体を省略して「障害者」と使われています。
しかし、ここまで変形してくると、字面がマイナスな印象になってきて、使いにくい言葉として気になっていました。最近は「障がい者」とひらがなで書く場合も増えています。
でも、根本解決にはなっていませんね。
表意文字文化の国としては、経緯だけでなく、字面も大事だと思います。
例えば、身体が不自由という意味で一番広く解釈すれば、「近眼」も身体が不自由なわけです。
しかし、ずいぶん昔から「眼鏡」という補助具があり、眼鏡を掛けることで、多くの人が普通に暮しています。
足の不自由な方は、車椅子や杖、義足などの補助具を使うことで、自由に移動することができています。
そういう意味では「障害者」ではなく、補助や介助が必要な人と言った方が、適切なのではないかと個人的には考えています。
これには、病気やけがによるものだけでなく、お年寄りや幼児連れなど、補助や配慮が必要な人も含みます。
と言っても、これを適切に現す言葉はなかなか思い付きません。
「補う」「介」「助」などが思い付きますが、「補要者」「要助者」などゴロ的にあまりピンときません。
(皆が使えうようになれば慣れるかもしれませんが)
今回の吹田市の試みで、良感な新しい日本語ができるといいですね。
これは、辞書に載る千載一遇のチャンスかもしれません。
でも、身体の不自由な方はその症状も様々で、そう簡単には公約数的な言葉はみつからないかもしれません。
近眼と骨折くらいしか負ったことがない者が知ったようなことは言えないのかも知れませんが、単に助成金を出して「護る」のでなく、補助具を使うことや施設改善よって健常者と同等に暮らせるよう、社会がその差分にお金をかけて、なるべく多くの人が自由に働き、思うように暮らせるような方向になっていくと、良いのではないかと思います。
《参加しているブログランキング》


【TREview】ならあなたも上位にランクイン!
それは、「障害者」に代る言葉。
これは常々、私も思っていたことです。
元々は「身体障碍者」だったのが、当用漢字にないからとのご都合だけで「身体障害者」になり、最近は身体を省略して「障害者」と使われています。
しかし、ここまで変形してくると、字面がマイナスな印象になってきて、使いにくい言葉として気になっていました。最近は「障がい者」とひらがなで書く場合も増えています。
でも、根本解決にはなっていませんね。
表意文字文化の国としては、経緯だけでなく、字面も大事だと思います。
例えば、身体が不自由という意味で一番広く解釈すれば、「近眼」も身体が不自由なわけです。
しかし、ずいぶん昔から「眼鏡」という補助具があり、眼鏡を掛けることで、多くの人が普通に暮しています。
足の不自由な方は、車椅子や杖、義足などの補助具を使うことで、自由に移動することができています。
そういう意味では「障害者」ではなく、補助や介助が必要な人と言った方が、適切なのではないかと個人的には考えています。
これには、病気やけがによるものだけでなく、お年寄りや幼児連れなど、補助や配慮が必要な人も含みます。
と言っても、これを適切に現す言葉はなかなか思い付きません。
「補う」「介」「助」などが思い付きますが、「補要者」「要助者」などゴロ的にあまりピンときません。
(皆が使えうようになれば慣れるかもしれませんが)
今回の吹田市の試みで、良感な新しい日本語ができるといいですね。
これは、辞書に載る千載一遇のチャンスかもしれません。
でも、身体の不自由な方はその症状も様々で、そう簡単には公約数的な言葉はみつからないかもしれません。
近眼と骨折くらいしか負ったことがない者が知ったようなことは言えないのかも知れませんが、単に助成金を出して「護る」のでなく、補助具を使うことや施設改善よって健常者と同等に暮らせるよう、社会がその差分にお金をかけて、なるべく多くの人が自由に働き、思うように暮らせるような方向になっていくと、良いのではないかと思います。
《参加しているブログランキング》


【TREview】ならあなたも上位にランクイン!
スポンサーサイト


- 2023/11 (2)
- 2023/10 (3)
- 2023/09 (4)
- 2023/08 (3)
- 2023/07 (1)
- 2023/06 (3)
- 2023/05 (2)
- 2023/04 (6)
- 2023/03 (2)
- 2023/02 (2)
- 2023/01 (3)
- 2022/12 (1)
- 2022/11 (2)
- 2022/10 (2)
- 2022/09 (2)
- 2022/08 (1)
- 2022/07 (1)
- 2022/06 (2)
- 2022/05 (3)
- 2022/04 (1)
- 2022/02 (1)
- 2022/01 (2)
- 2021/12 (1)
- 2021/11 (1)
- 2021/10 (3)
- 2021/09 (1)
- 2021/08 (2)
- 2021/07 (1)
- 2021/06 (1)
- 2021/05 (3)
- 2021/04 (4)
- 2021/03 (3)
- 2021/02 (2)
- 2021/01 (2)
- 2020/12 (3)
- 2020/11 (2)
- 2020/10 (2)
- 2020/09 (1)
- 2020/08 (2)
- 2020/07 (2)
- 2020/06 (4)
- 2020/05 (5)
- 2020/04 (2)
- 2020/03 (2)
- 2020/02 (1)
- 2020/01 (2)
- 2019/12 (3)
- 2019/11 (2)
- 2019/10 (2)
- 2019/09 (1)
- 2019/08 (1)
- 2019/07 (2)
- 2019/06 (1)
- 2019/05 (2)
- 2019/04 (1)
- 2019/03 (1)
- 2019/02 (2)
- 2019/01 (2)
- 2018/12 (2)
- 2018/11 (3)
- 2018/10 (5)
- 2018/09 (3)
- 2018/08 (4)
- 2018/07 (2)
- 2018/06 (3)
- 2018/05 (2)
- 2018/04 (3)
- 2018/03 (3)
- 2018/02 (3)
- 2018/01 (5)
- 2017/12 (2)
- 2017/11 (3)
- 2017/10 (2)
- 2017/09 (2)
- 2017/08 (4)
- 2017/07 (3)
- 2017/06 (4)
- 2017/05 (5)
- 2017/04 (4)
- 2017/03 (4)
- 2017/02 (3)
- 2017/01 (6)
- 2016/12 (4)
- 2016/11 (4)
- 2016/10 (6)
- 2016/09 (5)
- 2016/08 (3)
- 2016/07 (3)
- 2016/06 (5)
- 2016/05 (4)
- 2016/04 (3)
- 2016/03 (4)
- 2016/02 (5)
- 2016/01 (7)
- 2015/12 (2)
- 2015/11 (2)
- 2015/10 (6)
- 2015/09 (10)
- 2015/08 (5)
- 2015/07 (10)
- 2015/06 (6)
- 2015/05 (7)
- 2015/04 (3)
- 2015/03 (7)
- 2015/02 (6)
- 2015/01 (5)
- 2014/12 (4)
- 2014/11 (14)
- 2014/10 (7)
- 2014/09 (5)
- 2014/08 (7)
- 2014/07 (7)
- 2014/06 (10)
- 2014/05 (7)
- 2014/04 (7)
- 2014/03 (5)
- 2014/02 (9)
- 2014/01 (9)
- 2013/12 (10)
- 2013/11 (5)
- 2013/10 (5)
- 2013/09 (7)
- 2013/08 (12)
- 2013/07 (9)
- 2013/06 (5)
- 2013/05 (6)
- 2013/04 (6)
- 2013/03 (4)
- 2013/02 (6)
- 2013/01 (10)
- 2012/12 (8)
- 2012/11 (10)
- 2012/10 (10)
- 2012/09 (11)
- 2012/08 (9)
- 2012/07 (9)
- 2012/06 (10)
- 2012/05 (12)
- 2012/04 (10)
- 2012/03 (17)
- 2012/02 (12)
- 2012/01 (15)
- 2011/12 (9)
- 2011/11 (17)
- 2011/10 (18)
- 2011/09 (18)
- 2011/08 (17)
- 2011/07 (13)
- 2011/06 (17)
- 2011/05 (17)
- 2011/04 (17)
- 2011/03 (17)
- 2011/02 (16)
- 2011/01 (17)
- 2010/12 (17)
- 2010/11 (17)
- 2010/10 (18)
- 2010/09 (18)
- 2010/08 (18)
- 2010/07 (17)
- 2010/06 (17)
- 2010/05 (14)
- 2010/04 (17)
- 2010/03 (19)
- 2010/02 (17)
- 2010/01 (19)
- 2009/12 (14)
- 2009/11 (14)
- 2009/10 (22)
- 2009/09 (21)
- 2009/08 (22)
- 2009/07 (18)
- 2009/06 (18)
- 2009/05 (20)
- 2009/04 (21)
- 2009/03 (24)
- 2009/02 (20)
- 2009/01 (19)
- 2008/12 (11)
- 2008/11 (10)
- 2008/10 (20)
- 2008/09 (25)
- 2008/08 (2)



|Top|