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良 感 探 訪!
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プロフィール

ki4_zou

Author:ki4_zou
アタラシもの&車好きのテクニカル・ライター。「伝える」と「伝わる」、「わかった喜び」を考えながら、日々テクニカル・コミュニケーション&タイムドメインスピーカーを手にしたチューニング・製品開発に精進しています。

良感ってなに?
「良感」って聞いた事がない言葉ですよね。
それもそのはず、何しろ勝手に作らせていただいた言葉ですから。

きっかけは、イタリア語の"simpatico"(aは`付)という言葉。
伊日辞書では「いいかんじ」になるのですが、巷で使われている「イー・カ・ン・ジ」とは、ちょっとニュアンスが違います。イタリア人は、見た目の善し悪しだけでなく、内面的な好感や親しみをこめて使っています。そんな言葉と「イー・カ・ン・ジ」を区別して使いたいと思い、「良感」と表現した次第です。

このブログでは、そんな好感や親しみの持てる言葉/話/物/人を取り上げて、人々に本当に役立つ話題や、世の中が朗らかになる話題を書き留めています。昨今殺伐とした社会生活が、少しでも明るくなり、人々が仲良く共生できるようになればと願っています。
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耳より情報
自然な音で録れるエノキダケマイク「モバイルタイムドメインマイク Gufo F」


2017/4/18〜21にTOWER RECORD ONLINEでポイント12倍セール開催!!
「KIセット」とは?
タイムドメインスピーカーのチューニング工房「カッパー・インフィニート(Kappa Infinito)では、「好奇心無限大」をコンセプトに、いかに価格以上の美味しさを楽しんでいただくかを考えています。

カッパー・インフィニートが選んだ製品は、どれも「何も足さない、何も引かない」という方向に適したスピーカーやアンプ、DACを取り揃えています。
製品単体でも十分「秀でている」ものですが、本来その製品が持つポテンシャルを引き出して、一番美味しい状態を楽しむには、多少工夫が必要です。

それをカッパー・インフィニートで試行錯誤した結果、必要なものをセットにしたのが「KIセット」です。

light インツイートKIセット
 intuito_001.jpg
チューンドTIMEDOMAIN light+インシュレーターという「light インツイート」に対して、さらにその能力を生かす電源フィルターをセットにしたのが「light インツイート KIセット」です。
倍音重視のインツイートチューンと超高階像音のいいとこ取りセットとなります。


iFi-Audio nano iOne KIセット
20170504_iOne11.jpg
Bluetooth無線接続と市販音源に十分なDSD11.2MHz、PCM384kHzまで対応した高コスパUSB DACを据置機として使う場合に振動による音の劣化を防ぐために、インシュレーター、ケーブルを伝わる縦振動対策となる推奨USBケーブルをセットにしています。


iFi-Audio micro iDSD BL KIセット(写真はmicro iDSD)
KIinsu_02.jpg
基本的な性能はmicro iDSD単体に依存していますが、大きな筐体ゆえに発生しやすい振動による音の劣化を防ぐために、インシュレーターとケーブルを伝わる縦振動対策となる推奨USBケーブルをセットにしています。


Lotoo PAW Gold2 KIセット
PAWGOLD2_02.jpg
単体で並外れた性能を持つLotoo PAW Goldを、据置機として使うとき損なわないためのインシュレーターをセットにしています。また、市販としてはトップクラスの低ジッター設計であるLotoo PAW Gold2ならではの。音楽専用microSDカードと共に、その特別な再生環境をお楽しみいただけます。


>iFi-Audio iPurifier AC KIセット
iPurifierAC-KI.jpg
コンセントに差すだけで周辺の機器の電源ノイズを低減できるiFi-Audio iPurifier ACは、アース端子付き仕様となっています。オーディオ用にアース付きコンセントを用意していない方にも、iPurifier ACを気軽にお使いいただくために、2P変換アダプターとアースケーブルをセットにしています。



ご興味のある方、一度聴いてみたいという方は、お問い合わせフォームからご予約ください。休日も事前のご予約にてご利用いただけます。

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たった2本のスピーカーで、立体的な音を再現できるタイムドメイン!
それは実際どんな音なのか?
タイムドメインスピーカー&チューニングモデルの試聴室!
タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室
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CD音源再生を極めるプレーヤー"Lotoo PAW Gold2"のミニレビュー
2018年2月10日に発売された”Lotoo PAW Gold2
PAWGOLD2_06.jpg

2014年12月発売の”Lotoo PAW Gold”のマイナーチェンジモデルです。

生産委託先が変更になったのに伴い、若干使用部品が変わっているようですが、基本設計に変更はないとのこと。

というか、すでに”Lotoo PAW Gold”でやり尽くした完成度なので、あまり弄りようがないようです。

また、2018年夏頃には、Lotooから”PAW Gold Touch”という、タッチパネル式の新モデルが発売されるとのことで、こちらを待ち望んでいる方も多いのではないでしょうか。

20180701_PAWgold2_17.jpg

では、いまさらなぜカッパー・インフィニートとしてCD音源再生に「Lotoo PAW Gold2」を推奨するかというと。。。

(1) DSDもPCMもネイティブ再生可能なバーブラウンのDACチップを積んでいること。

(2) 市販品としては格段に高精度なジッター性能(時間軸のブレ具合)を持っていること。

(3) 固くて小さい塊感のある筐体がタイムドメイン的な振動対策にもっともてきしていること。

(4) 電源周りやマイコンノイズ関係のノイズ対策が万全なこと。

(5) Lotoo社として、音質的なフラッグシップ機として今後も継続生産すること。


そう、PAW Gold TouchもPAW 5000 Mk2もDACチップには旭化成社製のAKシリーズが搭載されているわけで、実際に何もしないバーブラウンチップと比べると、何かしている音なわけです。

一般的にはヘッドフォン使用では問題ないクオリティにはなっていますし、モバイル機器としての使い勝手は、PAW Gold Touchの方が優れているかと思います。

ただ、タイムドメインスピーカーの高解像モデルである、TIMEDOMAIN Yoshii9 MK2やmidTowerトカンテ、TIMEDOMAIN-Lab i-Side 、lightインツイートでは、何かしているDACチップでは究極のパフォーマンスが得られないわけです。

また、ずっしりと重いLotoo PAW Gold2は、モバイルというより家庭で使用する据置プレーヤーとして、振動対策や電源対策が行き届いた、唯一無二のプレーヤーと考えます。

もし、これまでCD音源の真価を聴くために、いろいろなプレーヤーやDACを試して納得できていない方には、是非一度時間軸精度と振動対策を兼ね備えたPAW Gold2+タイムドメインスピーカーの音を聴いてみてください。

PAW Gold2には、今まで解けなかった謎の答えが、いろいろ詰まっていると思います。

正に、好奇心をくすぐる究極のCD音源再生プレーヤーが” Lotoo PAW Gold2”というわけです。

カッパー・インフィニートでは、この” Lotoo PAW Gold2”で最高のパフォーマンスを引き出していただきたく、KI特製インシュレーター"Calma"との組み合わせで販売しております。

20180701_PAWgold2_12.jpg

振動対策が行き届いているPAW Gold2とはいえ、やはり置き台との間で音が加わってしまいます。
そして、そのピュアさ故にその僅かな音の劣化もタイムドメインスピーカーではわかってしまいまうため、インシュレーターの併用がおすすめというわけです。

柔軟性のあるインシュレーターは、4分の1くらいのところで凹みを作ることで、プレーヤーの置き台としても役に立ちます。
20180701_PAWgold2_13.jpg
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また、よりディスプレーを見たければ、垂直に立たせることも可能です。

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いずれにしろ、置き台とプレーヤー本体との間には緩衝材が入りますので、プレーヤーの振動吸収と、置き台から反射する音は抑えられ、ピュアな再生を劣化させずに楽しむことができます。

さらに、カッパー・インフィニートでは、PAW Gold2のピュアさをご堪能いただきたく、ご購入いただいた方には音楽再生専用SDカードをプレゼント中。

音楽再生専用SDカードの実力も併せてお楽しみください。

20180701_PAWgold2_11.jpg

タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室では、Lotoo PAW Gold2をはじめ、PAW 5000MK2、PAW Picoの試聴機をご用意しております。

特にPAW Gold2をじっくり試聴できるお店はかなり少ないと思いますので、是非この逸品を静かな家庭環境でご試聴いただければと思います。

ご興味のある方、一度聴いてみたいという方は、お問い合わせフォームからご予約ください。休日も事前のご予約にてご利用いただけます。

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電源フィルター "iFi-Audio iPurifier DC2"のミニ・レビュー!
英国iFi-Audio社が開発したDC電源フィルターのベストセラー「iFi-Audio iPurifier DC」が2年4ヶ月ぶりにリファインされ、「iFi-Audio iPurifier DC2」となって発売されました。

iPurifierDC2_01.jpg

主な変更点はメーカー発表によると、
●新しいパナソニック製のSP-Capポリマー・アルミニウム・キャパシターは、超低ESR(等価直列抵抗)を備え、より優れたノイズ低減性能を示し、従来以上に温度と周波数も安定
●新しい高精度MELF(Metal Electrode Leadless Face)抵抗器がより優れた正確性、安定性、信頼性、パルス負荷能力を実現
●新しいカスタム・オペアンプがさらなる超低ノイズと高速性を実現
●新しい銅合金シールドがより優れたEMI(電磁干渉)保護を実現

ようするに、

「内部の部品を見直して、ノイズ低減性能の正確さ、安定性、信頼性を向上しました」

ということです。

基本的なしくみや機能は変わらず、細部をリファインしたということですね。

さて、実際の製品はというと、

iPurifierDC2_02.jpg

本体カラーがグレーからホワイトへと変わっていました。

従来から添付されていた5.5.×2.5mm、3.5×1.35mmアダプター&ケーブルに加えて、極性変換コードが同梱されるようになりました。

基本的にセンタープラスに対応していて、センターマイナスの機器をつなぐと、エラーランプで警告する仕様でしたが、それを解決するアダプターまで同梱したということです。

iFi-Audio社は相変わらす、ユーザー思いの製品内容ですね。

新旧モデルを並べると、

iPurifierDC2_03.jpg

少し長くなっていました。

iPurifierDC2_04.jpg

太さは変わらないようです。

さて、性能的にはどうなんでしょう?

そこで、タイムドメインスピーカーの中でも一番高解像なTIMEDOMAIN Lab i-Side SQ-13で、新旧モデルを聴き比べてみました。

とりあえず、デイブ・ホーランドの2009年ライブ音源を聴いてみると、いきなり冒頭の拍手やMCで違いが出ますね。



まずは、旧モデルiPurifier DCから。

iPurifierDC2_07.jpg

何も付けない状態と比べると、やはり無音の静かさが印象的。

ベタベタ聴こえていた拍手が、くっきり聴こえます。

その分音粒一つ一つがくっきりするので、音量が少し上がったように感じます。


さて、新モデルiPurifier DC2に取り替えると、

iPurifierDC2_05.jpg

取り替えた直後は、わずかにさらにスッキリするというか、透明度があがったような気がします。

が、絶対的にどのくらいよくなったかは言い表せないくらいの違いという印象。


では、旧モデルiPurifier DC+カッパー・インフィニート特製ファインメットフィルターを取り替えてみると、、、

iPurifierDC2_08.jpg

そもそも拍手の音数が増えました〜。

さらに、MCのしゃべりの余韻が広くなり、ステージの奥行きが広がった印象です。


では、新モデルiPurifier DC2+ファインメットフィルターに取り替えると、、、

iPurifierDC2_06.jpg

これも、取り替えた直後は、さらに音粒が少しくっきりするような印象ですが、それほど大きな差ではないかもしれません。

まとめると、

 フィルターなし<<<<<<<<DC<DC2<<<<<DC+FMフィルター<DC2+FMフィルター

と言ったところでしょうか。

新旧モデルの違いよりは、ファインメットフィルターを上流に入れるか入れないかの方がはるかに大きな差のようです。


というわけで、カッパー・インフィニートとしては、引き続きファインメットフィルター付きの「FMケーブルセット」押しとなりますね。

iFi-Audio iPurifier DC2 FMケーブルセット( )
iPurifierDC2_09.jpg

タイムドメイン lightやmini、BauXar Marty101、Jupity301、IOデータ Soundgenic等のEIAJ#4プラグを使用している機器には、こちら。

iFi-Audio iPurifier DC FM変換ケーブルセット
iPurifierDC2_09.jpg

なお、すでにiPurifier DCをお使いの方が買い換える必要なないかと思います。
新型もそこそこ熱く(触れるけど熱目)なりますが、現在DC12V以上で使用していてかなり発熱が多めの場合、本体が大きくなって動作安定性を改良したというメーカーの説明からすると、買い足して取り替えてよいかもしれません。
外した旧モデルはより電圧の低い機器で再利用するなら、問題なく使えるかと思います。

また、モデルが切り替えとなりますので、以後の販売はiPurifier DC2となります。

試聴室にはデモ機がありますので、興味がある方は是非タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室をご利用ください。

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アナログオーディオフェア2018に行ってきました
2018年6月9日~10日に東京・秋葉原の損保会館で開催された「アナログオーディオフェア 2018」に行ってきました。

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アナログ・オーディオ・フェアは、レコード再生関連の業者が一同に会する展示会です。レコードプレーヤや真空管アンプ、アクセサリー、中古レコード屋さん並び、ヘッドフォン祭りよりだいぶ年齢層の高い方々で大盛況でした。




今回の目的は、TIENから発表される新製品TT5と、生島氏&石黒氏の試聴&トーク「JazzとEQカーブの危険な関係」。
濃い内容が休憩なしで続きます。
というか、今回のトップウィング・サイバーサウンド・グループブースは、イベントが目白押しで、他のブースに一歩も出れずに終わりそうな山盛り状態。

今回は時間の都合上、2つに絞っての参加です。

まずは、トップウィング・サイバーサウンド・グループを率いる佐々木原氏の挨拶。

でもこの目白押しイベントのせいか、これまで最短の時間でした。

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さて早速本題のTien Audio TT5発表会が始まりました。

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Tien Audio社代表ジェフ・ティエン氏が来日され、直接説明してくれました。

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TT5は、昨年発売のTT3に台座兼トルクコントローラーを加えた、TT3発展バージョンとのこと。

その特徴は、ターンテーブルの回転トルクに着目し、ベストな状態で再生できるシステムにステップアップしています。

そもそもの話から説明を要約すると、

(1)アクティブ駆動のカッティングマシンと、パッシブ駆動のプレーヤーでは、回転の意味が全然違う。
 ※言われてみれば、素材を掘り進む刃と、溝をなぞるカートリッジの針では応力のかかる方向が違いますね。

(2)カッティングマシンの方式でも、溝の形状が異なり、最適値が違う。

(3)過剰なトルクで再生すると、針が暴れて本来の情報量が引き出せない。
 ※凸凹道をスピードを上げて走る車とゆっくり走る車ではトレース性が変わるのと同じ、との例え。


(4)駆動トルクは小さい程針先の情報を拾える。
通常のダイレクトドライブプレーヤーが1.5~2.5kgf/cm、ベルトドライブプレーヤーが0.55kgf/cmに対して、TT3は0.06kgf/cm×3と、かなり小さいくなっていますが、TT5では、それをさらに標準、弱、最弱の3段階に切り替えられるようにして、カッティングマシンの特性に合ったトルクを選べるようにしたものです。


(5)台座としては、米国スティール・ポイント社の点接点足を採用し、台からの影響を極力回避した。

うんちくも熱が入っていましたが、やはり聴いてなんぼ!

トルクを弱くしていくごとに、聴こえていなかった細かい音やニュアンスが聴き取りやすくなりました。

これは効果絶大ですね。

そこまで考え抜いたジェフ・ティエンさんに敬服する次第です。

ただし、トルクを最弱にすると、回転の上下に多少時間がかかるようで、とくかく回しっぱなしにしていました。

このTT5も、トップウィング・サイバーサウンド・グループからの発売となります。

価格・発売時期ともに未定とのことでしたが、楽しみな製品です。


続いて、生島氏&石黒氏の試聴&トーク「JazzとEQカーブの危険な関係」

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生島氏は、ディスクユニオンJazzTOKYOの店長をされていると共に、レコードのコレクターとしても様々な知識を持っている方です。

その生島氏が、昨年フォノイコライザー&ADコンバーターの「M2TECH Joplin MKII」を導入されて以来、これまで所有していたアナログレコードのイメージが大きく変わっていったとのことでした。

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石黒氏は、アコースティックリバーブブランドで有名な関口機械販売(株)の代表であり、独自のアイディアの製品を世に送り出されています。

主な話は、1954年に制定されたアナログレコードEQカーブの統一規格「RIAA」が、本当に採用されていたのか?

という話。

特に古いJazzレコードを愛聴している方には、必須の話になります。

そこで、定番や秘蔵のアナログレコードを、RIAAと最適と思われるEQカーブで聴き比べてみようという企画です。

実際に何枚も聴かせていただきましたが、これが意外に差がよくわかるもので。。。

最適なEQカーブの方が、その楽器らしさがすぐわかったり、気づかない音が気づくようになったりと、会場の観客の反応も自分の聴感もほぼ同じでした。

石黒氏は、奥行きも違うとのことでしたが、タイムドメインスピーカーではなかったので、奥行きはつかみづらく、よくわかりませんでした。

ただ、楽器の種類は一聴瞭然!!

レトロの音でなんとなくモヤっとしていたものが、すっきり晴れて生々しく聴こえました。

この標準カーブに従わなかったレーベルはかなり多いようで、例えばコロンビアは、1981年に設備を一新するまでは、どうやらコロンビアカーブを使い続けていたのではないかとのこと。

マイルス・デービスの作品の多くはこの影響を受けるはずです。

ところが、マイルス・デービスが愛用していたオーディオのが「McIntosh」

そして「McIntosh」アンプのEQカーブは長らくコロンビアカーブだったそうです。

これならマイルス・デービスからクレームがきませんね!

このEQカーブ問題。

基本的には、聴いて試すしかないとのこと。

M2TECHのJoplin MKIIは、25種類のEQカーブを選べるもので、現在最強のフォノイコラーイザーとなっています。

Joplin MK2については、こちらからお問い合わせください。

もう少し手軽にEQカーブを選べるのが、iFi-Audio micro iPhone 2 KIセット
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micro iPhone 2は、6種類のEQカーブが選べるフォノ・イコライザーです。
正しいEQカーブを聴くための最小必要条件となります。


もう一つは、iFi-Audio Retro STEREO 50

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真空管アンプですが、DSD DACとフォノイコラーザーを内蔵しており、6種類のEQカーブを選べる仕様です。

しかし、このRetro STEREO 50のイコライザーカーブは、トーンコントロールの組み合わせで実現しています。

石黒氏の話では、元々アンプには1種類のEQカーブしか持たないものが多く、EQカーブが合わないときに歪みを直すために設けられたのがトーンコントロール調整とのこと。

本来トーンコントロールで低音強調とか高音強調とかにして聴くのは邪道だったわけですね。

Retro STEREO 50のトーンコントロールによるEQカーブは本来の使い方ということのようです。

そうすると、一つ裏技が使えるということではないでしょうか?

Retro STEREO 50には6種類のEQカーブの組み合わせ設定が表示されています。

しかし、それ以外のEQカーブについても、トーンコントロールの調整で探すことが可能ということ!

さて、いくつのEQカーブに対応できることでしょう!

自分の持っているアナログレコードに対して、納得いくまで最適EQカーブの組み合わせを探すのも、楽しい趣味になりそうです。

ちなみに、正しいEQカーブを自分の耳で探すわけですが。。。

タイムドメインスピーカーでも上位機種やKIチューンモデルを使えば、比較的簡単に探すことができます。

基準は3つ。

(1)楽器らしさが、一番あるところ。

(2)ボーカルの声が、一番人間っぽく聞こえるところ。

(3)奥行きや奏者の立ち位置関係が、一番明瞭に定位するところ。

中には録音自体が歪んでいるものもあるようで、一筋縄ではいかない部分もありますが、

立体音が再生できるタイムドメインスピーカーなら、少し慣れれば簡単に見つかるでしょう。

タイムドメインスピーカーについては、こちらをどうぞ。


さて、今回のイベントでは、EQカーブの重要性が再確認できました。

また、生島氏や石黒氏、他の観客の皆さんと、試聴感覚のキャリブレーションもできたので、

改めて参加してよかったと思います。



その他の会場では、あまり目に止まるものはなかったのですが、2Fに「オーディオみじんこ」さんのブースがありました。

お客さんがひっきりなしで、なかなかの人気です!

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そこで、ツイッターでも話題になっていた「大蛇」を見て、持ってみました。

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見た目はまさに「大蛇」

だた、実際に持ってみると、意外に軽くプニュプニュした柔らかい触り心地!

硬くしっかりしたケーブルではないのが、さすがオーディオみじんこさんですね。

外見からは想像つかない柔らかさは、この長さでちょうど2周以上巻ける柔軟性ですから、振動対策的にも良い結果となりそうです。

アナログオーディオ界は、まだまだ年齢層が高いですが、近年のアナログブームで楽しみが若い層にも広がるといいですね。

カッパー・インフィニートで紹介するアナログ機器は、DAC感覚で使えるものが多いので、泥沼にははまらず気軽にアナログを楽しめる提案ができると思います。

興味がある方は、是非タイムドメインスピーカー雑司が谷試聴室をご利用ください。

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春のヘッドフォン祭2018に行ってきました
2018年4月28日~29日に東京・中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭 2018」に行ってきました。

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ヘッドフォン祭は、ポータブルオーディオ関連の国内外約120ブランドが一同に会する展示会です。大小ヘッドフォンメーカーだけでなく、プレーヤーやDAC他、最新の製品がずらりと並びます。



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今回の大きな目玉は、iFi-AudioとLotooから発表される新製品。

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今回も、各メーカーの開発者が来日され、直接説明してくれました。

まずは、輸入元トップウィング社の佐々木原幸一氏のあいさつから。
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タイムドメインスピーカーとも相性の良い、秀逸な製品を世界中から発掘してくれている方です。
また昨年は、トップウィングブランの製品「TopWing カートリッジ 青龍」を発売。
カートリッジメーカーとしての処女作が、世界中の賞を受賞しています。

さて、最初の新製品発表はiFi-Audioの新シリーズ”xDSD"
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コンパクトなnanoシリーズ相当のサイズに、microシリーズの性能を詰め込んだとのこと。

PCM768kHz、DSD22.6MHzのハイレゾ対応となるとともに、Bluetooth無線接続と新フォーマットMQAに対応していることです。

iFi-Audio nano iOneのデザインをコンパクトにして性能アップを図ったという位置づけでしょうか。


最近注目のMQAフォーマット対応については、詳しく理解していなかったのですが。

今回MQAの仕組みについてもMQA JAPAN代表の鈴木弘明氏から詳しい説明があり、そのしくみや利点がよくわかりました。
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MQAとは、要するに既存のCDフォーマットとの互換性を持ちながら、96kHzまでの可聴域を超える情報を記録することができ、しかもファイル容量が小さいということでした。

通常のCDやDVDフォーマットでは、理論上22kHzもしくは24kHzまでの情報しか記録することができません。

MQAでは24kHzを超える部分については、24~48KHzと48~96kHzの2段階で、CDではノイズフロア以下となる微小レベル部分にロスレスで書き込むという手法で、既存のCDフォーマットとの互換性を保ちつつ、ハイレゾ情報を記録しているというわけです。

MQAの詳細は、下記資料を参照。
日本オーディオ協会のJASジャーナルに公開された開発者によるMQAのコンセプト&技術資料

これって、たとえば、CDの44.1kHz/16bitという規格に対して、何桁とは言えませんが下位ビットはほとんど関係なかったということになりますね。

以前44.1kHz/14bitしか処理できないPhilipsのDACチップTDA1540と16bitまで処理できるTDA1541を聴き比べたことがありましたが、ほとんど違いがわかりませんでした。
16bitですら使い切っていないのに、44.1kHz/24bitでハイレゾと言われても、その恩恵が実感できないのは正しい聴覚だったということかもしれません。

やはりスペック数値より聴感の方が正しい価値判断になるので、みなさんご自身の直感に自信を持っていいと思います。

さて、MQAにすることで得られる利点というのは、インパルス応答が改善なるとのこと。

そう「タイムドメイン」が向上するということです。

これまで24kHzまでの情報から全体を想像して再生していたところを、MQAではその上の続きとなる「正解」が記録されているわけですから、24kHz以下の再現性の精度が格段に向上するというのが、一番の恩恵のようです。

そのため、MQAフォーマットのCDを普通のCDプレーヤーで再生するだけでも、インパルス応答の向上(タイムドメインの向上)効果があるとのこと。

音楽再生を突き詰めていくと、「インパルス応答」「タイムドメイン」に行き着くんですね。

タイムドメインスピーカーでは、何年も前から常識だったんですけどね。

20180403-hpf2018_13.jpg


xDSDの説明の中でもトルステン博士から何度も「タイムドメイン」の言葉が出てきました。

DACの設計についても「タイムドメイン」(時間軸忠実性)は重要とのこと。

しかしながら、タイムドメインを崩すデジタルフィルターは、インパルス応答重視の「Listen」モードまでで、残念ながら「BitPerfect」モードは搭載されないとのことでした。

だから、micro iDSDmicro iDAC2をお持ちの方は、引き続きご愛用くださいね!!

MQAに対しても、ダウンロードページからファームウェアVer.5.3をアップデートすることで対応可能です。

逆に、デザインや携帯性重視ならiFi-Audio xDSDがオススメです。
アルミメッキの美しい仕上げに、携帯と合わせた時の指のかかりがフィットする波型デザインは、持ち歩く度に馴染んでいくことでしょう!!


続いては、Lotooの新製品「PAW Gold Touch」の発表。
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Infomedia社代表のトニー・ワン氏自らが登壇し、新製品について説明していただきました。

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Lotoo PAW Gold TOUCHの特徴をまとめると、LotooOSによる速い操作、DSD22.6MHz/PCM768kHz対応、バランス出力4.4mm5極端子対応、Bluetooth接続(受信・送信)対応といったところでしょうか。

今回は、DACチップに旭化成のAK4497を搭載。

DSDやPCM音源を再生するだけでなく、DSD→PCM変換再生、PCM→DSD変換再生も可能とのこと。
また、Bluetooth無線接続も搭載し、USB DACとしても使えるようになりました。

現行機種のLotoo PAW Gold 2とは趣向が違って、タッチパネル操作&多機能路線の追加機種ということでした。

なお、Lotoo PAW Gold 2は引き続き生産・販売されるとのこと。

ピュア再生にこだわる方・据置プレーヤー選びで迷走されている方は、据置プレーヤー究極の形としてタイムドメイン的におすすめのLotoo PAW Gold 2の方をどうぞ。

操作性重視ならば、2秒起動でタッチ画面なのにサクサク操作できるPAW Gold TOUCHがオススメです。
こういったちょっとした快適性は使い続ける程、ありがたみが浸みてくるでしょう。


次は、XI Audio(イレブン・オーディオ)の試作DACをXI Audio代表のシャオ・チー氏から説明がありました。

20180403-hpf2018_06.jpg

R2R方式というDACは、一般的なデルタΣ変換ではなく、ラダー抵抗を使ったもので、音源に対する忠実度が格段に上がることが特徴とのこと。

この方式は他社でもあるが、いずれも1千万円を超えるような機器となっている。
XI Audioでは、これを10分の一以下での価格帯で製品化を目指しているそうです。

シャオさんからの説明の中でも「タイムドメイン」という言葉が聞かれて、わかっている人は時間軸に注目していることがよくわかりました。

まだ、発売時期は未定で2018年夏頃とのこと。

NOSDACタイムドメインスピーカーで聴いている音に比べて、どのくらいのものか、発売が楽しみな製品です。


さてさて、ヘッドフォン祭の会場は、到底1日では見切れないボリュームです。

なので、毎回タイムドメインスピーカーの上流として有用なものというテーマで絞って、面白そうな製品をチェックしています。

今回のヘッドフォン祭りで目に止まった注目製品を、いくつか試聴してきました。

一つ目は、KORG社のNutubeを使用したアンプキット「Nu:Tekt HA-KIT」。
20180403-hpf2018_11.jpg

これは、ポータブルヘッドフォンアンプで、単三電池2本で駆動できるとのこと。
キットなので、自分で半田付けして仕上げます。
ケースもついているので、興味がある人にはとっつきやすいと思います。

さて、音はというと、真空管らしくかっちり速い音ですね。
ただ低音の膨らみが若干気になりました。
見た感じケースへのマウントや閉じるか閉じないかで、音が変わってくる気もします。

「Nu:Tekt HA-KIT」はこの夏発売予定とのこと。

2つ目は、ポータブルプレーヤーの「HiFiMAN R2R2000」。
20180403-hpf2018_09.jpg

HiFiMANは、かつてHM−602というNOSDACプレーヤーを生産していたメーカー。
HiFiMAN R2R2000には、DACチップにバーブラウンのPCM1704K(R2R DACチップ)搭載とのこと。

その音はというと、microSDカード簡単には入れ替えられない仕様で、いつもの音源ではチェックできず。

音の印象は良かったのですが、なにぶん操作が不安定であまりじっくりは聞けませんでした。

こちらは発売時期、価格ともに未定とのこと。


3つ目は、CHORD社のMojoPolyというSDカードプレーヤー(状態)。
20180403-hpf2018_10.jpg

Mojoは、DACチップを使わず、コンピューターで計算してDA変換を行うという製品。

そのMojoにオプションのSD カードリーダー兼サーバ機能を持つ「Poly」を合体させたのが、「SDカードプレーヤー状態」です。

操作は、全てiPhoneアプリで行う仕様。

PolyがアクセスポイントとなるWiFi通信でLANに接続し、DLNAサーバやAirPlayとして認識できます。
iPhoneとは、Poly専用アプリでLAN経由で接続し、選曲、再生、各種設定が可能です。

というか、本体にはMojoの3つのボタン(インプット選択、音量+、音量ー)しかないので、SDカードを差し替えた時のリスト認識や、曲選択、早送り等もすべてアプリ経由の操作となります。

ただこの操作のタイムラグがなんとも慣れない。
まだ、作り込みに改善の余地がありそうです。

さて、手持ちの64GB microSDカードは、Mojo+Polyでちゃんと認識し、音をチェックすることができました。

音は、すっきりかっちりした音で良い印象です。DACチップで言うとESS系に近い印象でした。
とても明瞭ではありますが、奥行き感があまりない硬めの音なのが若干気になりました。


今回、ポータブルプレーヤーやDACの試聴がメインだったわけですが、USBカメラアダプターを忘れるという失態が反省点です。
用意された試聴機頼りでは、それぞれのくせの掛け算なので、なかなか実力が見切れません。

試聴対象意外は極力いつもの環境にしたいところですが、試聴用micro SDカードも認識しない時があったりと、あの会場内で聞き回るのは難しいですね。

唯一ヘッドフォンは、自前のSoundMAGIC E10Cで聴けたので、ヘッドフォンのくせは回避して聴けました。

次回は、SDカードも試聴maxカードと最小限のカードを用意していこうかと思います。

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