
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
※ブログページ内および記事中の商品名・写真には、広告バナーおよびアフィリエイトリンクを含んでいます。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
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このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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以前は、他の国の人から、日本人というと「誠実、勤勉、親切、潔い」などとのイメージを持たれていましたが、近年の企業不祥事をはじめ、学校ではほとんど教わらない明治~昭和の歴史番組を見るかぎり、歴史的に「もみ消し、先送り、責任回避」が頻繁にあった民族だったようです。
いわゆる日本人のイメージとのギャップには、常々疑問を感じていました。
しかし、その答えの一つとして知ったのが「江戸しぐさ」。
江戸しぐさが一般市民に浸透していたとすれば、海外から来た外国人が、日本人に対して「誠実、勤勉、親切、潔い」というイメージを持っても納得がいきます。
しかし、日本は江戸(東京)だけではありません。
ですから、日本人のイメージに合致する「江戸しぐさ」のような習慣は、全国に広がっていたと推測されます。
そして、そのヒントの一つが江戸のルーツにあるのではないでしょうか。
そもそも江戸の地は、徳川家康が江戸に幕府を開く前はごく小さな漁村でした。
徳川家康はその地形に地の利を見抜いて、大都市計画を進めたそうです。
そして、その主役は大坂商人。
1000人以上もの大坂商人や多くの職人を招聘して、江戸のインフラ整備から街の建設、市場の構築していったわけです。
ですから、商人の繁盛思草と言われる「江戸しぐさ」も、そのルーツは大坂商人の末裔が構築していった共生哲学と言えるのではないでしょうか。
そして、江戸が全国から人や物、食料の集まる大都市になり、江戸と商売をしている地方都市の商人たちにも「江戸しぐさ」が伝わっていったのではないかと思います。
ならば大坂のあきんどしぐさとして伝わってもよいようなものですが、江戸ならではの特長として、「皆外から来た人達の集まりであること」があると思います。
だから、新しいものを受け入れたり、訪問者を受け入れて親切に対応する習慣が根付いたのではないでしょうか。
日本の産業が発展してきたのが、他国の技術を取り入れ、工夫してさらに良い物を作って行った経緯と重なるものを感じます。
現代のアメリカ式経済は人々をギスギスさせるばかりです。
失業や犯罪など昭和のころ見ていたアメリカのスラム街と同じ光景がいつのまにか日本の社会に広がってしまいました。
アメリカ式を後追いするしかできない思考の止まった選挙屋(政治家とは言えないでしょう)たちにはうんざりですが、今「グローバル化」と称するマネーゲームを後追いして、同じ病気を貰っている場合ではないと思います。(この手のマネーゲームは、大抵の場合後から取り込まれた方が搾取される仕掛けになっていますから、まんまと嵌まっている感じ。)
日本は少なく見積もっても1400年以上の歴史ある国。
今一度日本人の良いところを見直して、アメリカ式とは違う日本人にしかできない経済、社会、そして未来を考えるときではないかと思います。

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いわゆる日本人のイメージとのギャップには、常々疑問を感じていました。
しかし、その答えの一つとして知ったのが「江戸しぐさ」。
江戸しぐさが一般市民に浸透していたとすれば、海外から来た外国人が、日本人に対して「誠実、勤勉、親切、潔い」というイメージを持っても納得がいきます。
しかし、日本は江戸(東京)だけではありません。
ですから、日本人のイメージに合致する「江戸しぐさ」のような習慣は、全国に広がっていたと推測されます。
そして、そのヒントの一つが江戸のルーツにあるのではないでしょうか。
そもそも江戸の地は、徳川家康が江戸に幕府を開く前はごく小さな漁村でした。
徳川家康はその地形に地の利を見抜いて、大都市計画を進めたそうです。
そして、その主役は大坂商人。
1000人以上もの大坂商人や多くの職人を招聘して、江戸のインフラ整備から街の建設、市場の構築していったわけです。
ですから、商人の繁盛思草と言われる「江戸しぐさ」も、そのルーツは大坂商人の末裔が構築していった共生哲学と言えるのではないでしょうか。
そして、江戸が全国から人や物、食料の集まる大都市になり、江戸と商売をしている地方都市の商人たちにも「江戸しぐさ」が伝わっていったのではないかと思います。
ならば大坂のあきんどしぐさとして伝わってもよいようなものですが、江戸ならではの特長として、「皆外から来た人達の集まりであること」があると思います。
だから、新しいものを受け入れたり、訪問者を受け入れて親切に対応する習慣が根付いたのではないでしょうか。
日本の産業が発展してきたのが、他国の技術を取り入れ、工夫してさらに良い物を作って行った経緯と重なるものを感じます。
現代のアメリカ式経済は人々をギスギスさせるばかりです。
失業や犯罪など昭和のころ見ていたアメリカのスラム街と同じ光景がいつのまにか日本の社会に広がってしまいました。
アメリカ式を後追いするしかできない思考の止まった選挙屋(政治家とは言えないでしょう)たちにはうんざりですが、今「グローバル化」と称するマネーゲームを後追いして、同じ病気を貰っている場合ではないと思います。(この手のマネーゲームは、大抵の場合後から取り込まれた方が搾取される仕掛けになっていますから、まんまと嵌まっている感じ。)
日本は少なく見積もっても1400年以上の歴史ある国。
今一度日本人の良いところを見直して、アメリカ式とは違う日本人にしかできない経済、社会、そして未来を考えるときではないかと思います。


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