
Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。
このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。
きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
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このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。


やっとトミカコース003が終わったところで。
勢い余って動画をもう一つ。
その名も「リカゴラスイッチ」。
これは、子供の夏休みの自由研究。
ピタゴラスイッチを作りたいという子供に対して。
「どんなサイズを学校に持ってくつもりなの?」
でも、あまりコンパクトだとつまらないか、高度過ぎて難しすぎる!
丁度夏休みの初めに、メガウェブの子供教室でからくり自動車を習ったので。
ピタゴラ+からくり+理科で習ったモーター教材で、理科の単元をいくつか組み合わせた仕掛けを作ろうということになりました。
理科の単元としては、スイッチ/モーター/ゴム駆動/太陽の動き/雲/星空を取り入れ、
単にパチンコ台で終わらぬよう、組み合わせてみました。
まずはアイディア出し。
いろいろと、アイディアが出てきたのですが、現実的なところで、
鉄球がゲートにくると電極上に止まり、スイッチが入ってモーターが回るというしかけとなりました。
でも、モーターそのままでは速過ぎるので、プーリーを使った減速装置やベルクランクを使った方向転換など、
何気に機械力学的な勉強にもなっています。
車好きな子供にとっては、少し大人な知識が面白かったようです。
でも、うまく動くには調整が難しい。
まあ、それも現実の機械仕掛けと共通なので、現実の厳しさも体験したようです。
学校への移動でまず動かないだろうということは納得してもらった上で、動く姿を残そうということになり、動画として記録してみました。
それで出来上がった動画はこちら。
やはり基本は廃品利用。
で、材料を集めましたが、鉄球だけは丁度良い大きさがなく、新たに購入しました。
引いた画ではわかりにくいとは思いますが、からくりで正面上の空が晴れ→曇り→雨→曇り→晴れになり、
次に、夕暮れ→夜→オリオン座→夜明け→朝となります。
後半のバネは、ギヤの勉強でバラしたチョロQのゼンマイを利用しています。
夏休みの自由研究としては、これプラスして使った仕掛けのレポートで学年なりのレベルにはなったかと思います。
最初の壮大な大風呂敷から、実作業がなかなか進まず、大穴開けてしまうかと思いましたが、
このちょっと変わった自由研究も、子供がなんとか形になるまで頑張れました!
めでたし、めでたし。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たった2本のスピーカーで、立体的な音を再現できるタイムドメイン!
それは実際どんな音なのか?
タイムドメインスピーカー&チューニングモデルの試聴室!
「タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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その名も「リカゴラスイッチ」。
これは、子供の夏休みの自由研究。
ピタゴラスイッチを作りたいという子供に対して。
「どんなサイズを学校に持ってくつもりなの?」
でも、あまりコンパクトだとつまらないか、高度過ぎて難しすぎる!
丁度夏休みの初めに、メガウェブの子供教室でからくり自動車を習ったので。
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理科の単元としては、スイッチ/モーター/ゴム駆動/太陽の動き/雲/星空を取り入れ、
単にパチンコ台で終わらぬよう、組み合わせてみました。
まずはアイディア出し。
いろいろと、アイディアが出てきたのですが、現実的なところで、
鉄球がゲートにくると電極上に止まり、スイッチが入ってモーターが回るというしかけとなりました。
でも、モーターそのままでは速過ぎるので、プーリーを使った減速装置やベルクランクを使った方向転換など、
何気に機械力学的な勉強にもなっています。
車好きな子供にとっては、少し大人な知識が面白かったようです。
でも、うまく動くには調整が難しい。
まあ、それも現実の機械仕掛けと共通なので、現実の厳しさも体験したようです。
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それで出来上がった動画はこちら。
やはり基本は廃品利用。
で、材料を集めましたが、鉄球だけは丁度良い大きさがなく、新たに購入しました。
引いた画ではわかりにくいとは思いますが、からくりで正面上の空が晴れ→曇り→雨→曇り→晴れになり、
次に、夕暮れ→夜→オリオン座→夜明け→朝となります。
後半のバネは、ギヤの勉強でバラしたチョロQのゼンマイを利用しています。
夏休みの自由研究としては、これプラスして使った仕掛けのレポートで学年なりのレベルにはなったかと思います。
最初の壮大な大風呂敷から、実作業がなかなか進まず、大穴開けてしまうかと思いましたが、
このちょっと変わった自由研究も、子供がなんとか形になるまで頑張れました!
めでたし、めでたし。
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最初のトミカコースから、苦節7年。
ついにトミカのドリフトコースが完成しました。
というか、子供と一緒にが作っていたら、できてしまいました。
そこで、そのトミカドリフトコースを使って撮影を敢行。
その後、いろいろとトミカが増えているので、イニD風の車両を厳選しています。
それで出来上がった動画はこちら。
今回も、コマ撮りは一切ナシ。(というか、コマ撮りの忍耐力はナシ)
トミカを走らせると、ドリフトして曲がっていくコースを作ったということです。
トミカは車ごとにホイールベースとトレッドの関係+重量配分が変わるので、車ごとに最適な進入角度と進入スピードが違ってきます。
だから、この撮影でもOKが出るまで子供とテイクを続けました。
そして、今回はBGMナシにしてみました。
というのも、この数年イニD関係イベントに通っている中で、なんとかAE86とロータリーのエキゾーストノートが録れていたので、実車の排気音を当てっています。
よく聞くと、ロータリーだけ音が違うことがわかると思います。
ほ〜〜、これでやっと3話完結!
めでたし、めでたし。
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たった2本のスピーカーで、立体的な音を再現できるタイムドメイン!
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それで出来上がった動画はこちら。
今回も、コマ撮りは一切ナシ。(というか、コマ撮りの忍耐力はナシ)
トミカを走らせると、ドリフトして曲がっていくコースを作ったということです。
トミカは車ごとにホイールベースとトレッドの関係+重量配分が変わるので、車ごとに最適な進入角度と進入スピードが違ってきます。
だから、この撮影でもOKが出るまで子供とテイクを続けました。
そして、今回はBGMナシにしてみました。
というのも、この数年イニD関係イベントに通っている中で、なんとかAE86とロータリーのエキゾーストノートが録れていたので、実車の排気音を当てっています。
よく聞くと、ロータリーだけ音が違うことがわかると思います。
ほ〜〜、これでやっと3話完結!
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先日小2の子供が作ったトミカコース。
その後、父の指導のもと舗装工事と角度調整が施され、結構スムーズに走るようになりました。
ならばということで、5年ぶりとなるトミカコースの動画を作ってみました。
手抜きあり手違いありの作品ではありますが、フルハイビジョン化とYouTubeのBGMを加え、なんとかストーリーにもなっています。
もちろん、コマ撮り撮影なんて根気はないので、全編リアルなトミカの走りを編集したものです。
あっ、そういえばAE86を走らせてなかった!!orz
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もちろん、コマ撮り撮影なんて根気はないので、全編リアルなトミカの走りを編集したものです。
あっ、そういえばAE86を走らせてなかった!!orz
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以前、子供のためにトミカコースを作ったことがありました。

こんな感じ。
もう5年近く経ちますか。
本当は続きがあったのですが、改修工事に入る前に崩壊し、お蔵入りとなっていました。
それから5年。
今度は子供が自分でトミカコースを作るようになりました。
ん〜〜、成長したものだ。(PД`q )
で、作った作品がこれ。

パーキング付きのダウンヒルコースです。
つぎはぎだらけと思いきや、

これが意外に止まらずに走り。

完走したりします。
まあ、結構車を選びますけどね。
廃品を組み合わせて小1生が作ったものしては、なかなか良く出来ている(当社比)と思います。
(親ばかです。)
やけに重いと思ったら、見えないところにこんな工夫。

柱の中にガラスの花瓶が入っていました。
これで、意外にコースが安定しているわけです。
父としては、これくらいの集中力で、夏休みの宿題に取り組んでほしかっった。。。
大理石製インシュレーターが解き放つ
TIMEDOMAIN Yoshii 9の新たな世界!?
部屋の広さを越えて広がる余韻&一回り下のクリアな低音!
「TIMEDOMAIN Yoshii 9 Premium」!


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もう5年近く経ちますか。
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パーキング付きのダウンヒルコースです。
つぎはぎだらけと思いきや、

これが意外に止まらずに走り。

完走したりします。
まあ、結構車を選びますけどね。
廃品を組み合わせて小1生が作ったものしては、なかなか良く出来ている(当社比)と思います。
(親ばかです。)
やけに重いと思ったら、見えないところにこんな工夫。

柱の中にガラスの花瓶が入っていました。
これで、意外にコースが安定しているわけです。
父としては、これくらいの集中力で、夏休みの宿題に取り組んでほしかっった。。。

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先日完成したmyウクレレ。

遠目で眺めながら、反省しきりです。
そこで、「もし次につくるなら」と仮定してウクレレ製作の反省点をまとめてみました。
(1) 仕上がりにこだわるならヤスリ掛けが勝負!
塗装やクリア&バフがけで艶は出るのですが、凸凹をうめるような単位ではありません。
もし仕上がりの滑らかな面を求めるなら、紙やすりの#400,#600,#1000あたりでいかにきれいにするかが分かれ目となるでしょう。
と言っても、どこまでやれば良いのか、素人にはよくわかりません。(そのときは)
一つの見方として、木目に捕われず、灯りを写り込ませて斜めからみて、光がその番手なりに滑らかに写り込むことが目安になると思います。
正面からでは木目でよくわからなくても、斜めから灯りにかざすと磨き残しがよくわかりますので、その磨きムラをしつこく磨くのが勝利への道となるでしょう。
こうすると、#1000あたりでかなりきれいな面になると思います。
(2) ブリッジをいつ付けるか?
面を磨くのも、塗装するのも、一番厄介だったのが、前面のブリッジ付近。
これが無ければ、表も裏もかなりキレイに磨けたでしょう。
できれば塗装後に貼り付けたいくらいです。少なくとも、下地の磨きが納得いくまで滑らかになってから貼り付けた方が良かったと思います。
(3) ブリッジの高さは納得いくまで削る!
説明書でも書かれていましたが、ブリッジの高さは弦高に直結するので、納得行く高さになるまで削るべきでしょう。
ブリッジの素材が始めは7mmくらいありました。弦高3mmを目指して、約3mmを削り取りましたが、仕上がってみると、弦高がネックの上から下までほぼ均一になり、これまで触れたギター系では一番弾きやすいものとなりました。この点は、今回こだわってよかった勝ち星となりました。
(4) ボンドの貼り付けは丁寧に!
ネックと本体や本体とブリッジを貼り付けるときに、説明書では「木工用ボンドをたっぷりと」のように書かれていましたが、実際塗装すると、見事に弾いて色ムラの原因となりました。
一回ついてしまうと、そんな隅っこをキレイに剥がすことはできず、本体の板厚からしてそんなに力も入れられません。
結論として、いかにはみ出さないようにキレイにボンドを盛るかにつきると思いました。
(5) 塗料は慎重に選択すべき!
今回、「環境にやさしいニス」「小さい子が舐めても安心」なる謳い文句で家庭の木工用ニスを採用しましたが、塗ってビックリ、油性ニスでした。(筆洗いも溶剤が必須と後で気づいた次第です。)
そのため、木への染み込みが浅く、塗りムラや磨き剥がれの原因となりました。
木への塗装は、スプレーの顔料塗料が無難ですが、木目を活かすなら、染料系の木を染めるニスの方が向いているように思います。表面のつや出しは最後にクリアをかければなんとでもなるでしょう。
(6) 塗装は根気よくタレを防止!
今回は塗料で意表をつかれたのもありますが、初回で残ってしまったタレは最後まで消せませんでした。色を付けることばかりを気にして塗ってしまったのが敗因かと思っています。
実際仕上げてみると、多少の色ムラよりタレの方がよっぽど強烈な明暗で残ってしまいます。
だから、多少塗料が乾き始めてタレなくなるまで、しつこく筆で伸ばした方が早道でした。最後の塗装やその後のクリアでは実践できましたが、初回&2回目で残ったタレは結局消えなかったのが痛恨の想いです。
さて、こんな反省点だらけのウクレレ製作でしたが、できあがってみれば、あばたもエクボのかわいいウクレレです。表面の艶にこだわったせいかはわかりませんが、弦がこなれてきたら結構いい音が出てきました。
3500円のキット代よりははるかに高い塗料代がかかりますが、その辺の安物ウクレレよりは価値ある一台になるのではないかと思います。
(もちろん、本格的なプロの仕上げのウクレレ方が見た目も音も良いのは明白ですが...)
これからウクレレ製作に挑戦される方は、これらの反省点を参考に、素敵なウクレレを作ってください。
優雅に本革をまとったスピーカー!!
上質な外観から再生されるのは、
上質な音像が広がる高解像音空間!
「BauXarMarty 101 Limited Edition」新登場!!
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遠目で眺めながら、反省しきりです。
そこで、「もし次につくるなら」と仮定してウクレレ製作の反省点をまとめてみました。
(1) 仕上がりにこだわるならヤスリ掛けが勝負!
塗装やクリア&バフがけで艶は出るのですが、凸凹をうめるような単位ではありません。
もし仕上がりの滑らかな面を求めるなら、紙やすりの#400,#600,#1000あたりでいかにきれいにするかが分かれ目となるでしょう。
と言っても、どこまでやれば良いのか、素人にはよくわかりません。(そのときは)
一つの見方として、木目に捕われず、灯りを写り込ませて斜めからみて、光がその番手なりに滑らかに写り込むことが目安になると思います。
正面からでは木目でよくわからなくても、斜めから灯りにかざすと磨き残しがよくわかりますので、その磨きムラをしつこく磨くのが勝利への道となるでしょう。
こうすると、#1000あたりでかなりきれいな面になると思います。
(2) ブリッジをいつ付けるか?
面を磨くのも、塗装するのも、一番厄介だったのが、前面のブリッジ付近。
これが無ければ、表も裏もかなりキレイに磨けたでしょう。
できれば塗装後に貼り付けたいくらいです。少なくとも、下地の磨きが納得いくまで滑らかになってから貼り付けた方が良かったと思います。
(3) ブリッジの高さは納得いくまで削る!
説明書でも書かれていましたが、ブリッジの高さは弦高に直結するので、納得行く高さになるまで削るべきでしょう。
ブリッジの素材が始めは7mmくらいありました。弦高3mmを目指して、約3mmを削り取りましたが、仕上がってみると、弦高がネックの上から下までほぼ均一になり、これまで触れたギター系では一番弾きやすいものとなりました。この点は、今回こだわってよかった勝ち星となりました。
(4) ボンドの貼り付けは丁寧に!
ネックと本体や本体とブリッジを貼り付けるときに、説明書では「木工用ボンドをたっぷりと」のように書かれていましたが、実際塗装すると、見事に弾いて色ムラの原因となりました。
一回ついてしまうと、そんな隅っこをキレイに剥がすことはできず、本体の板厚からしてそんなに力も入れられません。
結論として、いかにはみ出さないようにキレイにボンドを盛るかにつきると思いました。
(5) 塗料は慎重に選択すべき!
今回、「環境にやさしいニス」「小さい子が舐めても安心」なる謳い文句で家庭の木工用ニスを採用しましたが、塗ってビックリ、油性ニスでした。(筆洗いも溶剤が必須と後で気づいた次第です。)
そのため、木への染み込みが浅く、塗りムラや磨き剥がれの原因となりました。
木への塗装は、スプレーの顔料塗料が無難ですが、木目を活かすなら、染料系の木を染めるニスの方が向いているように思います。表面のつや出しは最後にクリアをかければなんとでもなるでしょう。
(6) 塗装は根気よくタレを防止!
今回は塗料で意表をつかれたのもありますが、初回で残ってしまったタレは最後まで消せませんでした。色を付けることばかりを気にして塗ってしまったのが敗因かと思っています。
実際仕上げてみると、多少の色ムラよりタレの方がよっぽど強烈な明暗で残ってしまいます。
だから、多少塗料が乾き始めてタレなくなるまで、しつこく筆で伸ばした方が早道でした。最後の塗装やその後のクリアでは実践できましたが、初回&2回目で残ったタレは結局消えなかったのが痛恨の想いです。
さて、こんな反省点だらけのウクレレ製作でしたが、できあがってみれば、あばたもエクボのかわいいウクレレです。表面の艶にこだわったせいかはわかりませんが、弦がこなれてきたら結構いい音が出てきました。
3500円のキット代よりははるかに高い塗料代がかかりますが、その辺の安物ウクレレよりは価値ある一台になるのではないかと思います。
(もちろん、本格的なプロの仕上げのウクレレ方が見た目も音も良いのは明白ですが...)
これからウクレレ製作に挑戦される方は、これらの反省点を参考に、素敵なウクレレを作ってください。

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